ぽっぺん日記@karashi.org
2003-11-03(Mon) この日を編集
_ 朝
どんよりした感じの天気。
_ 谷甲州の日
物欲(?)に負けて、谷甲州の著作を一気買い。
- インド洋航空戦―覇者の戦塵1944〈上〉
- 紫苑の絆〈上〉
- 紫苑の絆〈下〉
_ 夜
明日は始発で出張せんとあかんので、22時半には就寝。
2004-11-03(Wed) この日を編集
_ Inspiron 8100のXPにSP2を当てた
クリーンインストールするつもりだったのだが、やっぱり面倒なので、バックアップを取ってから、ダメ元でSP2を当ててみた。
とりあえず問題なく動作している感じ。
_ void GraphicWizardsLair( void ); //より: はてな*からの移行方法
はてなは使ってないけど、メモ。
_ http://bulknews.net/syndicate/hns2rss.cgi/
TokuLog!にて。
使い方はhttp://bulknews.net/syndicate/tdiary2rss.cgi/と同じ。*1
激しく便利。巡回先のhnsなサイトをbloglinesにバシバシ登録した。
*1 http://bulknews.net/syndicate/hns2rss.cgi/{hnsのURL}
2005-11-03(Thu) 文化の日 この日を編集
_ 俺と妻の2人の隊でを一つ落としてきた
ちなみに標高は190M台、往復の所要時間40分。:D
_ [FreeBSD][PHP]yohgaki's blog - PHPの現行リリースに重大な脆弱性(PHP4.4.0以下、PHP5.0.5以下)
register_globalsはoffにしてあるけれど、早めに上げておこう。
昨日、packagesサーバでportupgradeした時には、lang/php4/files/patch-pear::Makefile.fragが間違っていて、devel/php4-pearのmakeに失敗したけれど、今朝、確認したところ、修正が入っていて、makeも通るようになっていた。
2006-11-03(Fri) 文化の日 この日を編集
_ 「生活の木」に行ってきた
妻がハーブティーが切れたので補充したいと言うので、「生活の木」に行ってきた。
昼飯も「生活の木」で食す。俺はローストビーフ、妻はフィッシュカレー。ここの料理はなかなか旨い。
食後、ハーブ園でのんびりする。
個人的にはハーブとかアロマテラピーの店って、どうも高尚な雰囲気がして苦手なのだが、まぁ、たまには落ち着いて良いかも知れない。
_ できごととか雑感
- 明日は出勤日なので、早めに寝る。
2007-11-03(Sat) この日を編集
_ [読書感想]
小説家ではあるが、古本マニアにして、シャーロッキアンとしても有名な著者が、自身のホームズ・コレクションを解説しているのが本書。
そのコレクションというのが、古本はもちろんのこと、学習雑誌の付録、Palm解説本、果てはエロゲーという幅広さで楽しめた。
紹介されているコレクションの中でも笑ったのが、『ワイルド7』の望月三起也が描いたというコミック版ホームズ。ホームズがチャンバラをしたり、日本人から譲り受けたという日本刀の手入れをするという原作には全くないエピソードが挿入されているとのこと。
また、アニメの『名探偵ホームズ』(登場人物が犬になっているヤツね)が紹介されていて、非常に懐しかった。俺が小学校低学年の時の作品だよなー。そうそう、主題歌はダ・カーポが歌っていた。
同じ著者が書いた『シャーロック・ホームズ秘宝館』は、ホームズ物の奇書を紹介するというコンセプトの本なのだが、残念ながら未読。本書とは姉妹関係になるということなので、次の機会に読んでみたいと思う。
_ [Gmail]Gmail 2.0がめちゃくちゃ速くて、えらく快適な件
今朝、Gmailにログインしてみたら、微妙にデザインが変わっていた。俺のアカウントにも、噂のGmail 2.0が来たらしい。
試しに、Plaggerのbloglines2gmailで送っておいたfeedを読んでみたら、めちゃくちゃ速くて、すげー、びっくり。
IMAP対応になった時に、「これからはIMAP + ThunderbirdでGmailを読めばいいな」と思っていたけれど、体感速度ではGmail 2.0のWebインターフェイス経由で読んだ方が快適な感じだ。
