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ぽっぺん日記@karashi.org


2002-09-13(Fri) 雨のち曇 この日を編集

_ 起床

7 時。

_ 仕事

お客さん周り。今日は 3+1 件。ものすんげぇタイトなスケジュールを組んでしまった所為で、ひどく忙しくなってしまった。

当初の予定では 3 件周るはずだったんだけど、客先で他の(まぁ通り道と言えなくもない場所の)お客さんから緊急ということで連絡が入ったので、急遽 1 件プラス。

ADSL の速度が 50Kbps しかでないなどのトラブルもあったが、なんとか 7 時半くらいに周り終える。昼飯も喰えんかった。


2003-09-13(Sat) この日を編集

_

抜歯後の痛みは、昨日よりはマシ。ガマンしてもしょうがないので、鎮痛剤を飲んでおく。

_ 仕事

昨日休んでしまったので、出勤。

会社に着いてすぐに、お客さん訪問に出発。

_ お客さん訪問

9月だっていうのに、えれー暑いぞ、とか。

なんでバックアップが一月ごとにしか取れないんだよ。このソフト作ったヤツ、頭悪いな、絶対、とか。

すいません、TAを取ってくるんで、ママチャリ貸してください、とか。

っつーか、ISDNが通じてねーじゃん。俺の試行錯誤に費した何時間かを返せよ > 回線業者か、NTT*1、とか。

もう早く帰りたいんですけど。俺、昨日、抜歯したばかりなんですけど。頬が腫れているんですけど、とか。

*1 どっちの所為だかは、世間一般的には休日なんで分からん。

_ 終了

予定では17時くらいには終えているはずが、19時を過ぎちゃっている罠。

直帰すますた。

_ エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)(ダン シモンズ/Dan Simmons/酒井 昭伸) エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)(ダン シモンズ/Dan Simmons/酒井 昭伸)エンディミオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)(ダン シモンズ/Dan Simmons/酒井 昭伸) エンディミオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)(ダン シモンズ/Dan Simmons/酒井 昭伸)読了

えらい時間がかかったけど、やっとこさ読了。1日30ページ前後のペースだったからなー。

内容は、デ・ソヤ神父大佐一党に燃え、の一言に尽きますな。もー、カッチョええです。

次点はA・ベティック。:D

ハイペリオンと〜の没落の時も思ったけど、生頼範義先生のカバー画は最高にすばらしいですな。もちろん内容もすばらしいけど、生頼先生のカバー画で、さらに高いレベルの作品になったのではないかと思います。

_ われらの有人宇宙船―日本独自の宇宙輸送システム「ふじ」(松浦 晋也) われらの有人宇宙船―日本独自の宇宙輸送システム「ふじ」(松浦 晋也)

/.-J経由で。

おー。これは購入予定リスト入りですな。


2004-09-13(Mon) この日を編集

_

会社に着いてすぐに車でお客さん訪問に出発。納品作業。

現地にてPC-9821に繋いでいるマウスが壊れていることが判明。お客さんに交換を頼まれる。今時、PC-98用のマウス売ってるかなー。

昼過ぎに会社に戻る。

_ SANWA SUPPLY MA-401NE コンフォートマウス (ライトグレー) SANWA SUPPLY MA-401NE コンフォートマウス (ライトグレー)

今時珍しいPC-98用のマウス。

できれば今日中に探してくれということで、ダメ元でヨドバシに行って発見。助かったなり。

_ 夕方

ちょっとだけ溜まった仕事を消化してから、朝のお客さんとこへ行く。

マウスの交換と打ち合わせ。

会社に戻るのも面倒なので直帰した。ホントは溜まってる仕事あるんだけどな(ぉ

_ 北欧空戦史 (文庫版航空戦史シリーズ (13))(中山 雅洋) 北欧空戦史 (文庫版航空戦史シリーズ (13))(中山 雅洋)読了

駅に常設の古本コーナーにて購入したもの。200円也。

第二次世界大戦時の北欧の航空戦史。

ソ連とフィンランド間で戦われた「冬戦争」と「継続戦争」が中心だが、その他、スウェーデン・ノルウェーの空軍史、英空軍ソ連派遣部隊、レンドリース阻止戦など大戦時の北欧周辺の動きもたくさん盛り込んであって非常に楽しめた。

