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2010-07-20(Tue) [長年日記]

_ 予防的逮捕がどこまで許されるのか ── 『消えた警官』

消えた警官 ドキュメント菅生事件(坂上 遼)

1952年(昭和27年)6月、大分県直入郡菅生村。世帯数320あまり、1600人が暮らす寒村で、駐在所爆破事件が起きる。現行犯逮捕されたのは、農地解放を訴え、度々、村の実力者と対立していた共産党員とそのシンパ、3人。

武力闘争路線を目指していた共産党によるテロ活動と見なされていた事件は、当初よりおかしな点が見られた。事件発生前に、菅生村に警官隊が送りこまれていたこと。事前に捕り物があることが新聞社にリークされていたこと。そして、消えた4人目の共産党シンパ──。

『消えた警官』は、ノンフィクション作家である著者が、いまだに真相が藪の中にある、通称「菅生事件」の闇に光を当てたドキュメンタリー。当初から無罪を主張していた被告たちの裁判の推移と、その後の関係者の人生を綿密な取材によって浮き彫りにしている。

本書の白眉は、なんといっても、新聞社や新興のメディアであるラジオ局などが競いながら、警察のスパイだったのではないかと思われた4人目の人物を探す過程である。権力に疑いをもち、真実を追求する。これこそ、マスメディアの存在意義であろう。

警察のデッチ上げであることが、ほぼ確定している菅生事件だが、留意しなければいけないのは、事件の主犯とされていた被告が、実際に似たような事件を引き起こすことを考えていただろう点だ。

無罪の人間を逮捕するなどということは到底許されることではないのは、もちろんだが、予防的逮捕というものがどこまで許されるのか。共謀罪の成立について議論されている今、重い問いを鋭く問い掛けてくる一冊だ。

_ ビジネスシューズを履かない時には、シューズキーパーをセットしておくといい感じでござるの巻

ビジネスシューズを履いていると、甲の部分にシワが寄ってきてしまうのが悩みだったんだけど、「履かない時にシューズキーパーをセットしておけば伸びるよ」と教えてもらったので、Amazonで安いのを買ってみた。

GTシューズキーパー 男性用

なんでもikeaで買うと、同じようなものが100円で買えるらしいんだけど、行くのも面倒なのでAmazonで。

で、結論から言うと、かなりいい。少なくとも、シワシワでくたびれた革靴が、ちょっと若返った感じがする。

ただ、やはりシワは残るので、履きはじめからシューズキーパーをセットする習慣をつけた方がいいね。

値段の高い木製のシューズキーパーもあるけど、もっといいのかなー?

Tags: 日常 散財