«前の日(04-06) 最新 次の日(04-08)» 追記
RSS feed

ぽっぺん日記@karashi.org


2003-04-07(Mon) この日を編集

_ 起床

7時半。寝坊した。慌てて準備して出勤。

_ 仕事

夕方までゆっくりコード書きができたが、それ以降、いろいろとやることが発生して、結局22時まで会社にいた。

帰宅時間は23時すぎ。

_ 帰宅

エラく疲れたが、明日の朝からお客さん訪問をせんとあかんのでその準備をする。就寝は26時。


2005-04-07(Thu) この日を編集

_ [HARDWARE] Dell Latitude D610 Review @ NotebookRebiew.com

However, the D610 has a serious problem in this regard: plug in a pair of headphones and I notice a very annoying background hiss, as if the headphones are picking up electrical feedback from the system.

工エエェ(゜Д゜)ェエエ工

_ [FreeBSD] Running Courier-IMAP under daemontools

Mimori's Algorithms tDiary経由で。

また一つ、daemontools管理下のdaemonを増やすことができた。djb厨としては嬉しい限り。:-)


2006-04-07(Fri) この日を編集

_ [散財]999(ナイン・ナイン・ナイン)―狂犬の夏 (創元推理文庫)(アル サラントニオ/Al Sarrantonio/田中 一江/夏来 健次)

Amazonマーケットプレイスにて1円 + 送料340円で購入。ここ1年くらい探していたので嬉しいっす。

18時30分現在、もう1冊1円で出ているので、欲しい人は急げ!(いないと思うけど)

_ 日々是魚を蹴る:イーオン・フラックス

シャーリーズ・セロンのボディスーツもえろいよ!

うは! そう言えば、駅貼りポスターも良いアングルだった。

_ ノートPCのHDDがお亡くなりになった

俺のじゃないけど。

バックアップを取っていなかったということで、データのサルベージを試みるも、KNOPPIXを使ってもHDDを認識しない。もうだめかもしれんね。


2007-04-07(Sat) この日を編集

_ [読書感想]オカルトの帝国―1970年代の日本を読む(一柳 廣孝)

現在、いわゆる「オカルト的なもの」を見ない日はないと言い切っても決して大袈裟ではないだろう。たとえば、ゲームやコミック、小説にしてもそうだし、スペリチュアルブームや占いブームもその範疇として捉えられることと思う。

本来は「隠された知」だったはずのオカルトが現在のように大衆化することとなった1970年代の動きを様々な側面から考察しているのが本書だ。

本書は、多数の執筆者による評論によって構成されている。正直言って、このような形態の評論集というのは玉石混淆といった感じになることが多いと思うのだが、本書はどの評論もそれなりのレベルを満たしていて、その点だけとっても評価に値するのではないかと思う。

収録された評論の中でも「第2章 小松左京『日本沈没』の意味」(長山靖生)が出色の出来なので、一読をお薦めしたい。

この評論の主題は『日本沈没』に隠された意味を読み解くことであり、切れ味鋭く論じているが、作品が書かれた1970年代の時代背景を探るという面についても優れている。

たとえば、現在は否定的に扱われることが多い、田中角栄の列島改造論とそれに続く1970年代のハコモノ的地域開発については、当時、国民の各階層が支持したことを指摘し、このように述べている。

税金のばら撒きとも利権の再分配ともいわれた政策は、しかし多くの人々にその「利権」を供与した。例えば公立学校の教員給与は、田中内閣の時代に大きく嵩上げされたのである。なにも建設業界だけが潤ったわけではなかったのだ。(p.46)

また、最近の昭和レトロ・ブームにより、いわゆる「あの頃は良かった」的に回顧される1960年前後(昭和30年代)の実態について

海外旅行が高根の花で、深夜のテレビ放送もケータイも電子レンジもない時代であり、都市空間にも蠅や蚊が多く、街にはそれぞれの臭気が漂っていた時期でもあった。地域社会が機能していたということは、隣近所の口がやかましいということでもあり、その煩わしさを厭い、親の時代と同じ生活を繰り返すのはごめんだとうんざりしていた人間が、振り返ってみて世の中が変わってしまったと嘆くのは、滑稽である以上に悲惨な心理といわなければならない(p.47)

と喝破している。

『日本沈没』とともに、最近出版された『日本沈没 第二部』ついても触れられている点も、SFファンには嬉しいところだろう。

一方、妖怪好きにはたまらないのが、水木しげると妖怪ブームについて論じた「第8章 一九七〇年代の『妖怪革命』」(清水潤)だろう。

俗世間から超越したようなイメージを持つ、水木について「戦略概念」という言葉を用いて語り、水木が描き世間に流布した妖怪像が、実は水木の「再現」であり、必ずしも古来より伝わってきた妖怪像と合致するものではない、と述べた本評論はかなり画期的内容と言ってもいいものではないだろうか。

