ぽっぺん日記@karashi.org
2004-12-22(Wed) [長年日記]
_ 朝
ちと早起き。
_ [読書感想]
元スナイパーにして、敏腕事故調査員のダーウィン・マイナーが活躍する一冊。
さすがは『ハイペリオン』で様々なジャンルの小説を華麗にミックスさせた腕を持つシモンズだけあって、時速250kmでのカーチェイスあり、事故・保険を巡る悲喜交々あり、グライダー vs ヘリコプターとの空中戦あり、ロシア人スナイパーと狙撃戦ありと、非常にサービス満点な内容だ。また『サマー・オブ・ナイト』を読んでいるシモンズ・ファンには、バイクパトロールの一員だったラリー(ローレンス)・スチュワートが中年となって登場するのも嬉しいところ(個人的には「子供の時に本当の悪を見たことがある」ってなセリフが欲しかった)。ただ、色々なものをぶち込んだ関係か、狙撃戦の描写・緊迫度では、同じくスナイパーを主役とした『極大射程』に軍配が上がるのは仕方がないところか。ラストの動物園でのやり取りの「ハワイの噴火」は『エデンの炎』を思わせるが、これもシモンズならではの読者サービスなのかもしれない。
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