ぽっぺん日記@karashi.org
2002-07-26(Fri) 晴 この日を編集
_ OpenBSD
OpenBSD を初インストールしてみる。
余っていた PC*1 に余っていた HDD を取り付ける。余った CD-ROM ドライブを探すが適当なものが見つからないので、ftp インストールを敢行。
*1 と言ってもCPU、メモリー、マザーボードの他、FDD が付いているくらいの、ほとんどガラ状態。
_ とりあえず
成功。
本家 web ページの OpenBSD FAQ は分かりやすいので、ここを読めばインストールには困らない感じ。
ちょっと触ってみるが、やっぱり *BSD なので違和感なし。まぁ、本格的に運用するとなると、また違うのかもしれないけれど。
_ 断線
出張するので2日ほど、日記の更新がストップします。
2003-07-26(Sat) この日を編集
_ パーツ選定
OSは安定志向でFreeBSD 4.8-RELEASE、CPUは安くて速いということでAthlon XPになったんだけど、母板はなににするかねー。とりあえず、下記の2つ、
- Asus A7V8X
- Aopen AK77-600N
_ を候補にしたんだけども、*1A7V8Xは鉄板との噂だけども搭載メモリ枚数に制約がある、AK77-600Nはちと新しすぎる(不具合があるかも?)ので恐いという点で一長一短がある。うーん、どうしたもんかね。
まぁ、あんまり迷うようなら2枚入手しちまうっていうのも手か(そんなに高いもんでもないし)。
*1 nForce2は4-Stableでは今のところ使えなそうなので却下。
_ DELL Inspiron4000
知人からWindows98のインストールを頼まれていたので、帰宅後、作業。
CD-ROMなしのモデルであることに加えて、HDDがフォーマット済みなので、手持ちのKXL-810ANを認識させる起動ディスクを作成した。*1
誰かの役に立つかもしれんので、ディスクの内容を書いておく。
中身のファイルは下記の通り。cdromディレクトリのファイルは、Panasonicのサイトから入手した810AN用DOSドライバー。
*1 HDDを取り出して、別のマシンに取り付けて、CD-ROMの中身だけコピーするっていう手もあったが、面倒なので、とりあえず、こっちを先にチェレンジした。
ANK16.FNT BILING.SYS EMM386.EXE IFSHLP.SYS JKEYB.SYS MSDOS.SYS
ANK19.FNT COMMAND.COM FDISK.EXE IO.SYS JKEYBRD.SYS SETVER.EXE
ANSI.SYS Config.sys FORMAT.COM JDISP.SYS KANJI16.FNT SMARTDRV.EXE
Autoexec.bat DRVSPACE.BIN HIMEM.SYS JFONT.SYS MSCDEX.EXE cdrom
./cdrom:
ASPIO365.SYS ASPIOMGR.SYS KMECD.SYS
_ 設定ファイルは下記の通り。
_ config.sys:
FILES=20
BUFFERS=20
DOS=high,Umb
DEVICE=HIMEM.SYS
DEVICEhigh=BILING.SYS
DEVICEhigh=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICEhigh=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICEhigh=JKEYB.SYS /106
DEVICEhigh=ANSI.SYS
DEVICEhigh=IFSHLP.SYS
DEVICEhigh=SETVER.EXE
LASTDRIVE=Z
device=\CDROM\ASPIO365.SYS /MEM=D000 /port=300
device=\CDROM\KMECD.SYS /D:CDROM001
_ autoexec.bat:
MSCDEX.EXE /D:CDROM001
SMARTDRV.EXE
2006-07-26(Wed) この日を編集
_ Remember The Milkを数日使ってみた感想
半年以上前に試してみた時は、せいぜい「Ajaxだなー」くらいの感想で、特筆するところもなかったのだけれども、久しぶりに使ってみたら、機能が随分アップしていてちとビックリした。
