«前の日(12-05) 最新 次の日(12-07)» 追記
RSS feed

ぽっぺん日記@karashi.org


2002-12-06(Fri) この日を編集

_ 起床

6 時半。

天気は薄曇りと言ったところ。


2003-12-06(Sat) この日を編集

_

今日も出社。

通勤電車で読書に夢中になってて、駅を降りそこねたり。

_ PostgreSQL

7.4にバージョンアップ作業。

_ 昨晩のNHK教育「視点・論点」

書き忘れていたけど、笹本祐一が出演して日本の有人宇宙計画について語るということだったので、見てみた。いかんせん10分という短い時間だったので、内容はあまり濃くなかったけども、まぁ、まとまっていたし、ふじ計画のアッピールもしていたので良かったんじゃないかな。

しかし、あの番組って生放送なんかな。言い間違いや資料をさかさまに出してしまうなどのミスが目立った気がするけれど。

_ 昨晩の「オーロラの彼方へ」

こっちも書き忘れたけど、「オーロラの彼方へ」を放映していたので見た。SFとしては1940〜50年代の「科学的とか整合性とか、そんなもん知ったことじゃねーよ」的なテイストだと思うんだけど、ストーリーが良くできていたので楽しめた。

ああいう親父がアメリカ的な理想の父親像なんだろな(職業が消防士だしな)。

_ 仕事

Windows2000マシンのセットアップをしたり。


2004-12-06(Mon) この日を編集

_ 仕事

お客さん訪問1軒。PCの移動やら片付けやら色々。

クリーニングに出したばかりのスーツが埃だらけになりましたよ……。作業用に、つなぎでも買うべきか。

_ フラン☆Skin 液晶相談所

液晶ディスプレイ選びのためのテンプレあり。メモ。


2005-12-06(Tue) この日を編集

_ [HARDWARE]WILLCOM MANIACS 2005: W-ZERO3 〜 プリインストールアプリを簡単紹介&Skypeを使ってみた [ITmedia +D Blog]

パケット通信でも、Skypeがそれなりに使えるというのは良さげ。

あと、SSHクライアントをインストールすれば、サーバにログインして最低限の作業もできるな。

そんなことを考えてると、WX310Kにしてしまって、ちと早まった気がしないでもないが、片手で操作するには難しいサイズだそうなので、通勤電車内で立ったまま操作することが多い俺には向かんかなー、とも思ったりする。

_ できごととか雑感とか

  • 客先から直帰で帰宅。久しぶりに早く帰れた。
  • Rails、やっと最初の段階が分かってきて面白くなってきた。こりゃ、Railsのルールに慣れれば確かに楽チンそうだ(今まで実感できんかった)。

_ 楽天ブックスが来年1月末まで送料無料

使い道がなくて貯まりっぱなしだった楽天ポイントで、送料の関係でAmazonで買えんかった文庫や新書を買いまくってみるか。


2006-12-06(Wed) この日を編集

_ できごと

7時起床。

通勤電車内で独白するユニバーサル横メルカトル(平山 夢明) 読了。これはひどい(誉め言葉)。

夕飯に、鯖の味噌煮と干し柿が出た。ウレシス。

『ラクダ本』をぱらぱらと読んでから就寝。


2007-12-06(Thu) この日を編集

_ [読書感想]中国の環境問題 今なにが起きているのか (DOJIN選書 12)(井村 秀文)

科学同人さんより本が好き!経由で献本して頂いた。科学同人様、感謝致します。

来年(2008年)には北京オリンピックを控え、驚異的な経済成長を続けている中国だが、その反映の一方で様々な環境問題を抱えていることが知られている。 水汚染や大気汚染、拡大し続ける資源消費など中国が様々な環境問題の実態とそれらに対する中国政府の取り組みを伝えるとともに、日本がどのような形で環境問題解決のために協力すべきかを示唆しているのが本書。

