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2010-07-27(Tue) [長年日記]

_ 日本を代表するSF作家の作品が楽しめる一冊。故伊藤計劃の「屍者の帝国」はSF者であれば必読 ── 『NOVA』

NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫 お 20-1 書き下ろし日本SFコレクション)(伊藤 計劃/円城 塔/北野 勇作/小林 泰三/斉藤 直子/田中 哲弥/田中 啓文/飛 浩隆/藤田 雅矢/牧野 修/山本 弘/大森 望)

冬の時代といわれて久しいが、なかなかどうして、SFは結構、元気だったりする。『NOVA』は、大森望により責任編集による書下しアンソロジー。日本を代表するSF作家の作品ばかりで、とても楽しめる一冊だ。

本書に収められているのは全11篇。とりあえず、個人的なベスト3を上げておく。

まず、3位は、稀代の殺人犯とのやりとりを通して、Google+twitter的な未来世界へ行なわれた侵略を描いていく、飛浩隆による「自生の夢」。飛浩隆らしいエロチックかつグロテスクな描写が映える。言語SFとしても読むことのできる一作。

2位は、史上はじめて起きた月面での殺人事件を扱った、山本弘の「七歩跳んだ男」。と学会会長らしく、トンデモ理論をまぶしつつ、きちんとしたミステリーになっているのは見事。

1位は、なんといっても、故伊藤計劃の「屍者の帝国」。本作だけは例外的に書下しではないが、文句をいう人は誰もいないだろう。屍者からフランケンシュタインの怪物を創る技術が一般化している改変ヴィクトリア朝英国を描いた絶筆作品。もし、完成していれば、同じく改変ヴィクトリア朝英国を舞台にした『ディファレンスエンジン』や『ドラキュラ紀元』に匹敵することを期待させただけに、本当に残念だ。

その他、波動関数を扱った一篇、小林泰三「忘却の侵略」、手塚先生の霊が現れて宇宙人の侵略を警告するバカSF、田中啓文「ガラスの地球を救え!」、スプラッタ+戦隊物、牧野修「黎明コンビニ血祭り実話SP」が印象に残った。

_ iPad到着にそなえてケースを買ったでござるの巻

当たったiPadの到着にそなえて、ケースを注文した。

iPad用ケースも色々あって迷ったのだが、まあまあ評判のよさそうなTUNEFOLIO for iPadにした。

TUNEWEAR iPad用PUレザーケース TUNEFOLIO for iPad ブラック TUN-PD-000006

iPadがズリ落ちるという欠点があるそうだが、メーカーがズレ落ち防止パーツを無償提供して解消されたとのこと(パーツは現在の出荷分には同梱されているそうだ)。

あとはiPadの到着を待つばかり。

TUNEWEAR iPad用PUレザーケース TUNEFOLIO for iPad オレンジ TUN-PD-000008

FocalPointComputer
¥ 4,731

TUNEWEAR iPad用PUレザーケース TUNEFOLIO for iPad ホワイト TUN-PD-000007

FocalPointComputer
¥ 3,080

Tags: iPad 散財