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2010-07-30(Fri) [長年日記]

_ 自己啓発書の古典。50年以上、読まれつづけているだけあって、読んでいる時から自分を変えようと思い立つだけのパワーを感じさせてくれる一冊 ── 『大きく考えることの魔術—あなたには無限の可能性がある』

大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性がある(ダビッド・J. シュワルツ/David J. Schwartz/桑名 一央)

自己啓発書の古典ともいわれる一冊。本国アメリカで1959年に出版され、日本でも邦訳が1970年に出版されている。かれこれ、4、50年読まれていることになる。そんじょそこらのロングセラーをぶっとばす勢いの、超ロングセラーである。

読書はエンターテイメントばかりで、普段ビジネス書はほとんど読まないのだが、今でも時々読み返すものに、『ライト、ついていますか』をはじめとするワインバーグ先生の著作や、パトリック・G・ライリーの『鉄則! 企画書は「1枚」にまとめよ』がある。そして、手元に置いておくだけの価値のあるビジネス書に本書が加わった。

自己啓発書にとって最大の使命は、読み手を自分から変えようと思わせることだ。本書を読めば、間違いなく、その瞬間から自分を変えようと思い立つ。

本書の肝を乱暴にまとめてしまえば、「小さくまとまるな。大きく考えろ」ということだ。

私自身も含めて、「自分はこの程度でいいだろう」とつい考えてしまう。しかし、著者であるシュワルツ先生によれば、それがそもそもの間違い。「自分には可能性がある」「もっとできる」。そう考えることこそ、成功への鍵なのである。

シュワルツ先生は、本書に、大きく考えるための術をたくさん挙げているが、ぐっと心をつかまれたものを二つほど紹介しておこう。

ある程度、年齢を重ねている人であれば、誰にでも経験があるはずだが、なにか新しいことをはじめようとした時に、「もっと若い時であればできたんだけど……」と、年齢を理由にやめてしまうことがある。しかし、シュワルツ先生によれば、それが間違い。「今の歳こそ、はじめるためには最良の歳なのだ」と思うことこそ大事なのだと説く。

さらに、私は人の名前を覚えるのが苦手なのだが、シュワルツ先生は、それにもダメ出し。人の名前を覚えないということは、その人に関心がないということなのだそうである。名前を覚えない人は他人に好かれないそうだ。はい、今度からしっかり会った人の名前を脳に刻み込みたいと思います……。

はっきりいって理屈もなにもあったものではない。だが、本書には理屈抜きで心に響いてくる言葉が満載されている。

成功を収入や地位といったものに、直接結びつけているあたりは、いかにもアメリカだなぁという感じはするものの、決して本書のマイナス面にはなっていない。成功の定義は人それぞれだが、本書の目的は、読み手に良い方向があることを知らせ、自分自身でその道を歩くことを決意させるという、まさに自己啓発書の王道にあるからだ。その道の先に、読み手が求める幸せがある。

未読の方には、ぜひぜひ手にとってもらいたい一冊だ。自分を良い方向に変えるヒントを見つけることができるに違いない。

_ Eye-Fiで動画のアップロードも楽々でござるの巻

Eye-Fiを入手して、ほぼ一週間が過ぎた。いちいち、メディアの抜き差しをしなくてもいいのは、とても便利。デジカメの活用度がぐっと上がったのを感じる。

FinePix 200EXRは動画にも対応しているので、動画もEye-Fiでオンライン動画サービスにアップロードしてみた。最初、Flickrに送っていたのだが、尺が最大90秒と少々短いので、YouTubeにアップロード先を切り替えた。

ということ、うちのハナの動画(90秒は短すぎるといいつつ、40秒しかないのはご愛嬌)。