とりあえずの細かいところの感想。
- 携帯へのリマインダー通知がWILLCOMに対応しているのは○。
- メールでリストにimportできる機能は、他のToDoツールからの乗り換えには便利ぽい。
- スマートリストは非常に便利。
- ショートカットキーがGmailとちと違うので、当初、戸惑うが、これは慣れの問題かな。
- 数日前から始まった、Skypeでのリマインダー通知は、俺のようにリマインダー・メールを読んでも忘れてしまうことがある鳥頭なヤツには非常に有益。
- モバイル版(http://m.rememberthemilk.com/)がまだCookie対応になっていないようで、WX310Kからのログインする度に、いちいちIDとパスワードを打ち込まなければいけないのはちと面倒かも。
- 今メインで使っているcheck*padから乗り換えてもいいかも。
2007-07-26(Thu) この日を編集
_ 今さら『時をかける少女』と『ブレイド3』について
こないだ『時をかける少女』をテレビ放送で見た。自分の学生生活にオーバーラップさせるようなことはしなかったけど(あんな学生生活送っているヤツなんて、ほとんどいないんじゃね?)、 トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M) - 「時をかける少女」を見たら、うつになったの
それより何より気になったのは学校の周りのやつらの 「イジメをしてるグループより反撃してる高瀬の方がウザイ」って反応 「コーラをかけられたからコーヒー牛乳かけ返してやった」って高瀬に 「そんなことするから・・・(余計いじめられるんだよ)」って早川さんの返しにも絶望した
というのは、俺も気になった。
まぁ、以上のことは、どうでも良くて、ホントに書きたいのは、その前々日にやっていた『ブレイド3』がすげー面白かった件。
『ブレイド3』が面白すぎて、夢中になって見ていたら、妻に「ホントにこういう映画好きだねー」と尊敬されてしまった。えっへん。
個人的には、『ブレイド3』 >>> 越えられない壁 >>> 『時をかける少女』って感じの面白さだったんだけど、同僚にこれを話したら、「比較する対象がおかしい」と言われた。どっちも映画なんだから、おかしくないよね?
_ [SF][軍事][読書感想]
後進国で頻発する民族虐殺の背後には謎の米国人ジョン・ポールの存在があった。米情報軍のクラヴィス大尉はインド、アフリカの殺戮の地にその影を追うが……
S-Fマガジンや各所のブログで評判だったので読んでみたんだけど、期待していた以上の出来。と言うか、今年読んだSFの中では、今のところ、No.1の傑作ですよ。
ポスト9・11の対テロ戦争、管理社会、民間軍事会社、グローバリゼーションといった「今」を消化して、ここまで説得力のあるディストピアとして再構築した小説はこれまでなかったのではないかと思う。これで新人だというんだから、いやいや、凄い才能だ。
ただ、主人公の心理描写が、ちと冗長すぎるきらいがあるのではないかと思った。個人的な好みから言うと、特殊部隊員だったら、もっとハードボイルドかつドライにいって貰いたいものだけども、もし、うじうじと悩むような性格じゃなかったら、ああいうラストには繋らない訳で、ここら辺は著者の計算なのかも知れない。
なお、「それってオーメンじゃなくて、エクソシストじゃね?」と思ったところがあったのだが、著者のはてなダイアリーによると、やっぱり、チョンボだとのこと。
SFとして見た場合も、『スノウ・クラッシュ』を思わせる「虐殺の文法」が重要なピースになっていたりして、なかなか興味深いのだが、そこら辺は読んでからのお楽しみ。イチオシです。
2008-07-26(Sat) この日を編集
_ [読書感想]続刊中のコミックスを大人買いしたくなる傑作選──鎌倉ものがたり傑作選 1 胸に残る思い出編 (1) (アクションコミックス)(西岸 良平)
独特のキャラクター表現とマンガ的に簡略化された背景で有名な西岸良平によるマンガ作品『鎌倉ものがたり』の傑作選・第1弾が本書。
- 西岸 良平
- 双葉社
- 580円
書評/ミステリ・サスペンス