唯一の難点は、Thuderbirdにはある「次の未読メッセージ」ショートカットがないこと(Nキーね)。これさえあれば、大量のメールを読むのも、かなり楽になるのだが。
いずれにせよ、やっぱり、Googleってすげーよなあ、と思った。
2008-11-03(Mon) この日を編集
_ [読書感想]「読む」とはなにかを解き明かす一冊──
新聞を読み、Webサイトを読み、本を読む。 現代を生きる我々にとって、情報を得る手段のうちでも最も頻繁に行なっているのが「読む」ことである。
では、「読む」とはいったいなんなのか? 人間はいつから「読む」ことをはじめたのか? 「読む」ことはどのような影響を人間に与えているのか? 「読まない」ことによる悪影響はあるのか? 米タフツ大学教授であり認知神経科学と発達心理学を専門とする著者が「読む」という行為を様々な角度から探り、その秘密を解き明かそうとしているのが本書である。
著者は「読む」ことに、二つのアプローチから迫っている。 そのひとつが個人的・知的次元における文字──読書であり、もうひとつが生物学的次元における文字──脳の認識である。 著者はそれぞれのメタファーをフランス人小説家マルセル・プルースト、生物学の発展に貢献してきたイカとして、それが本書のタイトルの由来にもなっている。
原著のサブタイトルはThe STORY and SCIENCE of the READING(=「文字を読む脳の物語と科学」)となっているが、著者は「読む」という行為の中でも、特に読書にフォーカスしている。 邦書のサブタイトルを「読書は脳をどのように変えるのか」としたのは卓見といえるだろう。
驚かされるのは、「読む」ことが人間の脳に生まれながらに備わった機能ではないということだ。
人類はクレイトークンと呼ばれる記号が刻まれた粘土片からはじまり、シュメール文明の楔形文字やエジプトのヒエログリフ(余談だが、この二つの文字大系はまったく別個に生まれたとのことだ)、メソポタミア文明のアッカド語、古代ギリシャのアルファベットへと文字大系を進化させてきた。 元々、「読む」という機能を持たなかった人類は、脳の機能のうちの物体認識回路や視覚回路を再利用することによって、それをなし遂げた。 つまり「ニューロン(脳神経細胞)のリサイクリング」を行なったのである。 再利用された回路は今でも私たちの脳に中で生きている。 それゆえ、非常に単純なクレイトークンのシンボルを見た時でさえ脳は活発に働き出すのだという。
アルファベットを生み出すまでに人類は2000年の時間を必要とした。 それからほとんど脳の構造は変わっていないにも関わらず、現代の子供たちは凄まじいまでのスピードで言語に熟達することが求められている。 たとえば、英語圏の子供であれば、5歳から7歳までの2000日である程度のレベルまでの英語をマスターすることが要求されるのだ。
しかし、それがうまくいっていない。 全米読字委員会の調査によれば、アメリカの子供たちの実に40%が十分な読解力を備えた、流暢と呼べる読み手にはなっていないそうだ。 これは子供たちの潜在能力を無駄にしていることにほかならないと著者は述べている。
では、流暢な読み手になるためには何が必要とされるのか。 著者は幼児期からの読み聞かせが大事だと説く。 物語を読み聞かせることにより、子供たちは語彙を増やし、他人を理解する能力を養い、読解力を磨いていく。 そして自ら物語を読むようになり、「熟達した読み手」へとステップアップしていくのである。
著者は興味深い指摘をしている。 熟達した読み手になれば、文章の表面には現われず、奥深くに隠された皮肉や意見、暗喩、視点──いわゆる「行間」というものを理解するようになるというのだ。 それに関連して想起されるのが、「行間を書かない」「考えさせない」読み物が増えている最近の日本の状況だ。 その代表例としてケータイ小説が挙げられるが、コミックについてもそれが言えるだろう。
読み物だけではない、最近のテレビ番組もそうだ。 バラエティ番組を例に取れば、出演者のセリフで笑うべきところがテロップで大写しになり、「織田信長」という名前が出れば、画面の端に織田信長のイメージが映し出されるという具合である。
言ってみれば、「行間が読みない人たちが増えている」ということだと思うのだが、映画でもそれは同様のようだ。映画評論家である町山智浩氏は映画の暗示が理解できない映画評論家がいることを指摘している。
この人が勘違いを起こすのは、セリフでなく、映像や表情や行動だけで意味が示されるシーン、または画面にすら直接は映さないで暗示するシーンだ。つまりセリフではっきり説明されないとわからないのだ。