フィンランド空軍が少数の雑多な航空機で、強大なソ連空軍と渡り合う姿はメチャクチャかっこいいですな。

レンドリースを阻止すべく鉄道を攻撃するあたりは、良い感じに地味で、谷甲州ライクな感じがした(こないだ「ラングーン侵攻(上)」を読んだせいだと思うけど)。

_ HandyShopper

ショッピング管理ソフト for PalmOS。クレジットカードの使用額をメモするために導入。

支払メモ関連のソフトは今まで使ったことがなく、よく分からんので、Muchy.comの支払メモのカテゴリーで高評価かつフリーなものってことで選んだ。

先週の土曜の分からの現金およびクレジットカードの使用額を書いただけなので、使い勝手はなんとも言えず。

とりあえず、なによりも三日坊主にならないようにすることが先決だな。:D


2005-09-13(Tue) この日を編集

_ daemontools管理下のsshdでbruteforceblocker.plを動かしてみた(2)

昨日「手元の環境では動いた」と書いたけども、恥ずかしい勘違いしていて、実は完全には動作していなかった。

bruteforceblocker.plを読むと、起動しっぱなしの状態でログを流し込んで貰い続けるというのが動作の前提みたいなんで、multilogの!processorだと、$tablefileには重複レコードがばんばん入っちゃうし、timeoutもできんしということで、かなりまずい。

定石(?)通り

tail -F /var/service/sshd/log/main/current | /usr/local/bin/bruteforceblocker.pl

みたいな感じのスクリプトを書くか、multilogの!processorにこだわるなら、bruteforceblocker.plの動作をパクって、別のスクリプトを書いた方が良さげ。

_ KNOPPIXでデータサルベージ

Windows98が入ったノートPCのHDDからKNOPPIXでデータのサルベージを試してみたのでメモ。

otsuneさんのHDD障害時の対策まとめのリンク先で予習をしてから作業を開始。

KNOPPIXをCDから起動したところ、FAT32パーティションを認識したので、なにはともあれ、まず、ディスクのイメージを取らきゃならないので、イメージの保存先としてsambaサーバのディレクトリをsmbmountでmountした後、

# dd if=/dev/hda of=/hoge/broken.img count=カウント数 conv=sync,noerror bs=512 ibs=512 obs=65536

してみるが、予想以上にバッドセクタが多いらしく、8〜12kb/secくらいのスピードでしか出ない。C-cで中止して、先に明日必要だというファイルの吸い出しをやることにした。

# mount -r -t vfat -o iocharset=euc-jp,codepage=932 /dev/hda1 /mnt

でFAT32パーティションをmountした後、

# vi /etc/samba/smb.conf

して、

security = share

に変更。[cdrom]セクションのコメント外し、

path = /mnt

に変更(別に[cdrom]じゃなくなくてもいいんだけど、それで用が足りるのでそのまま使った)。ファイルを保存してから、

# /etc/init.d/samba start

して、sambaを起動。

LANに繋がった他のWindowsマシンからKNOPPIXを動かしているノートPCに接続して、必要なファイルを吸い出した。

吸い出し終了後、/dev/hda1をunmountしてから、再度ddをかけてから帰宅した。明日の朝には終わっているといいんだけど。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ otsune [s/noerrorbs/noerror bs/ ですね。]

_ poppen [typoでした。:-)]


2006-09-13(Wed) この日を編集

_ 歯医者

定時退勤して歯医者。

痛んできたブリッジを交換するために外して貰ったところ、ブリッジと支えていた歯の間に虫歯ができていた。

あちゃー、もうちょっと、歯間ブラシ or 専用フロスで掃除しておくんだった。orz

_ できごと

  • 虫歯ができていたことにガックリきてしまって、テレビも見ず、PCも起動せず、飯と風呂だけで、22時半には就寝。

2007-09-13(Thu) この日を編集

_ 偽書「東日流(つがる)外三郡誌」事件(斉藤 光政) 偽書「東日流(つがる)外三郡誌」事件(斉藤 光政)

『本の雑誌』9月号の特集「エンタメ・ノンフの秋!」で絶賛されていたので読んでみた一冊。 評判通りとてつもなく面白くて、一晩で読み終えてしまった。

「東日流外三郡誌」偽書問題の発端となった記事を書いた東奥日報社の記者が、その始まりから終焉までの軌跡を描いたノンフィクションが本書。 「東日流外三郡誌」と聞いて、ピンとくる人は、オカルト好きか、超古代史好き、 または俺のようなトンデモ好きな人に違いないと思うが、ピンとこない人でも大丈夫。 個人的には、今年読んだノンフィクションでもベスト級の面白さなので、ふつーの人が読んでも最高に面白いと太鼓判を押しておく。