日中間には、靖国神社問題、東シナ海におけるガス田開発問題、尖閣諸島を領土問題化しようとする中国の思惑など、政治面、経済面に渡る数多くの問題が横たわっている。そのため、中国の問題を指摘する本書のようなタイプの本は、反中国的姿勢になりがちなのだが、著者はバランスの取れた冷静な筆致で、中国の環境問題を幅広い視点から描き出しており好印象だった。

中国の環境問題が与える影響が中国一国に収まらないということは、ある程度理解していたが、本書によって示されるその範囲は、想像していたよりもずっと大きく驚かされる。日本が受ける影響は、例えば、以下のようなものだ。

  • 大気汚染物質が偏西風に乗って、大陸より日本に飛来することによって起きる、光化学スモッグや酸性雨。また同じく偏西風により日本にやってくる黄砂。
  • 大陸より黄海や東シナ海に流入した海洋汚染物質が黒潮に乗って北上し、日本近海に到達する。日本近海で問題になっているエチゼンクラゲの大量発生も黄海や東シナ海の汚染が原因ではないかと著者は示唆している。
  • 日本では循環型の社会を目指し、資源リサイクルを行なうための様々な基盤を整備したにも関わらず、金属スクラップや古紙、廃プラスティック、ペットボトルなどのリサイクルされるべきものが、大量の資源を求める中国に輸出されてしまい、日本でリサイクルされることが少ないという事実。
  • 地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の中国での排出量は増加の一方を辿っていて、現在では、2003年時での排出量一位だったアメリカを抜き、世界一位になった可能性がある。

それぞれの理由や根拠については本書に譲るが、中国で起きている環境問題が密接に関係していることがお分かり頂けるかと思う。 また、本書では触れられていないが、上記に関連して、世界遺産である屋久島にも、大陸からと思われる汚染物質が飛来していたという報道があったことも付記しておく。

では、中国政府の環境問題への取り組みはどうなのか。これが意外に(と言っては失礼かも知れないが)先進的なものだ。不十分と思える対策も数多いが、その幾つかは日本より進んでいると思えるものもある。

例えば、自然保護行政は、日本では森林行政と自然保護行政の農林水産、国立公園を管理する環境省の二つの省に分かれてしまっているが、中国では森林国家環境保護総局で一本化され、野生動物の保護や湿地の保全などの新しい分野に取り組んできた。また、

  1. 汚染を未然に防止すること
  2. 汚染者(開発者)が費用を支払うこと
  3. 環境管理を強化すること

という三つの環境保護を基本原則とした環境管理制度も整っている。

しかし、問題はそれに実態が伴なっていないことなのだ。著者は中国の問題として以下のようなものを挙げている。

  • 制度の理念がいかに優れていても、それを実施に移すときの基盤となる人員、技術が不足している。
  • 法律や規制の存在と、それを遵守することは別物という考え方がある。
  • 公衆衛生観念がしっかりしていない。
  • 地方政府が経済開発優先で、環境配慮に欠けている。
  • 小規模企業に環境意識が欠如している。

上記の問題は『中国の危ない食品』で指摘されてものとまったく同じものだ。

中国は「大方の国民が食うに困らず、生活に少し余裕も出てきた(p.50)」という、「小康」社会と呼ばれる段階に入っているという。しかし、その一方で食の安全などの不安は増している。著者によれば、小康から次の段階に進もうとする今こそ、環境政策にとって転機となる時なのだという。

本書を読むと、中国は国土があまりにも広く、中央政府の指導による環境問題対策を中国全土で実施することは、かなり困難だと思わざるを得ない。しかし、日本は、中国の環境問題を中国一国の問題と考えるのではなく、同じ環境を共有する「東アジア環境共同体」の一員として捉える必要がある。中国への働き掛けと協力をどのように行なえばいいのかを教えてくれる一冊だ。


