ぽっぺん日記@karashi.org
2002-06-01(Sat) 曇 この日を編集
_ 本屋
取り寄せを頼んでおいた「エキスパート Cプログラミング - 知られざるCの深層」が届いたということなので、本屋に行って購入。 ぱらぱらっとめくってみたところ、読みやすそうです。2003-06-01(Sun) この日を編集
_ 深夜
寝ていたら、百足に右腕を噛まれる。百足の長さは約10センチ。逃げてしまったので正確な長さは分からず。当然だけども、侵入経路は不明。ちなみに犯行時刻は3時くらい。
噛まれた部位を消毒して、また横になったが、痛くてあまり眠れなかった。朝になっても痛みが退かず、右手の薬指にもちと痺れがあるので、大事をとって朝一番に近所の病院へ。治療をして貰い、鎮痛剤・抗アレルギー剤を出して貰う。
百足に噛まれたのは、初めてだったが、こんな痛いもんだとは知らんかった。
_ 車の運転
結構した。ちっとずつ慣れてくるね。
_ 夜
右腕の痛みはほとんどなくなった。ふー。
2004-06-01(Tue) この日を編集
_ Japanese Geek Logより: SFのすすめ
SF 好きプログラマの方にはソースフォージへの登録をお勧めします。そうするともれなく yourname@users.sf.jp というメールアドレスがもらえます。
この手があったか!
でも、俺、プログラマじゃないし。orz
2006-06-01(Thu) この日を編集
_ id:seerさんとこで、IDE-CF変換機を使ったPCルータが2年ほどで壊れまくっているらしい
自分が構築した物ではないので適切な設定であったかどうかはわかりません、CF 自体は ReadOnly で使用し、/var や /tmp は md を使ってるようでした
うちの会社でも、ほぼ同じ構成(自作PCというところまで一緒)のPPPoEルータを使っているので気になる。
去年、PPPoEルータのCFがクラッシュして難儀したことがあったが、あれはバリバリ使い込んだ中古CFだったせいとは思うんだけれど。
_ 民間の駐車違反取締スタート
新宿では監視員をたくさん見掛けた。バリバリとキップ切りそうな雰囲気。
2008-06-01(Sun) この日を編集
_ 無軌道なグローバル化を修正せよ──世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す(ジョセフ・E. スティグリッツ/Joseph E. Stiglitz/楡井 浩一)
本が好き!経由で献本されたものをシルフレイ様から回して頂きました。 御礼申し上げます。
著者はクリントン政権と世界銀行で政策立案に携わり、その後にノーベル経済学賞を受賞したスゴイ人。
そんな著者がグローバル化の軌道修正について提言したのが本書だ。 経済についてはまったくのド素人だが、経済用語を使わない平易な文章で書かれており、なかなか面白く読めた一冊だった。
先進国、途上国問わず、世界のどこであっても機会が均等に訪れるようになり、貧困も徐々に撲滅されていく、というものがグローバル化についての一般的な考え方である。
しかし、著者の主張はその逆。 グローバル化の加速によって先進国と途上国の格差は広がっているというものだ。
これだけであれば、コーヒー豆をテーマにしグローバル化の問題を告発した書、『コーヒーの真実―世界中を虜にした嗜好品の歴史と現在』を読んでいたので、まぁ、そうだろうなという印象なのだが、本書の特筆すべき点は、貿易や経済だけでなく、政治、外交、知的財産権、資源問題、地球温暖化などの環境問題、多国籍企業、借款、と非常に多岐に渡った角度からグローバル化の問題点を浮き彫りにするとともに、その解決策を論じていることだ。
- 最貧国はIMFや先進国から援助を得る代償として、様々な条件をむりやり押し付けられる。
