ぽっぺん日記@karashi.org
2003-12-17(Wed) この日を編集
_ 朝
すんげぇさむー。
_ 通勤電車にて
Tungsten Cを使っている人をハケーン。激しく羨マシィ。
_ eTrust
理工学部 Admin 日記の影響を受けて、インストールしてみた。自宅ではAVG(フリー版)を使用しているんだけど、こっちの方がSignatureの更新が頻繁なので、良さげ。
全面的に乗り換えるか。
2004-12-17(Fri) この日を編集
It enables you to read BSD(FreeBSD, NetBSD, OpenBSD) FFS partitions on Windows 2000/XP/2003.
メモ。Windowsと*BSDのデュアルブートにしているマシンに入れておくと、便利かも。
2005-12-17(Sat) この日を編集
_ [CofC][TRPG][2ch]クトゥルフ卓上総合 15ロナクより『クトゥルフと帝国』関連情報
953 :NPCさん :2005/12/17(土) 14:17:42 ID:mJ5QqwZy
売れ行きが良ければ「大陸編」も出すそうだからとりあえず買うべしだな。
満州国とか上海を舞台にしたCofCかー。激しく読みたい。
_ [散財]電動歯ブラシ Sonicare Elite 7800
今、ブラウンの電動歯ブラシを使っていて、特に問題もないのだが、やはり歯医者さんが薦めているSonicare(それも高級なヤツ)を使ってみたいと常々思っていた。
で、期間限定で替えブラシ1本付き + 楽天市場の取得ポイント2倍という好機が来たので思い切って発注。
ちなみに買ったところはココ(アサマシリンク)
_ できごととか雑感とか
- 祖母の一周忌法要。
- 最近、クトゥルフ関連の出版物が多いので、1ウン年のファンとしては非常に嬉しい限り。冬の時代が随分続いたもんなー。
2006-12-17(Sun) この日を編集
_ [読書感想][軍事]
第二次世界大戦にありえたIFを英米の軍事史家が検証した論文集。
通読したが、ヨーロッパでの戦争推移に関する根本的な知識が欠けているため、もう少し知識を得た後で再読する予定。とりあえず、俺でも理解できた日本を中心にした論文に絞っての感想を書いておく。
俺の浅い知識では、論じられている推論が妥当なものであるかはなんとも言えないのだが、その冷徹な筆致は評価できるのではないかと思う(もちろん、これには戦勝国側の人間が持つ、一種の余裕みたいなものも大いに関係はあるのではないかと思うのだけれども)。
ただ、冷徹であるからこそ、その視点には容赦がない。例えば、第14章『太平洋戦争の集結』で論じられる原爆投下についての記述、
広島の恐怖は、その後の時代にそれよりはるかに破滅的な核戦争を引き起こすことへの持続的な抑止のために支払われた代償であった。
は、一般的な日本人にとっては、なかなか感情的に受け入れ難いものがあるのではないかと思う(俺を含む軍ヲタはまた違った感想を持つと思うけど)。
第15章『海の戦い』でも、日本海軍指導部とその戦略を容赦なく切り捨てていて、例えば、山本五十六については
連合艦隊司令長官山本五十六提督は戦前にアメリカとイギリスで何年も過ごして経験があったが、戦時中の戦略を見てみると、彼はそこからほとんど何も学んでいないように思える。彼は一九四二年にアメリカ海軍の戦略をしばしば誤認していた。だから一九四三年初め、アメリカ軍がソロモン上空で彼に待ち伏せ攻撃を仕掛ける決断をしたのも、今から振り帰ってみればはなはだ疑問にさえ思える。
山本が立案した真珠湾攻撃についても
近代に比類のない戦略的失敗として位置づけられるべきである。
と、山本五十六本人が読んだら泣くんじゃなかろうかという手厳しい評価を下している。
もちろん手厳しい評価だけではなく、日本海軍が代わりに取るべきだった戦略にも言及しているのだが、論文中で挙げられる
東南アジアとオランダ領東インド防衛のために連合艦隊を「現存艦隊」として維持し、空母と戦艦の行動を陸上基地からの哨戒機と潜水艦が支援可能な範囲に限定する。あるいは、陸上基地からの哨戒機と強力な護衛艦が厳重に警固する船団により、日本の国防圏内の各拠点間の海上交通路を維持する
