ぽっぺん日記@karashi.org
2002-10-22(Tue) 晴 この日を編集
_ 起床
7 時。昨日も 26 時まで起きていた。ねむー。
_ 某 Linux ベンダー
未だに telnet で遠隔管理して大丈夫なんでしょうか。人事ながら、ちと心配。
_ 帰宅
夕食を食べて、即バタンキュー。
2003-10-22(Wed) この日を編集
_ 朝
ねむー。
_ Wikiの検索機能
前々から社内のナレッジ共有ツールとしてWikiを導入したいな、と考えてはいるんだけど、どのWikiクローンを見ても検索機能があまり充実していないので、選択に困っていた。
そういう意味で、たださんの
検索機能こそWikiエンジンがもっとも強化すべきポイントだと思う
_ という意見には、我が意を得たり、という感じ。
プラグイン拡張できるWikiを導入して、自分で検索用のプラグインを書くっていうのも手かなぁ(と書いてみる)。
_ PEAR HTML_QuickFormページ集
HTML_QuickFormを使ってみようかな、と思っていた矢先なので、激しく有用。
2004-10-22(Fri) この日を編集
_
読了
1、2巻は中央公論から出た時にも読んだが、やっぱり、このシリーズは最高に面白い。
個人的に、佐藤大輔の醍醐味はダイナミックな歴史改変と、フィクションの世界にできるだけの軍事リアリティを持ち込むことだと思うのだが、このシリーズは戦国時代から現代(未来?)まで通じる歴史の改変と言うことで、作者の真骨頂の発揮と言ったところだ。
心配なのは、あまりにもストーリーが壮大過ぎて、続刊が出るかどうかなんだな。今回にしても、既刊三巻は全部再販で新刊は一冊もない訳だし。作者も執筆ペースが遅いのと、中断シリーズ作品が異常に多い(っつーか、ほとんど)なので有名だしなぁ。
あと、2巻の所々にあった誤植(「太平洋」じゃなくて「大東洋」なんだろ?)が、中央公論の時にも見た覚えがあるものばかりなのには閉口した。ちゃんと仕事しろよ。 > 編集者
_ SF板、イーガン・スレより
626 :イー :04/10/22 20:35:13
河出奇想コレクションにてオリジナル短篇集『TAP』発売決定(´∀`)
山岸真・編/訳だけど(つ∀`)イツニナルコトカ…
「万物理論」に続いて、キターーー。
2005-10-22(Sat) この日を編集
_ [UNIX]OpenVPN
帰宅してからOpenVPNについて調べもの。
OpenVPN 2.0 HOWTO 日本語訳とOpenVPN Man Pageを読む。
なるほど、ルーティングモードの場合、完全に仮想のLANのIPアドレスをクライアントに割り振って、OpenVPNサーバ側LANとの間は、OpenVPNサーバがルーティングするのか(名前そのままの動作だけど)。OpenVPNサーバ側LANのIPアドレスをクライアントに割り当てるんだと思っていた。たぶん、後者の動作はブリッジモードで実現する訳か。
導入もそんなに大変じゃなさそうなので、暇を見付けて試験運用をしてみよう。
2006-10-22(Sun) この日を編集
_ スルー力
「スルー力」と書いてあると、「スツーカ」と間違えてしまう俺。
参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/Ju_87_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
_ 便所飯 - Wikipedia
経験者が書いたとしか思えず、なんだか憂鬱になった。
2007-10-22(Mon) この日を編集
_ [読書感想]
本が好き!経由で献本して頂いた。
生物学者である著者が、生物の「環世界」を知ることの重要性を示しつつ、多様な生物の在り方を教えてくれるのが本書。
環世界とは、生物がまったく同じ環境に置かれていたとしても、それぞれの種はそれを大きく異なった独自の世界として認識しているという考え方だ。 5億5千万年前のカンブリア紀における進化によって生まれた、生物間の「食うか食われるか」の食物連鎖という相互関係の中で、生物は骨格の発達により素早く移動する術を身につけ、眼をはじめとする感覚器や脳や神経といった情報処理器を発達させた。それが環世界の構築に繋ったと、著者は述べる。