- 先進国は途上国に不利な貿易協定をごり押しする。
- 先進国は途上国に市場開放を要求する一方、途上国が稼げるはずの農業分野については、国内農業の保護を優先し市場開放には応じない。
- 先進国や多国籍企業は途上国から資源を収奪し環境を破壊する。
など、様々な問題点が俎上に上げられるが、その中でも特に興味深かったものが、薬品に関する知的財産権問題である。
世界中には古来から伝わる植物を使った民間療法がある。 なんと欧米の製薬企業が中心になって、そのような植物を「再発見」し、特許を取得しているというのだ。 これを「バイオパイラシー」(「パイラシー」=「海賊行為」)と呼ぶらしい。 これだけでも怒りを覚えるところだが、さらにスパイスであるターメリックの治療目的効果の特許までも取得したというのだから怒りを超えてあきれてしまう(幸いにも、その特許は最終的には無効になったらしいが)。
このような破廉恥なふるまいをしているにも関わらず、エイズやマラリアなど命に関わる疾病のジェネリック薬品が開発途上国で出回るのを全力で阻止し、ブッシュ政権もそれを支持しているというのだから言葉を失う。著者がこの解決策のひとつとして示す、先進国は途上国に医薬品を原価で提供すべきという案には深く頷けた。
傾聴すべき意見が多く含まれている本書であるが、問題点があることも指摘しておきたい。 そのひとつが筆者の提示する解決策があまりにも理想主義的でありすぎることだ。
著者はまとめの第10章で、グローバル化を正常化するためには我々の意識改革が必要だと説き、次のように書いている。
わたしたちは日増しに強くグローバル経済の影響を受けていながら、依然として、不合理なまでに局地的な考えかたをする。(中略)わたしたちは、自分の福利に直接かかわりのある事柄にしか注意をむけない。アメリカの綿花生産者は補助金制度から自分が得るもののことだけを考えて、世界の何百万人もが失うもののことには思いがおよばないのだ。(p.403)
これが立派な提言だということは否定しない。 だが、実際、我々の一人一人がこのような気持ちを持てるかと言えば、難しいだろうというのが正直な感想だ。 だいたい、隣町の住人のことを考えて生活することさえ難しいのだ。 ましてや世界の人々のことを考えて生きるなどということは、全世界の住人が繋がるような、よほどのテクノロジーの発達でもない限り不可能ではないかと思わざるをえない。
もうひとつの問題にして最大のものが、著者は終始、第三者的な視点を崩さないが、本書で挙げられているグローバル化の問題のいくつかは、著者自らその立案に関わり実行したために生じたのではないかというという点だ。 誠実さを示すためにも、少なくともその弁明くらい記すべきではなかったのかとは感じた。
以上のように、問題点もなくはないが、グローバル化を考える上では非常に参考になる書であることは間違いない。 本書をグローバル化の「暗」の部分を記した本とするならば、その「明」の部分を書いた『フラット化する世界』と読み比べてみると興味深いのではないかと思う。
最後に、本書の序文(邦訳版のみ)で、著者はサブプライムローン問題の引き金となったアメリカにおける住宅バブルの崩壊に警鐘を鳴らしている。 この点は素直にさすがと言うべきだろう(残念ながら、著者の警告は政策担当者には受け入れられなかったようではあるが)。
- ジョセフ・E. スティグリッツ
- 徳間書店
- 1890円
書評/ビジネス
2009-06-01(Mon) この日を編集
_ 悪役が大活躍の〈翼のない少年アズの冒険〉第2弾──
海賊船ベヘモスの襲撃 翼のない少年アズの冒険2 (創元推理文庫)(ジェイ・エイモリー/圷 香織)
東京創元社様より本が好き!経由で献本御礼。
大異変後、人間が地表から数キロの柱の上に立てられた空中都市群スカイシティで暮らす翼を持つ〈エアボーン〉と地上に暮らす〈グラウンドリング〉へと分かれた世界を舞台に、翼を持たないエアボーンの少年、アズが活躍するジュブナイルSFシリーズ第2弾が本書。