作者の絵柄こそ、ちらっと見たことがあって知っていたが、作品として読むのは今回が初めて。 実は『鎌倉ものがたり』というシリーズがあるのも今回初めて知った(といっても、それまで知っている作品は映画化されて知った『三丁目の夕日(夕焼けの詩)』だけだったりするのだが)。
『鎌倉ものがたり』のシリーズについては、出版社のWebサイトに
鎌倉を舞台に繰り広げられる様々な怪事件、珍事件を小説家・一色正和が華麗なる推理によって解決するミステリーロマン。
[株式会社双葉社 | 鎌倉ものがたり傑作選 1 胸に残る思い出編(カマクラモノガタリケッサクセン ムネニノコルオモイデヘン) | ISBN:978-4-575-83511-3より引用]
と紹介されていたので、てっきり本格ミステリー作品かと思っていたのだが、実際に読んでみたら、まったく予想と違っていた。
というのも、舞台となる鎌倉は、いってみればパラレルワールドなんですな。 それも妖怪や幽霊が実際に存在しているという。
そんな訳で主人公のミステリー小説家、一色正和が遭遇する謎を秘めた事件のトリックは、はっきりいって、読者には推理不可能。 生ける屍の死 (創元推理文庫)(山口 雅也)ばりに死者が歩いたり、河童が殺人幇助をしていたりなんて分かりっこないって。
など書くと、つまらそうに聞こえるかもしれないが、読後の感想はその正反対。
非常に面白いのだ、これが。
一色の12歳年下の妻、亜紀子との仲睦まじい生活もいいし、作者特有のタッチで描かれる人間やそれ以外の登場人物たちも立っている。 そんな彼らが活躍するエピソードは、ほのぼのとどこか懐しく、心温まるものばかりだ。
正直なところ、「昔は良かった」式のノスタルジーは好きではないのだが(それゆえ、映画版『三丁目の夕日』は嫌いだ)、本作のような押し付けがましさのないノスタルジーは好ましいもののように思う。
本書には全部で10篇のエピソードが収められているが、その中でも特に気に入ったのが第八話「鎌倉のサンタクロース」だ。 一色の子供時代、クリスマスに家を訪れたサンタクロースの正体を巡るストーリーなのだが、オチが効いている。
今回は傑作選ということだが、続刊中のコミックスを大人買いしたくなった久々のマンガ作品だ。
_ [読書感想]
『消えたカラヴァッジョ』(ジョナサン・ハー)で、ちょっと西洋美術に興味が出たので読んでみた本。
いわゆる「名画」と言われる数々の絵画を、作者のプロフィールや描かれた時代背景といった角度から考察し、そこに隠された「怖い」真実を浮き彫りにしているのが本書だ。
情けないことに、取り上げられている絵のほとんどを知らなかったのだが、そんな美術オンチでも楽しめる一冊といっていいだろう。
一見、華やかなプリマ・バレリーナを描いたかに見える、ドガの『エトワール、または舞台の踊り子』の下に潜む女性蔑視の思想を、 鬼と化し我が子を屠るギリシャ・ローマ神話の神、サトゥルヌスを描いた『我が子を喰らうサトゥルヌス』から人間が人間をやめる瞬間を見続けてしまった作者ゴヤの荒れ果てた心のうちを、著者は鋭く暴いていく。
なんといっても印象に残るのが、ブリューゲルの『絞首台の上のかささぎ』だ。
のどかな風景の中、絞首台の下でにぎやかに騒ぐ村人たちの姿をユーモラスに描いている作品である。 奇妙といえば奇妙な情景なのだが、不穏に感じられる微かな空気以外に、そこに怖さはない。
しかし、著者は絵画が描かれた16世紀半ばという魔女狩りと異端審問が全盛だった時代から、それが密告社会を表現しているという解釈する。 たしかに、その角度で見直すと、ユーモラスな雰囲気が怖さに転化し、ひしひしと恐怖が募ってくる。
本書を読めば、また違った視点で絵画を見ることができるようになるだろう。 絵画鑑賞をする前の参考書としてもオススメしたい。
_ [autopagerize][greasemonkey]Amazonマーケットプレイス出品者検索のAutoPagerize用SITEINFOを書いた
Amazonマーケットプレイスでよくあるのが「2冊目から送料100円引き」ってな感じの出品者。
肝心の同一出品者検索の機能がAmazonにないので、どうやって探すんよ? とか思っていたらAmazonマーケットプレイス出品者検索なんているサービスがあった。
