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2010-02-11(Thu) [長年日記]

_ 伊藤計劃『虐殺器官』の文庫が出たぞ

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)(伊藤 計劃)

去年、逝去した故伊藤計劃氏のデビュー作『虐殺器官』がついに文庫化された。

単行本の読書感想では

ポスト9・11の対テロ戦争、管理社会、民間軍事会社、グローバリゼーションといった「今」を消化して、ここまで説得力のあるディストピアとして再構築した小説はこれまでなかったのではないかと思う。これで新人だというんだから、いやいや、凄い才能だ。

と書いたが、その後のハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)(伊藤 計劃)や他の短編で、その才能が本物だったことが証明された。 早すぎた死を惜しみつつ、文庫版を再読したいと思う。

もし、未読の人がいれば、ぜひ読んでいただきたい一冊だ。 イチオシです。

Tags: SF