[映画を観る能力がまったくない映画評論家 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記より引用]
もし、このまま「行間のない」作品が増えていけば、表現の危機といえる状況になるのではないかと少し心配になる。
さて、インターネットが日常化するにともなって、我々は日々大量の情報を入手している。 しかし、それが本当に理解しているということになるのか。 著者はそう危惧する。
著者は、書き言葉というものに懸念を表したソクラテスの言葉を引く。 ソクラテスが書き言葉に反対した理由のひとつが、それが表面的な理解しかもたらさない──つまり、「読んだだけで分かったような気になってしまう」ということだ。
小難しい本をとりあえず読んだものの「分かったような、分からないような」などと言っている私のような人間にとってはなんとも耳の痛い話であるが、著者は「本を読む」という行為を行なわずとも、単にググってリンクを辿るだけで知識が溢れ出てくるインターネットが、ソクラテスが懸念を表明した書き言葉よりもさらに考える力を失わせているのではないかと懸念している。
正直なところ、私自身も読書と同じくらいの時間をインターネットで過ごしている人間であるし、著者が反対意見を述べているレイ・カーツワイルの『ポスト・ヒューマン誕生―コンピュータが人類の知性を超えるとき』を読んで感銘を受けたクチなので、その主張には多少の反発を覚えないでもない。 しかし、その反面、Wikipediaの内容をそのままレポートにコピペして「調べた」と称する学生たちがいか多いかということを考えれば、その懸念にもある程度同意せざるをえない。
ラストのパートでは、著者は「ディスクレシア(読字障害)」を取り上げている。 ディスクレシアとは知能と関係なく、生まれながらに「読む」ことに苦労してしまう障害である。 トーマス・エジソンやレオナルド・ダヴィンチ、アルベルト・アインシュタイン、グラハム・べルといった偉人たちがディスクレシアだったということには驚かされるが、それ以上に驚かされるのが著者自身の家系がディスクレシアの家系であり、彼女も子供時代にディスクレシアの傾向があったということである。
著者の研究によれば、ディスクレシアの人々はパターン認識が重要とされる分野について非凡な才能を発揮することが多いそうだ。 芸術や建築といった分野、医療であれば放射線科、エンジニアリングやコンピュータ技術であればパターン認識や設計、さらに大規模なデータからパターンを読み取る必要のある金融取引などである。 たとえば、著者の曾々祖父はインディアナ州でタバコの栽培で成功した人だそうだが、数字が苦手で10の代わりに01と書いてしまうようなことがあったそうである。 そのため、勘定書には数字の代わりに線を引いて代用した。 また、著者の息子もディスクレシアであるが、美術の分野に才能を発揮しているそうである。 著者はディスクレシアの人々の隠れた才能を潰さないためにも、ディスクレシアであることの早期発見とそのための教育を確立する必要があることを強調している。
本書はそのすべてページを使って「読む」とはなにかを問い続けている一冊だ。 あまりにも当たり前すぎて普段意識することのない「読む」という行為だが、それは神秘に満ちている。 「読む」ことを再認識させるとともに、「読む」とはなにかを考えさせる好著である。
最後にちょっと個人的なことを。 本書を読了後、自分がなぜ本好きになったかを思い返してみた。 強く印象に残っているのは、私が幼稚園児だった頃、母が寝物語で『もりのへなそうる』を読んでくれたことだ。 たぶん、それが私にとって物語の面白さに目覚めるきっかけだったのだろう。 読書という素晴しいものに出会う機会を与えてくれた母に感謝して筆をおくことにしよう。
- メアリアン・ウルフ
- インターシフト
- 2520円
書評/サイエンス
2009-11-03(Tue) この日を編集
_ [読書感想]MacPeople 2009年12月号
MacPeopleの2009年12月号をR+(レビュープラス)経由で献本いただきました。 感謝いたします。
本誌は、サブタイトル「マックがもっと楽しく役立つ情報マガジン」の通り、Macの情報を満載した雑誌だ。 読者のターゲットは、中級のMacユーザだと思われる。 濃すぎずという感じで、ほとんどのMacユーザが楽しめるバランスのとれた内容と言えるだろう。
