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2008-02-11(Mon) [長年日記]

_ 火星の長城 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-3 レヴェレーション・スペース 1)(アレステア・レナルズ/中原 尚哉)

『啓示空間』も『カズムシティ』もアイデアは良いにも関わらず、やたらだらだらと長く、中盤だれ気味の作品だったが、これくらいの長さであればすっきり締まっていて楽しめた。レナルズの良さを堪能できる短篇集と言ってもいいんじゃなかろうか。

表紙画は、たぶん、連合の降下挺部隊による長城攻撃シーン。

以下、収録作の感想をつらつらと。

「火星の長城」

「SFマガジン」掲載時に読んだが、面白かった。

長城のアイデアがいいね。あと、登場早々、見せ場もなく、あっさり殺されるサンドラ・ボイが哀れ。

「氷河」

こっちも「SFマガジン」掲載時に既読。やっぱり面白かった。

「SFマガジン」を読んだ時には気付かなかったけど、連接脳派の星間船サンドラ・ボイ号の名前って、「火星の長城」のサンドラ・ボイからだったんだな。

あとがきによれば、未訳の『Redemption Ark』では、『啓示空間』登場のクーリとボリョーワ、それからインフィニティ号に、クラバインとガリアナが関わる展開になるらしい。 邦訳が楽しみ。

「エウロパのスパイ」

これも『90年代SF傑作選』で既読(なんか既読ばかりだな)。

当時は「まぁ、変わったガジェットが登場するスパイものだなー」くらいの感想しかなかったのだが、啓示空間宇宙史の1エピソードとして読むと楽しめた。

「ウェザー」

心優しいウルトラ属の男と連接脳派の少女の、ボーイミーツガールものって感じか。 連接脳派エンジンの仕組みとオチは読めるが、なかなか良いデキ。

しかし、ウェザーのこと連接脳派に喋ったら、消されちまうんじゃないかねー。 > イニゴ

「ダイアモンドの犬」

一風変わったパズルもの(スプラッターかつグロテスクだけどな)。

失敗する度に、キャンプに戻って体制を立て直すあたりは、ゲームぽい。 オレの数学的センスがゼロなので、出題される問題はナントモ。

_ 6.3Rのdisc1を使ってのgmirror構築でハマった

6.3Rのdisc1を使って、いつもの方法で、gmirror RAID1を構築しようとしたところ、

Fixit# gmirror label -v -b round-robin gm0 /dev/ad4
Unknown command: label
usage: gmirror help
       gmirror list [name ...]
       gmirror status [-s] [name ...]
       gmirror load [-v]
       gmirror unload [-v]

と怒られた。

「おかしいなー」と思い、ググってみたところ、PRが出ていた。fixit.profileがバグっているらしい。

workaroundとしては、

Fixit# chroot /dist

した後に、

Fixit# unset GEOM_LIBRARY_PATH

するとのこと。

手元の環境で試したところ、これで大丈夫だった。

もうPRはclosedされているので、そのうち、修正版のISOイメージがリリースされるんじゃないかと思うが、いちおうメモっておく。

Tags: FreeBSD