「東日流外三郡誌」とは何か。Wikipediaから引用しておこう。

『東日流外三郡誌』は、青森県五所川原市在住の和田喜八郎が、自宅を改築中に「天井裏から落ちてきた」古文書として登場した。「和田家文書」とも呼ばれる。数百冊にのぼるその膨大な文書は、古代の津軽地方には大和朝廷から弾圧された民族の文明が栄えていた、という内容で、有名な遮光器土偶の姿をした「荒覇吐(アラハバキ)」神も登場する。──東日流外三郡誌 - Wikipediaより引用

このように歴史好きには大変魅力的に見える「東日流外三郡誌」なのだが、問題は、これが「史上最大」とも称された偽書だったということだ。

本書には、偽書であることの証明が大量に登場するのだが、そのいくつかを挙げておこう。

  • 「闘魂」(アントニオ猪木のキャッチフレーズ)や「民活」(民間活力や民間活性の略)といった戦後の言葉が使われている。
  • すべての文書が発見者と同じ筆跡
  • ほとんどが毛筆ではなく、筆ペンで書かれている。

と、こんな具合で、こんな物を信じるということ自体、本書に登場する地元女性の言葉を借りれば、 「はんかくさい」(津軽弁で「ばからしい」の意)こと、この上ないと感じられる(個人的には「闘魂」に笑った)。

「東日流外三郡誌」のお粗末なデキと、擁護派(いわゆるビリーバー)が唱えるトンデモな理屈 *1 を笑い飛ばしながら読むのも一興だが、 「東日流外三郡誌」によって被害を受けた人々の姿も明らかにされるため、笑ってばかりもいられない。

なぜ、素人目に見ても偽書と思えるような代物を信じ、そこに大金をつぎ込むようなことをしたのか。本書は、

  • 町・村おこしのため、「東日流外三郡誌」を安易に利用しようとした自治体
  • 「東日流外三郡誌」を金の成る木と見なし、売れさえすればいいという姿勢で持ち上げたマスコミ

という 旧石器捏造事件 にも通じる原因と共に、北日本の人々の「大和朝廷に征服された」というコンプレックスがあることを指摘する。 東北人ではない身には想像することしか出来ない、なんとも重い分析であるが、エピローグに登場する民族考古学者の、青森県に三内丸山遺跡が 発見されたことを受けての言葉、

三内丸山遺跡という、日本の基層文化につながる素晴しい場所、誇れる遺産がある以上、もう、青森県民や東北の人たちには『外三郡誌』なんて必要ないんじゃないか(p.315)

が救いだ。

最後に、本書で唯一残念だった点を挙げておく。 著者は、とり・みきの『石神伝説』の登場人物の一人である新聞記者のモデルとなったそうなのであるが、 そうであればこそ、本書に、とり・みきの解説を付けて欲しかった。

とり・みきファンには、ちょっと残念なところもなきにしもあらずだが、ノンフィクション好きには文句なしにオススメしたい一冊だ。

*1 その理屈が、UFO信奉者と同じようなものばかりで、逆に驚かされる。唱えるトンデモ理論に相違はあれ、根っこは一緒という証左だろうか。


2008-09-13(Sat) この日を編集

_ パレスチナ問題における「加害者」側の声を伝える一冊──沈黙を破る―元イスラエル軍将兵が語る“占領”(土井 敏邦) 沈黙を破る―元イスラエル軍将兵が語る“占領”(土井 敏邦)

イスラエルでは、イスラエス軍やパレスチナ自治区の占領について、一般的に

「イスラエル軍は最も道徳心の高い軍隊」「道徳的な戦争もあり得る」「住民を啓蒙する占領なのだ」といった「伝説」(p.77)

と信じられているそうだ。 なぜなら、占領地で任務に就いた兵士たちは親たちにその実態を喋らず、親も知りたがらず、またメディアも占領地で起きたニュースを国民の耳に心地よいものへと「脚色」してから流すという構図があるためだ。 しかし、それが過酷な占領政策を糊塗するものにしか過ぎないことを明らかにしようという動きが起きはじめている。