という戦略は合理的かつ効果的だと評価はできるのだが、正直、それを実現できるくらいの理性があったらアメリカと戦争なんかしていないよ、と思わなくもない(まぁ、SLGでは応用できるかも知れないが)。
また、同じ前提に立ったIFでも、日本人が論じるもの(仮想戦記も含む)とは全く違う展開になることについても興味深かった(もちろん、日本人が語る場合には「売れ筋」を考えざるをえない訳だけども)。
例えば、真珠湾奇襲作戦を扱った第6章『真珠湾』では「真珠湾攻撃時、第2次攻撃隊が工廠施設と燃料タンクを攻撃していたら」という、日本でもよく取り上げられるIFが論じられるが、南雲中将を司令官とする第一航空艦隊司令部の消極的な指揮も影響して、
- 第2次攻撃隊は、体制を立て直した米側の迎撃により多数の航空機と貴重な熟練搭乗員を失ない、攻撃自体も不徹底に終わる。
- 真珠湾に急行した米空母の反撃により、第一航空艦隊は米空母1隻と引き換えに空母1隻を喪失する。
という結果に終わるし、別の「もしアメリカが日本海軍の暗号を開戦前に解読することに成功していたら」というIF*1では、真珠湾を目指して航行する第一航空艦隊が発見されたことにより、真珠湾への奇襲攻撃とフィリピンへの侵攻が中止され、日本はアメリカと戦端を開かないまま南方攻略作戦を完遂するという、なんとも皮肉な展開になっている(その後、日米は開戦するが、結果的に戦争途中で講和し、日本は東アジア・ブロックを支配することとなる)。
全体を読み通して改めて認識するのが、訳者による本書冒頭の『本書について』でも触れられている通り、当時の日本にとりうる戦略には、ほとんど選択の余地がなかったということ。結局、日本は第二次世界大戦というパワーゲームの参加者の一人ではあったが、場を支配することはもちろん、場の雰囲気を左右する力さえなく、ただただ敵味方も含めて他の強大なプレイヤーに翻弄され続け最後に敗戦を迎えたという現実は、なんとも虚しいものだが、これが歴史というものなんだろうね。
*1 このIFを日本人が書いた論文なり作品なりは知らないけど。
_ [軍事]冬休みの読書計画
今年の年末年始の休みには、
を読んで、第2次世界大戦のヨーロッパでの推移でも知識として得たいところ。
でも、中断したままのHaskellも勉強したいしな。PerlやRuby関連の積ん読も溜まりまくっているし。うーむ。
_ できごと
8時起床。今日はちと寝坊。
肋骨あたりの痛みは、今日は脇の方に移動した。昨日までは胸だったんだけど。
今日は祖母の3周忌だったのだが、身体が本調子でないので、実家に連絡して休ませて貰うことにする。
午前中、自宅の掃除。本棚のあたりを整理したら、えれーきれいになって感動もの。
午後はスーパーと図書館。図書館でたまたま
が新着の本で並んでいたので、気になって読んでみたところ、俺の症状はやはり肋間神経痛に該当するぽい。心臓病ってこんな生易しい痛みではなさそうだ。
夜にテレビで放映していた007 リビング・デイライツ - Wikipediaを見る。途中から見たからよく分からんが、なかなか面白かった。共産圏なのにC-130なのには、なんか裏の設定があったんだろうか。
『Perlベストプラクティス』をちょろっと読んでから就寝。
2007-12-17(Mon) この日を編集
_ [tDiary]http://www.karashi.org/d/でも日記にアクセスできるようにしてみた
日記を立ち上げた時に、なんとなく現在のアドレス(http://www.karashi.org/~poppen/d/)にしたんだけど、どうせ、自分しか使わないので、Aliasでhttp://www.karashi.org/d/でもアクセスできるようにしてみた。
他にもいじらないといけないパラメータありそうだけども。
_ [読書感想]
インターシフト様より本が好き!経由で献本して頂いた。インターシフト様、感謝致します。
動物行動学者である著者が、動物たちが持つ「喜び」という感情から、彼らの知られざる姿を描き出しているのが本書。 今年読んだ「動物」本の中では、ベスト級の面白さで、個人的にイチオシしたい一冊だ。
動物に関するドキュメンタリー番組を見たことがあれば、誰しも「過酷な自然」というフレーズを聞いた覚えがあることと思う。著者は、マスメディアが喧伝する、そんな「大自然は残酷で容赦」なく、「野生の動物は厳しいばかりで喜びのない生活を送っている」というステレオタイプなイメージに反論し、動物もまた我々人間と同様、生きることに幸せを感じているということを、様々な事例を挙げながら証明している。
