ぽっぺん日記@karashi.org
2007-02-02(Fri) [長年日記]
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墜落(東 直己)
前作『熾火』はかなり凄い作品だったが、こっちでは畝原も新しい家庭を持ち、全体的にヌルめの感じ。
その分、畝原シリーズに今まであった、中年の悲哀がほとんどなくなったのは残念だが(自分で「幸せ」とか言ってるし)、まぁ、これはこれで仕方がないかも。畝原も辛いことばかりじゃ大変だもんな。
『熾火』のラストで示唆された道警の陰謀には、今回は全然触れられておらず、「もしかして、なかったことになってる?」と思ったり。まぁ、あれはやり過ぎな感じだったしなぁ。
で、新しい登場人物では、普段は横柄なのに、メールではバカ丁寧な(ケータイメールの出だしに「拝啓」とか書いてしまうような)塘郷警部補が個人的にはお気に入り。俺と歳も近そうだし、準レギュラー化希望ですな。
ラストは「たぶん、こんな感じでくるだろうなー」と予測していた通りのものだったので、驚くはなかったけれど、やっぱり、ちと涙腺が緩くなりましたよ。いいよね、子供は。
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