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ぽっぺん日記@karashi.org


2009-06-23(Tue) [長年日記] この日を編集

_ [tDiary][GAEO][GAE][Python]Amazon API認証のPROXYをGoogle App Engine Oilで書いたよ

たださんのamazon-auth-proxy(via Amazon API認証のPROXYを書いたよ(AmazonのAPI認証導入はOSSに対する挑戦だよなぁ(4)) - ただのにっき(2009-06-19))を、Pythonの習作としてGoogle App Engine Oilで書いてみました。 http://gae-aap.appspot.com/で動かしています。Open Proxyなのでご自由にお試しください。

コードはGitHubに上げました。fork、patch等、大歓迎です。

http://github.com/poppen/gaeo-amazon-auth-proxy/tree/master

Amazon Product Advertising APIのコードは無題メモランダム: Amazon Product Advertising APIの署名認証をPythonでやってみるから流用させていただきました。

Python初心者なので、中身はあれですが、徐々にキレイにしていきたい所存です。

READMEを書きましたので、詳しくはそちらをどうぞ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ 風柳 [私も昨日GAE上でプロキシ作成し…… http://furyu.tea-nifty.com/annex/2009/0..]

_ poppen [風柳さん ツッコミありがとうございます。またお返事が遅くなりまして申し訳ありません。 ご指摘いただいた403が返さ..]


2009-06-21(Sun) [長年日記] この日を編集

_ [読書感想]白人社会を笑いとばした架空の日本人留学生──ハシムラ東郷(宇沢 美子)

日本人移民への排斥運動が激化していた1900年代、アメリカの新聞や雑誌で人気のコラムがあった。 著者は白人家庭で下僕としながら働き大学に通っているという日本人留学生、ハシムラ東郷。

白人と黄人はごいっしょできるか? 答えはハイです。そういう色っぽい事があるの、私ご存知ですから。

というようなヘタクソな英語を操り、慣れぬアメリカ社会の常識に戸惑うという内容だが、その裏には白人社会を笑いとばすという批判精神があった。

しかし、どちらが苗字が分からない、日本人から見れば奇妙としかいいようのない名前から分かる通り、ハシムラ東郷は架空の人物だった。 ハシムラ東郷の作者は白人の諷刺作家ウォラス・アーウィン。

著者は、なぜアーウィンがハシムラ東郷という、今となっては忘れさられてしまったイエローフェイスの仮面をかぶるようになったのか。そして、黄禍論による日本人排斥から太平洋戦争に至る日米の緊張状態の中で、どのようにハシムラ東郷が変化していったのかを丁寧に浮き彫りにしている。

奇妙に感じられるのは、映画が制作されるまでになったハシムラ東郷のヒットを受け、20世紀初頭に日系の作者によるという触れ込みのコラムや小説がアメリカ社会で広く読まれたという事実だ。 しかし、そのすべてが日系人ではなく、アーウィンと同じく、日系人に偽装した白人や中国系アメリカ人だったという。 差別意識の複雑さが透けて見えてくる。

アーウィンによってその姿を描写されなかったハシムラ東郷は、挿絵家たちにより

  • 出っ歯
  • 吊り目
  • メガネ

という、アメリカ人がイメージする日本人のシンボルとなるものを与えられた。

後に排日小説の代表作と呼ばれる『日ノ本』を上梓するアーウィンだが、彼は決して排日を進めようというつもりではなかった。 アーウィンが目指したものは、政治的に正しくなくとも、互いに互いを笑いあうことを可能とする世界だった。

なにかとpolitical correctnessばかりが優先する昨今だが、本当に差別を解消するためには、アーウィンの思想から学ぶべきこともあるはずだ。 そんなことを考えさせられた一冊である。


2009-06-20(Sat) [長年日記] この日を編集

_ [読書感想]ミツバツを通して自然界の異変を描く──ハチはなぜ大量死したのか(ローワン・ジェイコブセン/中里 京子)

これはスゴイ本。 今年の私的ノンフィクション部門の上位にランキングすること間違いなしの一冊だ。

これまでも畑で野菜をちょぼちょぼと育てていたのだが、最近、本格的にはじめた。 趣味の家庭菜園なので、どうせなら有機・無農薬栽培をしてみようと思い、いくつか本を読んでみた。 その中で改めて気付かされたことがある。

受粉しないと野菜や果実はできないのだ。

なにを当たり前のことを言われるに違いないのだが、野菜や果物がなる過程がこれまですっかり頭から抜け落ちていた。

花が受粉する際の花粉の担い手は虫たちである。 その代表格ともいえるものがミツバチだ。 これまでほとんど意識されることのなかった農業の要石というべきミツバチ。 そのミツバチが消えていっている。 本書はアメリカの状況をレポートしたものだが、日本もまた昨年から働きバチが大量死し、農業に深刻な影響が出るのではないのかと懸念されている。 決して座視できる問題ではないのだ。

アメリカで起きているミツバチの大量死は蜂群崩壊症候群(CCD)と名付けられた。 しかし、その原因は不明。 著者は最新の研究を織り込み、その原因を探っていく。 ウィルスや農薬から携帯電話の電磁波まで様々な犯人が挙げられていくが、本書ではCCDの原因を特定するまでに至らない。 だが、その過程で明らかにされるものは恐るべきものだ。

商業ベースの養蜂では抗生剤やダニ駆除剤、殺菌剤、栄養剤など、様々な薬品が使用されている。 しかし、単体で使われた場合の影響は調査されていても、それらが複合的に使用された際の悪影響は誰も調べたことがないのだ。 農業における農薬や除草剤、化学肥料も然り、である。

同時に著者は、アメリカの農業ビジネスに組込まれてしまったミツバチの悲劇も浮き彫りにする。 ミツバチたちは金の成る木であるアーモンドをはじめとする農作物を受粉させるため、トラックに乗せられ北米大陸を横断させられる。

本書から強く立ち上がってくるものは、著者が自然に対して抱く尊敬の念だ。 集団知性としてのミツバチの魅力、自然界が本来持つ復元力など、 著者が描く事象は声高な警鐘といった浅薄なものを超え、読者に迫ってくる。 本書を名著たらしめているものは、著者のこの姿勢にあるといっていいだろう。

余談だが、本書を読んでミツバチを飼いたくなった。

幸いなことに、田舎にある我が家の庭には空きスペースだけはある。 隣近所とも間が空いているので一声かけておけば、迷惑になることもなさそうだ。 そんな訳で、妻にミツバチを飼いたいと言ったところ、返ってきたのは強烈な「ダメ」のひとこと。 刺されたらどうするの、という意見らしい。 まずは妻に本書を読ませて、ミツバチの魅力を知ってもらおう必要がありそうだ。

_ [Gmail]Gmailのフィルタに「迷惑メールにしない」オプションがあった

Gmailのコンタクトに登録されていれば、SPAM扱いされないと聞いていたのだが、コンタクトに入っているにもかかわらず、どうしてもSPAMにされてしまうメールアドレスがあった。

「面倒くさいなー」と思いつつ、たまにSpamフォルダを覗いていたんだけど、 Gmail フィルターの「迷惑メールにしない」オプション « 鵺的:想空間を発見。

フィルタの設定でSPAM判定をオフにすることができるとのこと。 オレは英語環境なので、フィルタの"Never send it to Spam"にチェックを入れればOKだった。


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