便利なサービスなのだが、検索結果がAutoPagerizeに対応していないので、AutoPagerize用のXPathをかんたんに作るためのブックマークレット AutoPagerize IDE - bits and bytesを参考にSITEINFOを書いて、アイテム - データベース: AutoPagerize - wedataに登録した。実はこれが初登録だったり。
AutoPagerizeが使えるようになると、便利さが300%増しくらいになるなぁ。
そういえば、XPathは見様見真似で書いているので、できれば良い本で勉強したいのだが、なにを読めばいいのか今イチ分からん。
2010-07-26(Mon) この日を編集
_ [読書感想][書評]ソーシャルメディアの出現によって、人類は次の段階への第一歩を踏み出した(のかもしれない) ── 『つぶやき進化論』
R+から『つぶやき進化論』のPDF原稿を献本していただきました。ありがとうございます。土日をかけて読んだので書評。
TwitterやFacebookといったソーシャルメディアが爆発的に流行している。Twitterのユーザ数は1億を超え、Facebookにいたっては5億を超えたそうだ。『つぶやき進化論』は、ソーシャルメディア先進国であるアメリカにおいてのソーシャルメディアの浸透と、ソーシャルメディアがこれまでの経済のありかたを変えつつある現状を浮き彫りにしている。
ソーシャルメディアの大きな力を見せつけたのは、なんといっても2008年のアメリカ大統領選だろう。TwitterやFacebook、YouTubeといったソーシャルメディアは、民主党のバラク・オバマ候補を大統領に就任させる原動力のひとつになった。オバマ陣営が得た6億6000万ドルもの選挙資金の大半は、5ドルや10ドルといった少額の寄付によるものだという。
そして、2010年。ソーシャルメディアはさらにアメリカ国民に浸透している。スーパーでレジ待ちをする主婦がケータイでFacebookにポストをし、友人から買い物のアドバイスを受け、さらには大学に進学している娘がなにをしているかを知る──。そんな場面は珍しいことではなくなっている。ソーシャルメディアは、若者たちだけのものではなく、文字通り「社会的な(ソーシャル)」メディアになっているのだ。
人と人が繋がっていくソーシャルメディアの力は、さらに社会経済の構造さえ変えていく。ムダな広告や仲介業者は排除され、商品やサービスの価値は、企業が作るイメージ戦略ではなく、親しいユーザーによるクチコミによって評価される。著者は、そのような経済をふつうの人が主役の「みんなの経済」=ソーシャルノミクスと名付け、これからの企業が新しい経済の形にどう対応すべきかの指針を示している。
TwitterやFacebook、YouTubeは広く使われているものの、本書に登場する他のソーシャルメディアは、日本ではあまり馴染みのないものがほとんどだ(Huluのように日本から使えないものもある)。そのため、日本の状況に、すぐに適用できない事例も多いが、ソーシャルメディアの利用で先を行くアメリカの現状を知ることは決してムダではないだろう。
本書のターゲットは、次のような人々だ。
まず、なんといっても、ソーシャルメディアの未来とそれがもたらすものに興味がある人。アメリカの実情を通して、日本におけるソーシャルメディアの可能性を知ることができるはずだ。
次に、マーケティング担当者。ソーシャルメディアとどのように向き合えばいいかの指針を得ることができるはずだ。
そして、新しくソーシャルメディアを作り出そう、もしくは、自身のサービスをソーシャルメディアに接続しようと考えている開発者。アイデアの種と避けるべき失敗パターンを学ぶことをできるはずだ。
本書を読んで思ったことがある。人には、誰かに自分のことを知ってもらいたい、誰かと繋がっていたいという普遍的な欲求がある。ソーシャルメディアは、そういった欲求を時間と場所を超えて満たし、さらには人間関係の構築を円滑にしてくれるものではないか、ということだ。
卑近な例で恐縮だが、Twitterをはじめとするマイクロブログで知り合った人たちと初めて会う時、いつも、その人たちのつぶやきを見ているせいか、初対面なのにもかかわらず、昔からの知り合いのように、すぐ打ち解けることができる。
そんな事象が世界中で起きているのであれば、それはまさしく「進化」といっていいのではないだろうか。ソーシャルメディアの出現によって、人類は次の段階への第一歩を踏み出したのかもしれない(ちょっと大袈裟すぎるかもしれないが)。


