ぽっぺん日記@karashi.org
2002-08-21(Wed) 曇 この日を編集
_ 朝
7 時起床。
_ 午前
書類仕事。
_ 午後
昨日のうちにサーバ上で make しておいた mozilla の ports を Thinkpad にインストール。
_ Yahoo! BB モバイル
無料試験サービス中らしいので入会してみた。FreeBSD or NetBSD から使えるかなぁ?*1 使えるならば出張中に会社のサーバに接続できるので便利。試してみないと。
*1 できれば、NetBSD/hpcmips から使えると最高なんだけど。
2004-08-21(Sat) この日を編集
_ qmail不調
「相手先が送ったって言っているメールが届かねーぞゴラァ」と言われたので、qmail-smtpdのログを確認。
うむむ。どうも特定のサーバからのメールが受信できないっぽい。tcpserver -vだけでは細かいとこが全く分からないので、recordioを噛まして詳細なログを取って確認してみた。
2004-08-21 21:36:43.191334500 61710 > 220 hoge.example1.co.jp ESMTP 2004-08-21 21:36:43.222956500 61710 < EHLO hoge.example2.co.jp 2004-08-21 21:36:53.231398500 61710 > 250-hoge.example1.co.jp 2004-08-21 21:36:53.231496500 61710 > 250-STARTTLS 2004-08-21 21:36:53.231543500 61710 > 250-PIPELINING 2004-08-21 21:36:53.231584500 61710 > 250 8BITMIME 2004-08-21 21:36:53.263071500 61710 < MAIL From:2004-08-21 21:37:13.251736500 61710 > 250 ok 2004-08-21 21:37:13.281909500 61710 < RCPT To: 2004-08-21 21:37:23.291916500 61710 > 250 ok 2004-08-21 21:37:23.322775500 61710 < DATA 2004-08-21 21:37:33.332088500 61710 > 354 go ahead 2004-08-21 21:57:43.373157500 61710 > 451 timeout (#4.4.2)
hoge.example1.co.jpが会社のサーバで、hoge.example2.co.jpが相手側のサーバ。
その後、相手側のサーバがメールを何度か再送してきたのでルータのログやtcpdumpで確認したところ、"354 go ahead"を送った後、相手側から返事が返ってこず、こっちのqmail-smtpdが時間切れで接続を切ってしまうみたい。
色々考えてみたが原因がはっきりしないので、とりあえず対策として
- 会社側のサーバにtelnetで接続してメールを送信してみる(問題なく送信できた)。
- /var/qmail/control/timeout*をいじって、タイムアウトまでの時間を延長してみる。
- qmail-smtpd.cの"250 PIPELINING"をコメントアウト、コンパイルし直したqmail-smtpdにしてみる。
- qmail-scanner-queue.plを外してみる(ちょっと怖かったが)。
- qmail-smtpdにfixcrioを噛ませてみる。
- netqmail-portsから素のnetqmail、qmail+spamcontrolに変更してみる。
- tcpserverは-lと-R、-H付きで起動。
等々、手当たり次第にやってみたが効果なし。
どっかの設定をミスってるのかなあ。
2005-08-21(Sun) この日を編集
_ 今日のできごと
7時半起床。
午前中に、犬を病院に定期検診に連れて行き、薬その他で総計3万円以上になって、ちとヘコむ(ホントはかなりヘコんだ)。
昼飯に、少し中毒になりつつある、ココスのグリーンカレーを食って、DIYショップで収納ケースを買って帰宅。夕飯まで部屋の片付けをした。
_ [PHP] lang/php4
otsuneさんからツッコミを頂いて、-DWITH_MULTIBYTE付きでコンパイルしていたことを思い出したので、オプションを外しportupgradeしてみたところ、ビンゴ、p2機能拡張パックが文字化けせず動いた。
これで他のサーバのphp4も4.4.0に上げられる。
2006-08-21(Mon) この日を編集
_ できごと
- 6時起床。
_ [2ch]痛いニュース(ノ∀`):作家の坂東眞砂子が18日の日経新聞で日常的に子猫を殺していると語る
屁理屈こねないで避妊手術しろよ。飼い主の責任だろ。
2007-08-21(Tue) この日を編集
_ [軍事][読書感想]
キターーー!