そのひとつが本書のタイトルにもなっているイスラエル軍退役将兵によって作られたNGO「沈黙を破る」だ。 パレスチナ自治区での任務に就いた経験を持つメンバーたちは加害者としての体験を公表し、占領がいかに不合理なものであるかを世間に知らせようとしている。

本書は3部構成となっている。 第1部では「沈黙を破る」が発行したイスラエル軍将兵たちへのインタビュー集を訳出し、第2部では「沈黙を破る」のメンバーたちへのインタビューが掲載されている。 そして第3部では被害者であるがために加害者としての認識を持つことができない心理を明らかにしている

第1部、第2部で明らかにされるパレスチナの占領の影で行なわれているイスラエル軍の暴虐の数々には言葉を失なう。 銃声がすれば、テロリストの姿の確認もせずに市街地のど真ん中であらゆる方向に撃ちまくる。 登校途中の13歳のパレスチナ人の少女に十数発の銃弾が撃ち込まれ、屋上に出た幼い姉弟が狙撃兵に射殺される。 狭い路地で襲われることを避けるため、民家の壁を破りながら移動し、狙撃に適した家があれば、家族を追い払い、または一部屋に閉じ込め、場合によっては何週間も居座る。

占領はパレスチナ人にとって災厄以外のなにものでもないが、兵役に就き占領地に送り込まれるイスラエル人の若者にも悪影響を及ぼしている。 「沈黙を破る」のメンバーのひとりが次のように語っている。

毎日、そんな任務に就いている兵士も、十五分も車を運転すれば、占領地との境界を越えたイスラエルへ戻れます。境界を越えた途端に、その兵士はその直前の自分とは違う人間になれるでしょうか。そんなことはできません。戦車やAPCに乗って毎日パレスチナ人の街で住民の車や木々や公園などを踏み潰し、望むものは何でも破壊できる体験をしている兵士が、その直後にテルアビブやエルサレムで、普通の人間のように車を運転するようなことはできません。占領地で毎日行なっている暴力の習性、その野蛮で残忍な行動パターンをイスラエル社会に持ち込んでしまうのです。(p.123)

事実、3年間の兵役を終えた22〜25歳くらい若者の多くはイスラエルを離れ海外で過ごすという。 その理由を別のメンバーはこう説明する。

ただ占領地で自分がやってきたこと、そこで体験したことを忘れ、その記憶を自分のなかから追い払おうとしているのです。(p.73)

第3部で非常に興味深い指摘がされている。

2006年の第二次レバノン戦争ではイスラエル軍の空爆により1000人以上の民間人が犠牲となった。 当時のイスラエルの世論調査では91%がそれを「正当化できる」とした。 その原因を元エルサレム市議会議員は「ホロコースト・メンタリティー」とする。

自分たちがユダヤ人はあれほど悲惨な被害を受けてきたという被害意識が、他者への加害に対する"免罪符"になっています。自分たちは史上最悪の残虐を受けてきた最大の犠牲者なのだという意識が、自分たちが他者に与える苦しみへの"良心の呵責"の感覚を麻痺させているのです(p.192)

『ユダヤとイスラエルのあいだ―民族/国民のアポリア』で指摘されていた

帰属する国を持たず、その帰結としてそこにナチスによるホロコーストという大虐殺を経験したはずのユダヤ人が、アラブ人たちを弾圧し無国籍の民へと貶めているという大きな矛盾

の裏にある意識といっていいだろう。 著者は「悲惨な被害を受けてきたという被害意識が、他者への加害に対する"免罪符"」を持つことが、第二次大戦中に過酷な占領政策を行なったにもかかわらず、空襲により国土を焼け野原にされ原爆を投下されたがゆえに被害者意識だけを持つ日本人にも共通するものだと喝破する。 だからこそ、日本人は「沈黙を破る」の元将兵たちの証言と向き合い、自らの「健全さ」と民意の「成熟度」を問う必要があるという著者の言葉は重い。

これまで聞こえてこなかったパレスチナ問題における「加害者」側の声を伝えるとともに、加害意識を持たない「加害者」の心理の本質を浮き彫りにする好著である。

蛇足

文中で「オートマチック・グレネードランチャー」が「手榴弾マシンガン」と訳されているのだが、手榴弾を発射する訳ではないので、「グレネードマシンガン」や「自動擲弾銃」と訳した方がよかったのではないだろうか。


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