去年の7/31に、仕事用にMacBookを買ってMac使いになってから早1年余。 それからiPhoneユーザにもなってしまい、すっかりAppleファンになってしまった。 これまでMac関連の雑誌を読むことはなかったので、本誌が初Mac誌ということになる。
本誌で目を引くのが、なんといっても、つい先日、10月21日に発表されたiMac/MacBook/Mac miniの新機種速報。 実は、そろそろ自宅にも1台Macが欲しいと思っていたところで、個人的にとてもタイムリーな特集だ。
新iMacで興味深いのが、液晶ユニットの表示方式が写真やデザイナなどのプロ御用達のIPSになったということ。 さらに、27インチモデルのMini DisplayPortは入力にも対応している。 Macの外付けディスプレイとして使える訳だ。
キーボードとマウスもBluetooth化したことによって、ケーブルが電源ケーブル一本になったという点もポイントが高い。
APPLE iMac 27インチ 2.66GHz Quad Core i5 1.0TB MB953J/A
アップル
¥ 198,800
新しいMacBookも魅力的だ。 詳しくは掲載されているベンチマークテストを参照して欲しいが、ひとつ上の機種、MacBook Pro 13インチモデルと比較しても全く遜色がない。 それどころか、勝っている部分もある。 「編集部CHECK」によれば、MacBook Proよりも液晶の色合いがはっきりしているとのこと。 公称の最大メモリは4GBだが、編集部の検証では8GB(4GB x 2枚)も動作したという嬉しい情報もある。
個人的には、8GBメモリの動作確認テストを、いくつかブランドのメモリで検証してもらえれば、さらに嬉しかったのだが、時間がなかったのでいた仕方ないところではあるだろう。
APPLE MacBook 2.26GHz 13.3インチ 250GB MC207J/A
アップル
¥ 98,800
Mac miniの中では、なんといっても、Snow Leopard Server(無制限ライセンス版)をインストールしたサーバ版がすごい。 500GB HDDを2基、メモリ4GBにOS込みで定価10万4900円はお値打ちだろう。 中小企業やSOHOのサーバとして魅力的な1台だ(下はSnow Leopard Server非搭載機種)。
APPLE Mac mini 2.53GHz 4GB 320GB MC239J/A
アップル
¥ 84,900
さて、新機種についての話が長くなったが、他の記事についても少々。
個人的に興味深かったのが「Mac OS X 至極のテクニック」。 Snow Leopardが登場してから2ヶ月経つが、あまり知られていない、システムやFinder、Exposé、Dock、Mail&SafariなどのTipsについてまとめた記事だ。 ググれば、たいていのことが見付かる時代とはいえ、こういう情報がまとめてあるのはありがたい。
もうひとつの特集「マックで使うBlu-rayガイド」は、内容的には面白かったのだが、逆に、Mac自体にBlu-rayドライブが搭載されていない現状について疑問を持ってしまうものだった。
Macの立ち位置的なものとして面白かったのが、先日発売されたWindows 7について取り上げた2本のエッセイ、「マック時事放言」(柴田文彦)と「海の向こうで胸騒ぎII」(飯吉透)だ。 前者がWindows 7についてMac OS Xより、まだ劣っているとしているのに対して、後者は肩を並べたと評している。
どちらも使ってみた身としては、機能的にはMac OS Xの方に分があると感じているが、OSのメジャーアップグレードがニュース番組に取り上げられるWindowsに対して、Snow Leopardが登場してもメディアにはほとんど取り上げられないMac OS Xのマイナー具合を対比するという意味でも興味深かった。
なかなか楽しませて貰った本誌だが、ちょっとした疑問ももった。 というのも、今号は新機種の特集ということで掲載記事も多かったはずだが、普段はなかなか記事の材料を集めるのに苦労するのではないだろうか、ということだ。 Macという(言葉が悪いが)狭い世界に特化したがゆえの、利点と弱点を見た思いだ。
インターネットに押され、苦しい立場にある雑誌。 その中でも、インターネットと親和性が高いコンピュータを扱うがゆえに、さらに苦闘するコンピュータ雑誌はどう生き残っていっていくのか。 本誌からそんな課題を感じだ。