アズの活躍により二つの世界の衝突が回避されてから1年。 お互いの存在を知った両者の間では協定が結ばれ、地上からスカイシティに送られる資源は、以前のような貢ぎ物ではなく、商取引の対象として扱われていた。 新たな信頼関係が築かれたかのように思えたが、エアボーンの間ではこれまで無償で手に入っていた資源に代金を支払うことに対する不満が広がり、その結果として、エアボーン至上運動〈フェザー・ファースト!〉が燃え上がりはじめていた。 そんな中、エアボーンの過激な集団が存在しないはずの飛行船ベヘモスを駆り、地上の油田採掘施設に海賊行為を働くという事件が起きる。 事態を重く見たスカイシティの行政府シルバーサンクタムは、アズに飛行船セルリアンによるベヘモス追撃命令を下す。 一方、アズのグラウンドリングの恋人キャシーのグラブダラー一家でも新たな事件が起きていた。 長男を亡くして以来、無気力だった父親デンが失踪してしまったのだ。 残されたキャシーたち兄妹はマークコマー〈バーサ〉で父親を追いかけるが──。
いやー、これは面白かった。 前巻『スカイシティの秘密』は
その理由のひとつがストーリーがあまりに平坦であること。
全体的な雰囲気は悪くはないのだが、盛り上がる場がほとんど見られず、だらだらと続いているような印象を受ける。
それなりに魅力的な主人公たちに対する悪役がキャラ立ちしていない点もその印象を強めている。
[スカイシティの秘密—翼のない少年アズの冒険 (創元推理文庫 F エ 5-1)(ジェイ・エイモリー) - ぽっぺん日記@karashi.org(2008-06-26)より引用]
とかなり酷評してしまったが、続篇である本作はぐっと良くなっている。
海賊を追うアズと父親を探すキャシーという二つの並行して走るストーリーが徐々に収斂していくのだが、どちらも息も吐かせぬローラーコースターばりの山場ばかり。 前作から引き続いて登場するミスター・モーダドサンや新婚ほやほやのアズの兄ガブリエルとオーロラ夫妻、グラウンドリングのコリンといったキャラクラー達もうまくストーリーに絡んできて読み応え充分だ。
本作で強調しておきたいのが、悪役もキャラ立ちしていること。 黒いレザースーツに身を包み、麻薬の力を借りて*1シルバーサンクタムのエージェントであるミスター・モーダドサンを圧倒するほどの格闘能力を見せる女海賊ナオウタ、自分を差し置いてセルリアン船長になったアズに憎しみを抱く副官ワリムサン、言葉巧みに相手を丸めこむ話術とナイフ技に長けた助祭ハードスクリーなど、なんとも悪の魅力に溢れた面々が揃っている。
面白いのが、海賊行為を働くのがエアボーンであるということだ。 従来、搾取する側と搾取される側の構図があれば、海賊なり盗賊なりの行為を働くのはそれまで搾取される側というのが通例だった。 しかし、本作ではそれまでユートピアともいえるスカイシティで不自由なく暮らしていたエアボーンが地上を襲うのである。
ユートピアに住む人々 == ひ弱
というステレオタイプを崩していて、著者の先の読める物語にはしないという意気込みを感じられる。
ジュブナイルSFらしく大団円で幕を閉じる本書だが、ラストではあっといわせる強烈な引きが用意されている。 次巻の邦訳出版がとても楽しみなシリーズだ。
『移動都市』が面白く読めた人であれば楽しめること請け合い。 オススメです。
- ジェイ・エイモリー/圷 香織 訳
- 東京創元社
- 1575円
書評/SF&ファンタジー
*1 「オーバードーズ」なんで言葉、最近の少年少女は分かるんでしょうか?
覇者の戦塵1943 - 電子兵器奪取 (C・NOVELS)(谷 甲州)
星空の二人 (ハヤカワ文庫JA)(谷 甲州)




まで頂ければ幸いです。