そのいくつかを紹介すると、
- クジラが作る波に乗ってサーフィンを楽しむイルカ、
- 瓶で遊ぶ蛸、
- 飼い主を呼んで階段の手摺りで滑ってみせるインコ、
- 異種でありながら戯れるクマとシベリアンハスキー、
- キスをする鳥たち、
- 手話でジョークを飛ばすゴリラ
などなど。楽しくまた心温まるエピソードが満載だ。
そんな中でも、特に興味深かったのが、動物たちのセックスについて語った章だ。 著者はこの章のはじめに、動物たちが性的な喜びを感じているという話題を不愉快に思う読者は飛ばして次の章に進むように、と注意書きを入れているが、もし、本書を手に取る機会があれば、ぜひ読んで欲しい。 この章を読まなければと、本書を読む価値が半減してしまうと断言してもいいものと思う。 肝心の章の中身は、あまり露骨に書けない内容なので、本書に譲りたいと思うが、同性愛あり、自慰行為あり、他にもまあ色々ありの動物たちの性生活に驚くこと請け合いだ。
ちなみに、本書の中で、遊ぶ動物たちの姿として、電線で遊ぶカラスが紹介されているが、実は私も電線で遊ぶカラスをつい最近、何度か目撃している。
ある日、庭に出て掃除をしていると、ビョンビョンという不思議な音が聴こえてきた。 ふと見てみると、電線の上でカラスが飛び跳ねている。 その音は、彼らが電線を鳴らしている音だったのだ。 それから何回か同じ光景を見たことがあって、その度に単なる偶然だろうと片付けてきたのだが、今にして思えば、あの様子はまるでギターの弦を適当に弾いて遊んでいる子供を彷彿とさせるもので、きっとカラスたちも遊んでいたのだろう。
プロローグで、著者は本書で用いられる用語について、このように述べている。
わたしは特定の動物をそれぞれ「him(彼)」「her(彼女)」と呼び、従来の「it(それ)」では呼んでいない。「それ」と言ってしまうと、動物を単なる物体におとしめることになるからだ。(p.9)
上記と関連して、著者は学界に流布する「動物が心や意識などはもっていない」という考え方を批判しているのだが、このような考え方の根本には、欧米の共通文化であるキリスト教的なものがあるのではないだろうか。 欧米人と比較して、日本人は、動物についての感情移入の度合いが強く、itではなく、heやsheと考えることの方が多いと思われるため、本書で提示される、動物たちに幸せを感じさせる動物愛護という著者の考え方には、抵抗感を覚えることなく、すんなり理解できるだろう。
なお、本書の訳者は『奇妙でセクシーな海の生きものたち』(正確には本書の方が先の出版なのだが)と同じく、『フィーチャー・イズ・ワイルド』や『新恐竜』を訳した土屋晶子氏とのことなので、『海の生きものたち』と同様、訳の質の面でも安心して読めるものと思う。
- ジョナサン・バルコム、土屋 晶子
- インターシフト
- 2415円
書評/サイエンス
2008-12-17(Wed) この日を編集
_ [tDiary][autopagerize]AutoPagerizeのページ区切りスタイルを設定した
AutoPagerize0.0.32でページ区切りスタイルに対応したということなので設定。
といっても、AutoPagerize のページ区切りにスタイルをあてる - 0x集積蔵のCSSを丸パクリして、現在、使用しているテーマ、hatena-lightgrayに合わせてちょこっと変更しただけ。
/* AutoPagerize */
.autopagerize_page_separator{
border:none;
}
p.autopagerize_page_info{
margin:5px 15px 10px 18%;
background:#D8D8D5;
-webkit-border-radius: 0.4em;
-moz-border-radius: 0.4em;
border-radius: 0.4em;
line-height:1.5;
font-size:140%;
text-align:center;
}
たしかに、なかなか見栄えが良くなるね。
_ [読書感想][オカルト][HORROR]21世紀の『妖怪ハンター』? 『闇狩り師』?──
魚蹴さんのレビューを読んで購入。
これは面白い!