ということで、極秘特殊部隊が、日本に仇なす輩をぶっ飛ばしまくる、ちょっとヤバげなコミック第3弾。
今回は、沖ノ鳥島を占領した中国特殊部隊とドンパチしたり、アフリカで北朝鮮特殊部隊や傭兵部隊と死闘を繰り広げたりしてます。
ちなみに、アフリカの幾つかの場面の元ネタはティアーズ・オブ・ザ・サンじゃねーかなーと思ったりしているんだけども、どうだろう。
前巻で主人公であるオメガを食っちまうような活躍ぶりだった、佐藤&中村コンビは、今回はちょっとおとなしめな印象。次巻では、もっと暴れて欲しい。
まぁ、四の五の言わず、源文節を堪能せよ。
2009-08-21(Fri) この日を編集
_ [読書感想][軍事]愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ──
日本経済新聞出版社様より本が好き!経由で献本御礼。
今年もまた8月15日が過ぎた。 戦後64年を経た今年は、日中戦争、太平洋戦争などについて政府や軍の指導者を裁いた極東国際軍事裁判が結審してから61年目の年でもある。
極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判について、疑問を投げ掛ける意見は多い。 勝者である連合国が一方的に敗者である日本を裁いたということもそうであるし、量刑についても客観的に見て不当と思えるものがずいぶんとある。
だからといって、まったく歴史的な意義と断じるのは早計だ。 東京裁判には、弁護側からも検察と同じく大量の証拠資料が提出されている。 それらの資料を日本経済新聞編集委員である井上亮氏、昭和史研究家である作家の半藤一利氏、保坂正康氏の3人が客観的に眺めることによって、日本が遂行し敗戦した戦争の姿を浮き彫りにしようとするものが本書である。
本書の基礎となった資料は、豊田隈雄元海軍大佐をはじめとする東京裁判の被告弁護に関与した人々がまとめたものである。 実に30年以上に渡って法務省の中で眠っていた資料は、1999年に国立公文書館に移管され、2007年より公開が開始されている。
本書は基本文書、検察側立証、弁護側立証、個人弁護と最終論告・弁論、判決の5章立てとされている。 それぞれの章は分析と、解説を兼ねた3者による鼎談が収められており大変分かりやすい。 歴史を俯瞰する視線も、半藤、保坂というベテランの二人が携わっているだけあって、客観的でバランスが取れている。
戦争計画、真珠湾攻撃、南京事件、虐待・虐殺事件など東京裁判で訴因とされたものについて論じられているが、個人的に知らなかった事実が明らかにされている。
たとえば、アメリカに騙し討ちと非難され、「リメンバー・パールハーバー」が対日戦のスローガンともなった真珠湾攻撃であるが、実は東京裁判では罪とはされていない。それどころか、「あの当時の状況では通告が遅れたのは当然、仕方なかった」とまで言われているのである。 真珠湾攻撃をアメリカに騙されたせいだとする謀略史観を持つ人はどう考えるのだろうか。
謀略史観について、半藤氏が「謀略説こそ自虐史観」と述べている見解も興味深い。 太平洋戦争について、日米ともに策略を巡らせたことを指摘しつつ、日本人は簡単に謀略にのせられるほどバカだったのかと問う。
「ルーズベストにうまい具合にはめられて真珠湾を叩いた」なんて言うと、日本国民は本当にバカなんじゃないかということになってしまう。(p.229)
深く頷ける意見である。
日本を無罪としたとして取り上げられることの多い、インドのパール判事についての記述も興味深い。 パール自身、予断と偏見をもって意見書を書いていて、満州事変を日本の謀略ではないと間違った判断をくだし、戦時下の言論弾圧についても当然だという見解まで述べているのである。 その一方で、日本軍が行なった残虐行為を事実として認定し、非難しているのだ。 パールが東京裁判について日本を無罪とした理由は、そもそも裁判自体のあり方が法的におかしい、ということに過ぎないのである。
東京裁判では20万人が虐殺された南京事件だが、本書では犠牲者の数が多すぎるにしても(3〜4万人とされている)と、虐殺自体はあっただろうとされていることも付記しておきたい。
本書を読んで非常に情けなく感じたのが、A級戦犯とされ、絞首台の露の消えた元首相・東条英機の手記の内容である。 東条は降伏に際して、その原因を「国民の無気魂」にあるとしているのである。 さらに、昭和20年2月の段階で、天皇への奏上で「我が国には作戦的にも余裕がある」と述べている。 開いた口がふさがらないとはこのことだろう。
ちなみに、海軍大臣だった嶋田繁太郎が巣鴨プリズンに収監されていた際に書かれた日記の内容は、ほとんど日々の食事の献立であった。
情けないといえば、日本人の歴史文書に対する意識の低さについても、またそう感じてしまう。 敗戦にあたって、陸海軍は一切の重要書類を命じた。 軍は血税と文字通り国民の命を遣い、戦争を遂行したはずである。 自分たちが成したことを後世に伝えることを義務と考えなかったのだろうか。
「裁判資料は国民すべての歴史資産である」と言う想いのみで資料の整理・収集にたずさわった豊田元大佐は、書類の焼却について「本当にバカなことで、国の重要資材の破棄にも等しいことである」と嘆いたという。
豊田元大佐らの資料が公文書館に移管されてから公開まで8年の月日がかかっている。 その原因には、もちろん、資料が膨大ということもあるが、公文書館の職員が42名しかいないということも多いに関係している。 組織には予算という問題が常について回るとともに、国民の血税で運営される以上、軽々しく予算を増やすべきとも言えないが、我々は歴史文書について、ドイツの宰相、ビスマルクの言葉
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
を今一度考えてみる必要があるのではないだろうか。 そんなことを考えさせられた書である。
- 半藤 一利/保阪 正康/井上 亮
- 日本経済新聞出版社
- 2310円
書評/歴史・記録(NF)
2010-08-21(Sat) この日を編集
_ [日常][散財]閉店するHMV渋谷店でiTunesカードを買ったでござるの巻
22日(日)で閉店するHMV渋谷店で、CD/DVD/Blu-rayいずれか1点につき、iTunes Card5枚まで30% OFFで購入できるキャンペーンをやっているということで、3000円のiTunesカードを5枚買ってきた。
肝心のCDは、スピッツのSHM-CDを買おうと思っていたところ在庫がなく、他に欲しいものもないので、100円のワゴンセールのなんだか分からない洋楽アルバムを買った。あからさまにiTunesカード見当ててすいませんw
iTunesカードを安く手に入れたい人は、渋谷にGo! 明日までだよ!
