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2011-04-24(Sun) [長年日記]

_ 時間SFアンソロジー『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』を読んだ

ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)(テッド・チャン/クリストファー・プリースト/リチャード・A・ルポフ/ソムトウ・スチャリトクル/F・M・バズビイ/イアン・ワトスン/ロベルト・クアリア/ボブ・ショウ/ジョージ・アレック・エフィンジャー/ロバート・シルヴァーバーグ/シオドア・スタージョン/デイヴィッド・I・マッスン/H・ビーム・パイパー/大森望/瀬戸羽方/古沢嘉通/浅倉久志/伊藤典夫/室住信子)

SFマガジン50周年を記念して編まれた時間SFアンソロジー。

一口に時間SFといっても色々なテーマがあるのだが、本書ではロマンスもの、奇想もの、ループものと、バランスよく収められていて、SF者でなくても楽しめる一冊になっている。まぁ、早川の青背ってだけで手に取る人が限られてしまうので、そこはなんとも残念だ。

本書の収録作は13篇。

ベストはなんといっても、日本ではグレッグ・イーガンと並んで大人気のテッド・チャンによる「商人と錬金術師の門」。アラビアンナイトな世界にハードSF要素を組み合わせつつも、過去との和解というドラマを描き出す手腕は見事。SFマガジン掲載時にも読んだが、やはり楽しめた。

次に良かったのは、リチャード・A・ルポフの「12:01PM」。同じ1時間をループしてしまう男を描いた一作だ。大森望氏も解説に書いている、似たような設定のビル・マーレイ主演の『恋はデジャ・ヴ』は好きな映画のひとつだが、それとは正反対の悲劇的な内容が印象に残った。

ちなみに『恋はデジャ・ヴ』については町山智浩氏がポドキャストで素晴しい解説をしているので、観たことある人はぜひ。

三番目は、F・M・バスデイの表題作「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」。過去も未来も関係なくシャッフルされた人生を切れ切れに送る男という設定が面白い。ただ、結局のところ、「未来は改変できるのか」ということに終始しているといえなくもなく、ちょっとストーリー的には弱い気もした。

その他、時間SFの傑作と名高いボブ・ショウの「過ぎ去りし日々の光」が読めたことが収穫。ずいぶんと暗い話だったんですなー。

恋はデジャ・ブ [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
¥ 994

Tags: 書評 SF

_ FreeNASでZFSの定期的なベリファイを実行する

RAIDの知識に乏しいので、RAIDレベルの話: 1+0と6はどっちが安全か? - tagomorisのメモ置き場は、とても参考になった。

Linux Software RAID(md)でも、RAIDアレイのすべてHDDの全ブロックを強制的にスキャンできるということだけど、「はて、ZFSではどうやるんだろう」と思ってググって見つけたのが、ここ。

この先行き止まり: zpool scrub

なるほど、

% zfs scrub プール名

をすればいいということらしい。

手元にあるZFS環境は、ストレージとして使っているFreeNASなので、「FreeNAS用のスクリプトはないかなー」と思ってググってみたら、やっぱりあった。

FreeNAS Bash script to start a ZFS scrub on each pool (scrub.sh) at hype-o-thetic?com

FreeNAS Embeddedを使っているので、スクリプトはzfsプールに設置する(今回はtankという名前)。

# mkdir /mnt/tank/bin
# vi /mnt/tank/bin/scrub.sh
(リンク先からスクリプトをコピペして、送信元&送信先のメールアドレスを変更する)
# chmod +x /mnt/tank/bin/scrub.sh

あとはFreeNASの管理ページにログインしてcronで、/mnt/tank/bin/scrub.shを週一くらいで動かしてあげる。

自前のFreeNASではきちんと動いて、iPhoneに結果を送信してくれた。

これでちょっとは安心できるね。

Tags: FreeNAS ZFS

_ フレッツテレビで我が家もついに地デジ対応に

37型液晶テレビがあるのに、ずっとアナログ地上波だった我が家も、地デジカがうるさいので地デジ完全移行まで100日を切って、ついに地デジに対応した。

といっても、電波が入りにくい地域らしく、電気屋に匙を投げられたので、アンテナ設置は諦め、フレッツテレビ。震災の影響でずっと工事が延びていたんだけど、今日、やっと工事が入った。

今日の工事はこんな感じで進んだ。

  1. まず、光配線の業者の人が来て、Bフレッツをひかりネクストへ移行(工事費無料。ONUが切り替わた)
  2. 次に、しばらくして、テレビ配線の業者の人が来て、ONUからテレビがある部屋まで配線(工事費は6,825円)

工事はもちろん業者の人がやってくれるんだけど、事前に部屋を片付けたりなんだりで、やっぱりめんどくかった。

国が勝手にやることなのに、なんで俺が配線費用や、毎月682.5円(フレッツテレビ料金)を払わないといけないんだってことは思わないことはないものの、たしかに地デジはきれい。肌のキメとか見えすぎるので、女優とかは困ったもんだろうなぁーとか、余計なことを思ってしまった。

さて、録画環境はどうしようかなー。今使っているHDDレコーダーが120GBしかないので買い替えてもいいかなーとは思ったりもしているんだけども。

Tags: 日常