3章以降では、太陽を指標として陸と海の方向を見定めるトビムシをはじめとする多様な生物の驚くべき能力が紹介されているのだが、その中でも、特に面白かったのが7章で紹介されているベニツチカメムシのナビゲーション行動。 ベニツチカメムシは、巣から出た後はジグザグに歩くにもかかわらず、食料である植物の実を見付けると、そこからから一直線に帰巣する。 様々な実験から、ベニツチカメムシが10メートル近く上の木の枝や葉がつくり出す模様を見ているらしいことが示唆されていて、非常に驚かされるが、それを知るために、蒸し暑い森の中でテントを張り、這いつくばってベニツチカメムシを観察している生物学者の努力にも驚くと同時に、頭が下がってしまう。
最終章では、環世界の観点から、現代の社会が抱える問題点を挙げている。著者によれば、挨拶とは「敵であるか敵ではないのかを判断する手段」だという。 現在の日本社会では、その挨拶するという習慣が失なわれたため、「社会の個体のすべての者たちは、不安定な気持ち」を抱えることになったそうだ。 今のぎすぎすした世の中を考えると、頷ける指摘である。
本書のもうひとつの読みどころが、随所に織り交ぜられる著者の研究旅行記だ。 著者が研究のために滞在した様々な地での体験が書かれていて、どれも興味深いのだが、周囲の人から毒があるかも知れないから、止められたにもかかわらず、南極でタコを、また、アフリカのマガディ湖でテラピア(魚)を食したというエピソードからは、著者の豪胆さが透けて見えて面白かった。その後、特に体調を崩したりもしなかったようで、著者は「ヒトは食べたことがないものには、毒があると思うようですね?」とさらっと書いているのだが、テラピアについては『アフリカにょろり旅』あたりを読んだ感じでは、寄生虫等で危なそうな感じもするのだが……。
専門用語が登場し、素人には少々難しく感じられる面もなきにしもあらずだが、生物の多様さを知ることができる良書だ。ヒトが持つ環世界を考える上でも役に立つ一冊と言えるだろう。

生き物たちの情報戦略―生存をかけた静かなる戦い (DOJIN選書 11)
- 針山 孝彦
- 化学同人
- 1890円
livedoor BOOKS
書評/サイエンス

2011-10-22(Sat) この日を編集
_ [書評][SF]2010年刊日本SF傑作選『結晶銀河』を読んだ
2010年度に発表された日本SF短編の中から大森望・日下三蔵が選んだ13篇(マンガ1本を含む)に、第2回創元SF短編受賞作 「皆勤の徒」を加えたアンソロジー。
今回はガチSFばかりで、SF者には非常に嬉しい一冊になっている。とはいえ、SFという要素がこれだけ拡散している時代なので、SF者じゃない人でも、たぶん楽しめるんじゃないでしょうか。分からんけど。
一押しは谷甲州による宇宙土木SF「メデューサ複合体」。木星大気に建造中の複合体で起きた異変を調査するため単身赴いた技術者を主人公にした一作だが、ハードSFであると同時に、技術者の矜持というものを地味な抑えた筆で描き出している。20年以上前に、〈小説奇想天外〉に同様の系列の宇宙土木SF作品が3篇掲載されてそうだが、その続きという位置づけになるそうだ。ぜひ、本作と合わせて一冊の単行本として読みたい。
二押しは第2回創元SF短編賞受賞作、酉島伝法 の「皆勤の徒」。どことも知れない異形の星の泥海に浮かぶ職場で酷使される労働者を描いている。と書いても、作品の説明に全然なっていないのだが、とにかく読んでもらうしかないとしか言いようのない一篇。とてもつもなくグロテスクで、とてつもなく魅力的な世界観とだけ書いておく。作者自身によるイラストも必見。創元SF短編賞から、今後が楽しみな才能がまた発見された。
三押しは伴名練によるゼロ年代の日本SF評論「ゼロ年代の臨界点」。ゼロ年代といっても、2000年代のことではなく、架空の歴史における1900年代の日本SF概況を描いている評論風のSFだったりする。日本SFの創始者たちが女学生たちだったというのには笑ってしまった。続編に期待。
月村了衛の「機龍警察 家宅」は、戦闘用パワードスーツが犯罪に使われるようになった世界を舞台にした警察小説シリーズの番外編。どう見てもSFではないのでベストスリーには入れなかったが、ミステリとしては秀作なので番外としておく。
クオリティの高い一冊だと思うのだが、ちょっと苦言を呈したい部分もある。というのも、収録作のうちの2作が大森望が編者を務める〈NOVA〉シリーズから選ばれているのだ。まぁ、SFマガジン以外に、SF短編を掲載する雑誌媒体がなくなっているというものをあるとは思うのだが、読者のかなりの部分が重なることを容易に想像できるのだから、できれば配慮して欲しかった。お金を払っている人へのサービスは必要ですよ。