ってことで、15000円分、iTune Storeで買えるようになったので、オライリーのiPhone用電子ブックを買おうと思う。iPadで読めるようにしてウハウハだ!
_ [日常]『つぶやき進化論』の書評が優良レビューに選ばれたそうでござるの巻
すっかり書くのを忘れていましたが、先日書いた『つぶやき進化論』の書評が優良レビューに選ばれたそうです。自分でもまとまっていないなぁ、と思っていたので、意外でしたw
賞品として『つぶやき進化論』の実本(書評はPDF原稿で書きました)をいただけるとのことです。誠にありがとうございます。
2011-08-21(Sun) この日を編集
_ [書評][軍事]当事者たちへのインタビューと綿密な取材をもとに、ボスニア紛争を巡るPR戦争を浮き彫りにする──書評『戦争広告代理店』
当事者たちへのインタビューと綿密な取材をもとに、ボスニア紛争を巡るPR戦争を浮き彫りにした一冊。
twitterで@tomozoさんが当然読んでおくべき一冊としてツイートしていたので、いまさらながら手に取ってみた。結論から先に書いておくと、国際紛争を知る上での必読書といっていい。伊藤計劃の『虐殺器官』の元ネタのひとつになっていることも間違いないだろう。
1992年から95年まで続いた旧ユーゴスラビアのボスニア紛争は、勃発当初は「ヨーロッパの裏庭で起きたほんの些細な出来事」にしかすぎなかった。しかし、紛争の片方の当事国であるボスニア・ヘルツェゴビナ共和国がアメリカのPR企業、ルーダー・フィンに助けを求めたことにより、世界の耳目を集める紛争へと変化していく。
「独立を求めたモスレム人(ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国)を弾圧するボスニア人(ボスニア共和国)」というストーリーは当時広く流布し、今でも通じるものとなっている。だが、実際は「3人のジム」と呼ばれたルーダー・フィンの担当者たちが作り上げたものだった。
当時のイーグルバーガー米国務長官はバルカン半島で起きた民族紛争について「バルカンには、ボーイスカウトなんていないんだよ」と述べている。つまり、ボーイスカウトのように無垢で行儀のいい人間など存在せず、セルビア人、モスレム人、クロアチア人が三つ巴となり互いを殺し合っているという意味だ。
「3人のジム」は様々な戦略を活用し、被害者としてのモスレム人のイメージを作り上げていく。その一環として、ハンサムで英語がうまいという点に着目し、ボスニア・ヘルツェゴビナのシライジッチ外相を徹底的にトレーニング、国際社会に通用する一流のスポークスマンに教育している。本書の主人公は「3人のジム」とシライジッチといっても過言ではない。ラストで描かれる、彼らが決裂することになったエピソードも非常に読ませる。
ちなみに、「3人のジム」によって教育されたシライジッチは、その後、明石康・国連旧ユーゴ問題特別代表をメディア戦略で手玉に取っていたそうだ。
驚かされるのは、今では完全に定着した「民族浄化」という言葉も、PR企業が流布させたものだったということだ。最初、民族浄化を表す英語には「ethnic purifying」と「ethnic cleansing」のふたつがあった。後者を「より、ぞっとさせる響きを持つ」という理由から選んだという「3人のジム」の深慮遠謀には舌を巻く。
本書で描かれるPR企業のやり方は、どう贔屓目に見ても倫理上の問題が残る。彼らが作り上げたストーリーのため、NATOによるセルビア空爆が行なわれ、民間人の犠牲者を生んだ。それでも彼らを100%の悪とすることはできない。本書で描かれる「3人のジム」の働きは、善悪を超えた、まさにプロフェッショナルの仕事といっていいものだからだ。
翻って、日本の状況はどうなのか。本書の単行本が初めて上梓されたのは2002年である。それから9年経った現在でも情報戦における日本の実力はお寒いと言わざるをえない。特に原発事故を巡ってのPRの稚拙ぶりは、国民でさえ眉を顰めてしまう。他国がどう感じるかは言わずもがなだろう。
血を流すことのない、情報を武器とした戦いは常に存在している。本書の価値は些かも減じていない。