ただ、異論もある。水木のライバルの一人として挙げられている、諸星大二郎の『妖怪ハンター』に登場する「地球の誕生とともに存在した巨大な超生命体」を水木の妖怪像と同列に扱っている点については、個人的には首を傾げざるを得ない。妖怪と言うよりも、クトゥルフ神話に登場するウボ=サスラやアブホースに対するオマージュとして見るべきではないだろうか。

その他、少年誌・学習誌がいかにノストラダムスの終末予言で若年層を煽ったかを論じた『第5章 「ノストラダムス」の子どもたち』(大島丈志)、書店に宗教書が溢れ、書店が新興宗教の宣伝窓口になったかを論じた『第6章 宗教書がベストセラーになるとき』(住家正芳)など、興味深い評論が収められている。ちなみにヒッピーのバイブルになったことで有名な『かもめのジョナサン』は、『宗教書がベストセラーになるとき』によれば訳者である五木寛之が、作中でほのめかされるエリート主義に嫌悪感を表明したという。

『第10章 円盤に乗ったメシア』(吉永進一)では、UFOカルトとして有名なCBAについて述べられている。UFO研究という非常に狭い世界ながら、内部で闘争したり、分裂したり、組織間で争ったりと、今の視点から見ると、かなりおかしい状況ではあるのだが、よく考えれば、狭い世界だからこそ先鋭化する、と言えるのかも知れない。最近のアニメの事情には明るくないので、なんとも言えないが、エヴァンゲリオン・ブームの頃のアスカ派、レイ派の論争のような、他の人間から見れば、まったくどうでもいいのような争いが今でもあるのではないだろうか。そうであるのなら、UFO研究組織の争いも嗤うことはできないなと思ってしまう。

タイトルや表紙画からは、なにやら小難しい印象を受けるが、実際はそんなことはなく、肩の力を抜いて楽しめる内容となっている。あやしげなものが大好きな人には、ぜひ手に取って貰いたい一冊だ。

_ [SF][読書感想]S-Fマガジン 2007年 04月号 [雑誌]

今号は、収録作品の質も高くて読みどころが多かった。

とりあえず、面白かったものの感想。

  • 「蜜柑」(飛浩隆):早く『空の園丁』読みてー。
  • 「迷える巡礼」(ジーン・ウルフ):アルゴ号なんて、ギリシア神話を小学生の頃に読んで以来なので忘れてしまった。復習して、そのうち、もう一度読みたい。
  • 「七パーセントのテンムー」(山本弘):まぁまぁ。
  • 「千歳の坂も」(小川一水):最初、ありきたりの不老不死ものかと思いきや、突き抜けていた。
  • 「ローグ・ファーム」(チャールズ・ストロス):大して面白くなかったが、喋る上に、マリファナをやっている犬はなかなか良い。
  • 「大使の孤独」(林譲治):イラストの長谷川正治が描いた人物画がひど過ぎ。←作品の感想ではないな。
  • 「笑う犬」(椎名誠):今回のトイレ話がツボな人は、ここ何ヶ月かの「本の雑誌」のエッセイを読むと吉。

2008-04-07(Mon) この日を編集

_ [読書感想]100円ノートではじめる情報管理術──情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)(奥野 宣之)

ナナ・コーポレート・コミュニケーション様より本が好き!経由で献本御礼。

文房具店やコンビニで売っている、ごく普通のA6版ノート(100円ノート)を中心に行なうローテクな情報管理術を紹介しているのが本書。

いわゆるライフハック系の本だが、ノートの取り方から筆を起こし、ノートを便利にするためのちょっとした工作や、書いたノートからアイデアを掘り起こす方法まで含んでいて、「非常に使える」一冊になっている。

本書で紹介されている100円ノート式情報管理を簡単にまとめるならば、それは「すべての情報を1冊のノートに保存する」ということだ。 公私やジャンルなどの分類はせず、ちょっとしたメモも、ToDoリストも、スケジュールも、打ち合わせの内容も、日記もすべて1冊のノートに時系列に沿って(つまりは最初のページから)書いていく。 さらに書くだけではなく、給与明細や写真、手紙・ハガキといったものもどんどん貼っていく。 ページがなくなれば、表紙にそのノートに含まれる情報の期間(「○月○日〜○月○日まで」)を書いて保管し、次の新しいノートに移る。 1冊のノートに掛かる費用は100円だけなので、どんなページの使い方をしてももったいなくないということなのだ。 敷居が低い上、コストもかからず、ビジネスパーソンから学生まで職業問わず使える情報管理術だと言えるだろう。

著者はこの方式で得られる最大のメリットをこのように述べている。

本方式で、「何も覚えておかなくていい」「情報管理に煩わせられない」というストレスのない日常生活を送ると、頭=メモリはその能力を最大限に発揮します。(p.29)

