ぽっぺん日記@karashi.org
2007-04-14(Sat) [長年日記]
_ RubyKaigki2007のチケットを申し込んだ
なんだか、最近すげー忙しくて、暇が全然ないんだけど*1、仕事も開催日までにはなんとか一段落着きそうなので申し込んだ。
ここで諦めると、あとで後悔しそうだし(YAPC::Asia 2007とか)。
*1 俺の能力が足りないってだけなんだけども。
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先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学(小林 朋道)
森や川や池など自然豊かな環境に「人と社会と自然の共生をめざす人材の育成」を目標に掲げて開学された鳥取環境大学で起きた、動物がらみの珍事件を綴ったエッセイが本書である。
著者である小林朋道教授は、同大学で教鞭を執る、動物行動学と人間行動学が専門の人なのであるが、動物が大好きな最高におかしい人で、読んでいる最中、何度も吹き出しそうになってしまった。勝手な想像ではあるのだが、たぶん、私生活でも楽しい人なのではないだろうか。
なにしろ、小林先生、森でヘビを見ると、一瞬ドキッとはするものの、「捕まえてどうするんだ。飼うの面倒だろう」という内の声を聞きつつ、半ば無意識に身体が捕獲に動いてしまうような御仁なのだ。只者の訳がない。
たとえば、本書の題名にもなっている巨大コウモリ事件では、学生から校舎内を巨大なコウモリが飛んでいるという報せを受けた先生は、狼狽するどころか、逆に
巨大なコウモリが侵入したか。…………すばらしい。
と目を輝かせて捕獲に走るし、研究室で飼っている(!)ヘビに餌を肉を与えていたところ、誤って指ごとヘビに丸呑みされてしまい、なんとか吐き出して貰った際にも
指が搾り出される感触も味わえた。
と非常に嬉しそうに書くのだ(「貴重な体験ができた」とも書いている)。
もちろん、こんな小林先生であるから、動物に対する愛情も人並みではない。
イモリが住む小池が工事で埋め立てられてしまうと分かれば、小池で冬眠するイモリを保護するため、池に入って網を振るし、車にはねられたタヌキを見付けたと聞けば、保護するためにすっ飛んでいく。学内サークル「ヤギ部」では顧問を勤め、「ヤギコ」と名付けられたヤギをはじめとするヤギたちと交流し、大学の校舎の窓にぶつかって飛べなくなってしまったドバトは自宅に連れ帰り、二度と飛べなくなってしまったことが分かった後は、ペットとして飼う。
小林先生は、上記のように動物に惹かれる原因を生物学者E・O・ウィルソンの唱えた「バイオフィリア」という言葉を用いて説明している。人間には、生物や生物同士がつくり出す様々な関係に魅力される生得的な心理特性があるというのだ。自分と照らし合わせて考えれば、なるほど、そうかも知れない。子供の頃、庭の蟻の巣を壊して、たくさんの卵と一緒にコーヒーの空瓶に移して、しばらく飼ったのも*1、犬同士が遊ぶ光景に見惚れてしまうのも、自分のバイオフィリアを満たすためだったのかも知れない。
以上のように、楽しいだけではなく、動物と人間の関係について色々と考えさせてくれた一冊だった。ヤギコとその仲間たちのその後も含めて、続きをぜひ読みたい。

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学
- 小林 朋道
- 築地書館
- 1680円
livedoor BOOKS
書評/サイエンス

*1 ただ、二週間くらいしか保たなかった。理由は……小林先生風に書けば「聞かないでほしい」。
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完本 大江戸料理帖 (とんぼの本)(福田 浩/松藤 庄平)
江戸時代に書かれた料理本に掲載されている料理を再現した料理本。なんと、その数、40品。
寝床で、就寝前にちょこちょこ読んでいたのだが、料理の写真を眺めていたら、どうにも腹が減って仕方がなかった。
掲載されている料理は下記のジャンルに分かれている。
- 春の膳
- 鰹料理三種
- 夏の膳
- もどき
- 秋の膳
- 菓子
- 冬の膳
- 正月
旨そうなものも、そうではなさそうなものもある訳だが、個人的に「これは旨そうだ!」と思ったのが、「冬の膳」に掲載されていた料理。軍鶏鍋なんて最高に旨そうだし、煮やっこは、家庭でも手軽に作れそうなので、今年の冬(まだ、ずいぶんあるが)には絶対食べてみたい料理だ。
それから蕎麦好きとしては、蒸し蕎麦もぜひ食べてみたい。どんな味がするんだろうなー。
結婚してから料理を作ることは、ほとんどしなくなったのだが、今度のゴールデンウィークには、載っている料理の一品でも作ってみようかな(企画倒れで終わりそうだけど)。




まで頂ければ幸いです。