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ぽっぺん日記@karashi.org


2007-12-02(Sun) [長年日記]

_ [読書感想]天使は容赦なく殺す(グレッグ ルッカ/Greg Rucka/佐々田 雅子)

ロンドンの地下鉄で同時多発テロが発生。死者300人以上を出す大惨事となった。 イスラム原理主義過激派による犯行声明が出され、英国政府は報復として組織の宗教主導者を暗殺すべく、美貌のSIS(MI6)特殊作戦部作戦課首席特務官、タラ・チェイスを中東に送り込む。 首尾よく任務を達成したタラだが、居合せた人間を射殺してしまったことから冷徹な国際政治の渦に巻き込まれることに──。ってな感じのストーリー。

広江礼威氏の装画に抵抗を示す人もいるんじゃないかと思うんだけども、個人的には全然おK。タラたんが美人に描けていてよろしいんじゃないでしょうか。

タラをはじめとして、タラの上司や部下、CIAやモサドのエージェント、テロリストなど、キャラ立ちした面々が登場するわりに、アクションシーンは少なめで、ちと盛り上がりに欠ける嫌いがあるけれども、それなりに面白いので一読の価値はあると思う。2,800円(税込)というお値段は高めだけどね(版権料なやなんやらがあるんでしょうなぁ)。シリーズものということなので、次回作に期待。

ちなみに、モサド局員にの元KGBという経歴の人間が登場するんだけども、ソ連崩壊後、大量にロシア系ユダヤ人がイスラエルに移住したという歴史的事実があるらしいので、たぶん、それほど不自然な設定じゃないはず。

しかし、グレッグ・ルッカって若いんだねー。著者略歴に書いてあった1970年生まれというのを読んでびっくりした。


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