ぽっぺん日記@karashi.org
2007-10-11(Thu) [長年日記]
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犬はきらい? わたしを変えたダメ犬サーシャの物語(エミリー ヨッフェ/佐藤桂)
去年、愛犬が天寿を全うして、ちょうど一周忌になる頃に本が好き!にエントリーされたため、なんとも言えない運命を感じて献本して頂いた本。
猫好きだった著者が、娘にせがまれて、渋々飼うことにした犬──ビーグルのサーシャが巻き起こす騒動記が本書。 このサーシャ、その愛くるしい外見とは裏腹に、やることは、とんでもない。 名前を呼んだら、駆け寄ってくるどころか、逆に逃げて行くなんていうのは序の口。著者のブラジャーまで含めて何でも食べてしまうわ、いくらトイレをしつけても一向に覚えず、カーペットやベッドにおもらしをするわ、隙を見ては脱走を試み、決して後ろを振り向くことなく、どこまでも突っ走ってしまうわと、なんとも手のかかるお嬢さんなのだ。
本書によれば、これは(程度の差こそあれ)サーシャ特有の行動という訳でもないらしく、ビーグルという犬種自体が、実はとんでもなく手間のかかる犬だということらしい。著者がサーシャを引き取った、捨てビーグル専門のボランティア組織、BREW──『ビーグルの保護、教育と福祉の会』──のWebサイトには、このような注意書きがあるそうだ。
訓練が楽、よく言うことをきく、トイレのしつけが簡単、室内を荒さない、ジョギングやフリスビーを一緒に楽しめる──そんな犬が欲しいならビーグルはやめておけ(p.31。強調は引用者)
幸か不幸か、ビーグルを飼ったことがないのだが、ホントに、ビーグルはそんなに「スゴイ」犬なんだろうか。ぜひ、経験者に聞いてみたいところだ。
著者とサーシャのバトルと、サーシャと暮らすうちに、徐々に犬がいかに素晴しい動物であるかに気付き、遂には、捨て犬の一時預かりまでをしてしまうほどの犬好きになってしまう著者の心境の変化を読むだけでも充分に面白いのだが、本書のさらなる魅力となっているのが、犬と犬をめぐる人々を、著者の職業であるライターの視点とウィットに富んだ語り口で綴っている点だろう。
たとえば、全米ボストンテリア選手権の見学記(なんとボストンテリアは、すぐに目が飛び出してしまうらしい!)、犬たちとテレパシーでコミュニケーションを取ろうとするワークショップに参加した時の体験記(完全にトンデモ!)には思わず笑ってしまい、麻薬探知犬や爆発物探知犬といった各種探知犬を訓練する訓練士が自分の行儀の悪い飼い犬には手を焼いているエピソードや、犬の歴史の権威である大学教授が、実は自分で犬を飼うことには自信がないといった話には「へー」と関心してしまった。
犬に関する頷けるエピソード、役に立つエピソード、吹き出してしまうエピソードが満載なので、犬を飼ったことがある人やこれから飼おうとしている人には、ぜひ、一読をオススメしたい。
本書に関する唯一、残念な点は、訳者あとがきがないことだ。 個人的には、訳者がその本について、どのような感想を抱いたかをぜひ知りたいと思う。
そろそろ新しい家族の一員として、次の犬を迎え入れたいと思っているのだが、本書を読んで、ビーグルは避けた方が無難かも知れないと思ってしまった。まぁ、出来の悪い子ほど可愛いとも言うけれど。うーん。
- エミリー・ヨッフェ
- 早川書房
- 1400円
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書評/ライフスタイル





まで頂ければ幸いです。
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殺す者と殺される者 (創元推理文庫)(ヘレン・マクロイ/務台 夏子)
Xに対する逮捕状 (創元推理文庫)(フィリップ・マクドナルド/真野 明裕)
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はじめまして、わたしはゴールデンレトリバーと暮らしている、愛犬家です。犬、猫、なんでも好きです。特にゴールデンは、一緒に暮らしているという実感のある犬種のようです。温厚で賢く、賢いがゆえの大変さもありますが,他犬種とも仲良くできるし、私にとってゆかいな仲間です。毎日この人柄いえ、犬柄に癒されています。力がありすぎて、毛が大量に抜け、遺伝的な病気も多いという欠点もあります。でもわたしはゴールデンに首ったけの人生となってしまいました。では、何と出会われるのか、興味深いですが。ワンちゃんと良い出会いになりますよう。失礼しました。
はじめまして。表紙につられて本書を購入したビーグルオーナーです。<br>BREWを検索してみたら、こちらにたどり着きました。<br>かわいいですよビーグル。ちなみにトイレで苦労したときは無いですね。<br>あとは、サーシャと似たり寄ったりですが。<br>太りやすくて、運動は多めにってとこに注意できればお勧めしますよ。<br>ま、ただの飼い主バカかもしれませんが。
体験談を頂きまして、ありがとうございます。参考にさせて頂きます。<br>亡くなった犬がハスキー・ミックスだったのですが、気が強く、病気でも<br>ヘコたれない根性があって、個人的には好ましく思っていました。<br>そんな訳で、次もハスキー・ミックスがいいなぁと漠然と考えていたのですが、他の犬種も良さそうですね。<br><br>まぁ、飼ってしまえば、どの子も可愛いんでしょうけど。