この発想は、私が実践しているタスク管理術、GTDと同じものなので、なるほどと膝を打った次第。 GTDでは自分がやること・やりたいことをどんどんリストアップしていくことで頭の中のもやもやをなくしていくが、100円ノート式ではなんでもかんでもノートに書くことで、それを実現しているのだ (GTDについてはITmedia Biz.ID:Getting Things Done(GTD)まとめあたりを参照のこと)。

GTDをはじめとして*1巷には様々な情報管理術が溢れているが、既に他の情報管理術を使いこなしている人にも、本書から得られるエッセンスは有用なはずだ。

たとえば、本書で紹介されている中でも感銘を受けたものが、風呂のなかでメモする方法。 個人的によくあるシチュエーションが、シャンプーをしている時なり風呂に入っている時なりに「あ、あれをメモっておかなきゃ」と思いつくが、風呂から出たらもう忘れているというものだ。 著者は耐水ノートと濡れた紙にも書ける油性ボールペンの2つ(わずか数百円!)を使う解決策を紹介していて、これには「なるほど」と感心させられた。 さっそく実践したいと思う。

後々の検索のために、ノートを書いた後にPCやスマートフォンで索引を作るという方法には、正直なところ、面倒くさそうだなぁとは感じるものの(とはいえ、1冊で15分程度らしいが)、 この方式以上にシンプルかつ低コストでありながら効果的な情報管理術はそうはないのではないのかと思う。 情報管理の方法に迷っている読者には一読を強くオススメしたい。

なお、下世話な話題で申し分けないが、本書によれば、アダルトビデオのパッケージ写真は、プロのカメラマンがマシンガンのように撮影した数百枚のうちから「奇跡的によく撮れた1枚」を使用しているとのこと。 へーと思ったので付記しておく(締めがこれかよ!)。


情報は1冊のノートにまとめなさい

Amazonで購入
書評/ビジネス

*1 正確にはGTDはタスク管理術なので情報管理術ではないのだが。


2009-04-07(Tue) この日を編集

_ [読書感想]冒険小説であると同時に、失なわれたものを取り戻す青春小説でもある熱い一冊──黒と赤の潮流 (ハヤカワ・ミステリワールド)(福田 和代)

早川書房様より本が好き!経由で献本御礼。

『ウィズ・ゼロ』『TOKYO BLACKOUT』と次々にヒット作を飛ばしている福田和代の第三作が本書。 熱い男たちが繰り広げる、これまた熱い熱い冒険小説だ。 ちなみに、女っ気はほぼゼロです。:-)

時は1995年9月。 阪神淡路大震災から8ヶ月経ても、いまだに深い傷跡の残る神戸。 震災で両親を亡くした大学生の間嶋祐一は、刑事たちの訪問を受ける。 1月から行方が分からなくなっていたタイ人の親友、ドゥアンが震災当日に殺されていたというのだ。 ドゥアンがタイに帰っていたと思い込んでいた祐一は衝撃を受ける。 祐一はその事実を知っていたはずの、もう一人のタイ人留学生の親友、タオを問い詰めるが、タオは何も語ろうとはしなかった。 もどかしい思いを抱く祐一に、一人の男が接触してくる。 探偵の古賀と名乗ったその男は、祐一に告げる。 ドゥアンは俺の息子だ、と。

祐一は高校時代、国体にも出場し、将来を嘱望されたスプリンターだった。 しかし、交通事故に遭って走れない足になって以来、冷えきった魂を抱えてきた。 そんな祐一がドゥアンの死をきっかけに、徐々に魂の熱を取り戻していくのである。 本書は冒険小説であると同時に、失なわれたものを取り戻す青春小説でもあるのだ。

クライマックス近くでの祐一の魂の叫びが熱くていい。

祐一はひとりで嵐に向かって吠え、笑った。自分はとんでもないろくでなしだ。だがろくでなしにもそれなりの熱が必要だ。嵐は何度でも襲ってくるが、この熱さえあれば自分は底の底まで冷えきることはない。腐ることはない。(p.388)

同じく熱い男を書かせればピカイチの船戸与一を彷彿とさせる。

本書の青春小説という要素は、単に祐一だけのものではない。 それは元刑事にして私立探偵の古賀、そして古賀の元親友で20年に渡る因縁をもつ大物財界人、高見にも当てはまるのだ。 彼らもまた事件を通して、20年前に失なってものを取り戻していく。 さらに書けば、高見に仕えるトラブルシューター・真木と漁師の川西たちも、また、遅れてきた青春を謳歌しているといえるだろう。

核となるはずの、20年前の謎がかなり弱く、ミステリーとして見た場合、本書の魅力は薄いというのが正直な感想だ。 しかし、それを補ってあまりある熱さが本書にはある。

熱い小説が読みたい! そんな読み手にイチオシの一冊である。 震災から復興する神戸と魂の再生を重ねあわせたラストを堪能していただきたい。



黒と赤の潮流

Amazonで購入
書評/ミステリ・サスペンス


«前の日(04-06) 最新 次の日(04-08)» 追記
RSS feed