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2012-01-29(Sun) [長年日記]

_ 『ゾンビの作法 もしもゾンビになったら』──あなたがゾンビになった時のために!

ゾンビの作法 もしもゾンビになったら(ジョン・オースティン/兼光ダニエル真)

「あなたがゾンビになった時のために!」というハウツー本が本書。

もちろんネタ本なのだが、真面目に考察しているところがおかしい。本書で取り上げられている内容をまとめるとこんな感じ。

  • ゾンビとは
  • ゾンビの特徴
  • 食料である人間について
  • 人間の狩り方
  • 移動手段
  • 人間への攻撃方法
  • 人間の食べ方
  • 仲間を増やし方
  • 最後の時の迎え方

バカバカしいといえば、それまでだが、囮を使って人間を罠にかける方法やひき逃げされたふりをして自動車を止める方法などなど、ゾンビ映画をよく研究しているなーというのがよく分かる内容になっている。あんまりプレイしたことないが、ゲームのバイオハザード・シリーズなども研究しているのではないかと思う。

豊富に掲載されたデフォルメしたアメコミ調の挿絵もいいし、「普通の人は気づかないだろw」って思ってしまうような小口まで美しくデザインされている点も○

ただ根本的な疑問として、ゾンビになってしまったら、ここに書かれている内容なんて分からなくなっているのでは、というのがある。本能が覚えるまで頭に叩き込めってことだろうか。

あと、この本は誰が書いたっていう設定になっているんだろう。ゾンビが書いたみたいだけど、そこまでの知性はないような……。

第1章で書かれている先史時代からのゾンビの歴史(ゾモ・サピエンス!)はなかなか面白いので、もっと発展させて大嘘まみれの歴史ノンフィクション形式になったりするといいなぁ。

それにしてもアメリカ人はゾンビ好きだw

Tags: 書評