あの世から来て禍を振り撒く「け」を退治する「イヌジニン」と呼ばれる仕事人たちの物語。
画は上手い方ではないとは思うのだが、民俗学ネタやオカルト設定がうまく料理されていて、「これは21世紀の『妖怪ハンター』だなぁ」と思ったり。
いや、こちらはアクションだし、『妖怪ハンター』ほど派手な展開はないので、どちらかといえば、夢枕貘の『闇狩り師』の方が近いか?
次巻を早く読みたいところだけど、初出誌(コミック『怪』)の掲載スピードを考えると、来年の夏頃になってしまうかなー。 それまで首を長くして待っていることにする。
2011-12-17(Sat) この日を編集
_ [書評][SF]『機龍警察』──パワードスーツが実用化された至近未来を舞台にした警察小説。アニメを思わせる設定とリアルな警察ものという水と油な要素をまとめあげた手腕は見事
大規模破壊兵器の衰退とともない、市街地での近接支援を主眼として台頭してきた二足歩行型軍用有人兵器「機甲兵装」──いわゆるパワードスーツが実用化された至近未来。
機甲兵装を使用した犯罪やテロが頻発するようになり、日本警察は警視庁内に「龍機兵(ドラクーン)」と呼ばれる新型機甲兵装を装備した特捜部を新設した。しかし、実働要員として外部から雇用した元傭兵をはじめとするパイロットを抱え、トップも外務省から出向者である特捜部に対して、既存の警察組織は激しく反発する。
そんな中、密造機甲兵装による地下鉄立て籠り事件が発生。特捜部が出動するものの現場で、SATと激しく対立する。結局、SAT主導の突入が行なわれるものの、SATは犯人グループの罠にかかり全滅してしまう。事件を警察への挑戦とみた特捜部は、独力で事件の黒幕を追いはじめるが……。
ベテランのアニメ脚本家である著者の小説デビュー作。
警察に配備されたロボットや、新設された部署が警察のはみだしものといった設定はパトレイバーを思わせるが、異分子である特捜部と既存部署の対立がパトレイバーとは比較にならないくらいひどい。
前述の通り、トップや龍機兵パイロットが警察外な人間な上、様々な部署から引き抜かれた特捜部の刑事たちも特例として二階級昇進しているため、身内からの嫉妬を一身に受けている。特捜部は他の部署からの捜査協力を得られないどころか、ガセ情報まで流される始末。はっきりいって特捜部にとっての敵といってもいいレベルなのである。
物語が進むにつれ、パイロットたちの過去や龍機兵自体の謎が浮かび上がってくる構成や、様々な圧力を受けつつ捜査にあたる刑事たちの姿を描く筆力は分野は違えど、さすがはベテランと感じさせるもので、ぐいぐい読ませる。
アニメやライトノベルを思わせる設定とリアルな警察ものという、水と油な要素をまとめあげた手腕も見事だ。
残念なのは、様々な未回収の伏線を残しつつ、本書が幕を閉じること。ぜひとも続編を希望したい。
書評について
去年の8月に書いていて、すっかり日記に載せるのを忘れていた。
続刊『機龍警察 自爆状況』を読んだので改めて掲載。