中国の環境問題 今なにが起きているのか

Amazonで購入
書評/ルポルタージュ

中国の危ない食品―中国食品安全現状調査
周勍/廖建龍
草思社
¥ 1,470


2008-12-06(Sat) この日を編集

_ [読書感想][HORROR]親の七光りなんて言わせない! スティーブン・キングの息子の傑作短篇集──20世紀の幽霊たち (小学館文庫)(ジョー ヒル/Joe Hill/白石 朗/安野 玲/玉木 亨/大森 望)

今年はあまりホラーを読んでいないオレが書くのもおこがましいが、これは今年の翻訳ホラーの中でもベスト級の一冊ではなかろうか。

作者ジョー・ヒルは、なんと、あのスティーブン・キングの次男。 最初、「スティーブン・キングの息子」というアオリを読んだ時、比喩的な意味かと思っていたら、実際にそうなのでビックリさせられた。

ホラー界の大御所の息子ともなれば、どうしても「親の七光り」という言葉が付いて回る気がするが、ヒルについてはそんなものとは無縁。 なにしろ、身元を隠して書き上げたデビュー作である本書でブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞、国際ホラー作家協会賞に輝いているそうだ。 なんというか、「ホラー作家の血」でしょうかね。

本書には全部で18篇の作品が収録されている(謝辞の6ページ強の短篇も含む)。 古びた映画館に出現する女の幽霊譚を通じて映画と怪談への愛を謳い上げる表題作「二十世紀の幽霊たち」をはじめとして、どれも高水準のものばかりだ。

いくつか印象に残った作品を挙げておこう。

子供を標的にした誘拐殺人鬼と攫われた少年との息詰まる対決を描いているのが「黒電話」。 単体でも充分面白いが、雑誌掲載時にカットされた最終章が「黒電話[削除部分]」として収録されているため、カットが正解だったのか失敗だったのか、読者が判断するという別の楽しみ方もできる。

「おとうさんの仮面」では、子供の目を通して危うい家族関係が幻想的な筆致で描き出される。 色々と深読みできる一作だ。

「自発的入院」は、本書のベスト。 子供の頃、男の子であれば、ダンボールかなにかで秘密基地を作った経験があるのではないかと思うが、それをホラーに仕立っててしまう手腕が素晴らしい。 「レン高原」というフレーズが登場するので、もしかしてクトゥルフ神話? とか思っていたところ、やはり、そうだったらしい(東雅夫氏の解説より)。

充実したノンホラー作品群についても特筆しておきたい。

たとえば、4作目として収録された「ポップ・アート」は、声を大にして告げたい大傑作である。 ごくたまに風船として生まれる人間がいるというスーパーナチュラルな舞台設定でありながらも、友情と別れのストーリーには、思わず涙腺が緩くなってしまった。

障害を持つ主人公とメジャーリーグの監督を勤める父親との交流をテーマにした「うちよりここのほうが」も余韻の残るラストが堪能できる作品だ。

ジョージ・A・ロメロの大ヒット作となる『ゾンビ』に、ゾンビ役のエキストラとして出演し再会することになった元・恋人たちのほろ苦い人生と恋に迫る「ボビー・コンロイ、死者の国より帰る」は、なんとも変わった舞台で繰り広げられる同じくノンホラーの短篇だが、作者のゾンビ映画への愛が感じられて微笑ましい。

日本語版『20世紀の幽霊たち』には、欧米では200部限定の函入りハードカバーにしか収められなかったボーナス・トラックが入って総分量700ページ弱の読み応えのある一冊となっている。 それでいて、価格が980円(税込)という千円札1枚でお釣りがくる嬉しい価格設定は、まさにお値打ちもの。

ホラー小説好きにはもちろんのこと、普段「ホラー小説なんて」と嫌厭する向きにも強く強くオススメしておきたい一冊である。 後悔はしないはずだ。


20世紀の幽霊たち (小学館文庫)
ジョー ヒル/Joe Hill/白石 朗/安野 玲/玉木 亨/大森 望
小学館
¥ 980


«前の日(12-05) 最新 次の日(12-07)» 追記
RSS feed