ぽっぺん日記@karashi.org
2009-03-01(Sun) [長年日記]
_ [読書感想]時間管理術初心者のための読みやすく実践的な解説書──
本書は「仕事の効率化」「タイムマネジメント」をテーマに、いかに「ゆとりのある時間」を作り出すかを解説しているものである。
最近は効率よく仕事を片付けることがブームなようだ。 書店のビジネス書棚を眺めれば、「残業しない~」「時短~」といったタイトルの本がびっしりと並んでいる。 本書もまたその類いの本なのであるが、これまで数々の自己啓発書・ビジネス書を上梓してきた著者だけあって、非常に読みやすい内容になっている。
読みやすさは目次を一目見るだけで分かるだろう。 試みに各章のタイトルを挙げてみよう。
- 目標があれば時間は上手に使える
- 時間ドロボウをなくしたら確実に1日は2倍になる
- スキマ時間を活用して勝つ
- 優先順位はこうつけよ
- スケジュール必勝の立て方
- 1日が2倍になる時間意識の高め方
- タイム・イズ・ライフ、すべては時間活用に通じる
だいたいの内容が思い浮かぶのではないだろうか。
読みやすさとともに、本書の特徴として特筆したいのが、実践的であることだ。
たとえば、目標の設定については「3日後にカミナリにうたれてしまうとしたら」と考えて行う。
また、仕事の優先順位のつけ方は、完全でなくても(80点、場合によっては7、60点)十分な仕事、他人に任せていい仕事、しなくてもいい仕事などを「見切る」ようアドバイスしている。
ただ、実践的ですぐにでも始められる内容になっている反面、それほど目新しさがなく、目から鱗が落ちる、といった感動が得られる訳ではないところは少々残念に感じられる。
著者は本書で「何のために効率化するのか」という根本的な問いを投げ掛けている。 著者によれば、ほとんどのビジネスパーソンが効率化により時間の空きができた場合、そこに新たな仕事を入れてしまうそうである。 正直なところ、働くのがそれほど好きではない、なんちゃって会社員な上、普段から読書やプログラミングの勉強する時間がもっと欲しいと思っている人間としては、あまりその心情が理解できないのだが、年間2000人以上の指導をしている著者が断言しているので事実なのだろう。
著者は効率化について「タイム・イズ・マネー」ではなく、「タイム・イズ・ライフ」と考えることを説いている。 つまり、タイムマネジメントの究極の目標は「人生を楽しむ」ことだという意味である。 なるほどと頷ける一方で、最近は余暇の使い方まで教えて貰わないといけないのかと、ちょっと変な気分にもなってしまった。
既に時間管理術を実践していて満足している人が本書を読んでもそれほど得るものはないのではないかと思われるが、時間管理術を実践していない人、または時間管理術初心者には一読の価値があるだろう。
- 松本 幸夫
- 同文館出版
- 1365円
書評/ビジネス
_ [vimperator]vimperatorを使っていると、Firefoxが起動時にクラッシュする問題が解決した
vimperator 2.0betaに乗り換えてからFirefoxが起動時にクラッシュするようになってしまった。
拡張を減らしてみたり、vimperatorのpluginを減らしてみたりしたけれど効果がなく、だましだまし使い続けていた。 しかし、それもMacでVimpを起動するときにかなりの確率でクラッシュする場合、:set nopreload するといいみたい - vimpがあればなんでもできるっ! - vimperatorグループの方法で見事解決。
手元の環境では、クラッシュ問題はWindowsでもMacでも起きていたのだが、どちらにも効果があった。

