『国家の罠』の後に出版された佐藤優氏へのインタビュー集。『国家の罠』では書かれなかった佐藤氏の本音を引き出していて興味深かった。
『国家の罠』を読んだ際に、行間から透けて見える「海外逃亡」をした東郷和彦氏に対するわだかまりを感じたが、この本では、その思いが率直に語られている。
出版が2005年なので、記述に多少古い点も見られるが、佐藤氏の国家観や神学に対する考え方、国際政治に対する見立てなど、佐藤氏の『頭の中身』を知ることができる一冊だ。
国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤 優 新潮社 ¥ 1,680