ぽっぺん日記@karashi.org
2003-03-09(Sun) 晴 この日を編集
_ SPAMCONTROLパッチ
会社に着いて、メールを開いてみたら、えらい数のUser Unknownのエラーメールが届いていてビックリ。このところ落ち着いていた、例のspammerがお客さんとこのドメインを騙って、また大量のspamをバラまくはじめたようだ。しかもやっかいなことに、senderのメールアドレスをランダムに生成しているようで、毎回届くエラーメールの元差出し人(spamのsender)が違う。これでは従来のbadrcpttoパッチでは対処できない。*1
spammerが宣伝しているサイトの管理者*2に抗議のメールを送ったこともあったけれど、結局返事がなく梨の礫なので、自衛策として、こちらに届くUser Unknownなエラーメールだけでも受信拒否できるようにした。
手順は下記の通り。
- 色々なspam除けのパッチを含んだSPAMCONTROLパッチをダウンロードしてくる。
- 上記のパッチをqmailに当ててからインストール。パッチの当て方はINSTALL.*やらREADME.*を参照のこと。このパッチを当てると、badmailfromやbadrcpttoとしてハジくアドレスに正規表現が使えてしまう(他にも色々な機能があるんだけどね)。その他の手順は通常のqmailをインストールする場合と同じ。
- /var/qmail/control/badrcptpatternsに、spammerのsenderとして使っているメールアドレスを正規表現で列挙する。
- svcなどを使って、qmail-sendにHUPを送り、ログを眺めて動作を確認。
2006-03-09(Thu) この日を編集
_ [FreeBSD]japanese/gaim
Skypeで間に合っているんだけど、なんとなくインストールしてみた。
MSN Messenger、AOLインスタント・メッセンジャー、Google Talkのアカウントを登録したが、使う機会があるかな。
_ できごととか雑感とか
- 昼を会社近くの回転寿司で食べた。なんだか、こないだおごって貰った廻らない寿司よりも旨いような。いや、ご馳走して頂いた方には口が裂けても言えないけれど。
2007-03-09(Fri) この日を編集
_ [読書感想]
やっぱり餅は餅屋だなと本書を読んで思った。
本書は、アメリカ人のアニメ/特撮/マンガ・オタクである著者がアメリカのオタク文化について様々な視点から解説したものだ。
アメリカでのマンガの普及について語ったものとして
があって、以前読んだこともあるのだが、あくまでもビジネス視点で、アメリカにおけるサブカルチャーへの言及がほとんどなく、個人的に物足りない内容だった。やはり、著者がビジネスパーソンであって、オタクではないところが、その理由だろう。
しかし、その点、本書は、著者が筋金入りオタクなのに加えて、編・訳を担当しているのは映画評論家*1として有名な町山智浩なので、まったく抜かりがない。
- なんでアメリカ人はアニメ柄のTシャツが好きなのか?
- アニメのパフィーはなんでアメリカで人気があるのか?
という疑問を持ったことがある人や
- 『ウルトラマンセブン』、『ガッチャマン』、『宇宙戦艦ヤマト』*2はメチャクチャに改悪されて放送された。
- 『ゴライオン』は黒人に人気があった。
- 『ピンク・レディー・ショー』は史上最悪のテレビ番組だった。
- 『ダンガードA』、『コンバトラーV』、『勇者ライディーン』は、一緒くたにされて、一本のアメコミとして売り出された。
- 『マクロス』のリン・ミンメイ役の飯島真理はアメリカ在住。
- 『ダーティペア』はオリジナルとは似ても似つかないアメコミに進化した。
あたりに「面白そうだ」と感じる人であれば、必ず楽しめるはずだ。
そんな笑えるエピソードの中でも、軍ヲタ的に楽しかったのが、北カリフォルニア在住のナチ大好きっ娘、Dちゃん(15歳)のエピソード。小学5年生で国家社会主義に目覚めて、現在の夢はNASAへの就職とのこと。目指せ、フォン・ブラウン! ということだろうか。親衛隊の制服を着たDちゃんの写真(ブランコに乗って!)も掲載されていて、少女+親衛隊制服という、日本の軍オタ向け同人誌そのまんまな姿なのが非常に笑えた。
ちなみに、Dちゃんは、日本について尊敬しているとのことで、その理由として
「日本は秩序正しい倫理と価値観を守っている国ですから。第三帝国と同盟を結んだ枢軸国だったことがその証拠ですよ」
と述べている。やっぱり、「次に戦争する時は、イタ公抜きで」と思っているんだろうか(笑)。
参考リンク
- 愚仮面 - 「オタク・イン・USA」で紹介されたサイト一覧
- 本書に掲載されているサイト一覧
2008-03-09(Sun) この日を編集
_ [読書感想]ルーシー危機一髪!──
東京創元社様より本が好き!経由で献本御礼。
『メールオーダーはできません』に続く、メイン州の田舎町ティンカーズコーヴを舞台にしたコージーミステリー〈主婦探偵ルーシー・ストーン〉シリーズ第2弾が本書。
ストーリーは、前巻から約半年後からはじまる。 ルーシーは、妊娠6ヶ月の身重になっていた。通販会社の夜間オペレータは退職したものの、息子のリトルリーグに、娘たちのバレエ発表会と、やはり忙しい毎日を送っている。 そんな時、街の有名人である元バレエダンサーが愛犬を残し、突如、失踪してしまう。 周囲は心配するが、警察は事件性は薄いとして行方不明のまま捜査を打ち切ってしまった。 夫が止めるにもかかわらず、ルーシーは持ち前の好奇心から元バレエダンサーの手掛かりを追いはじめるのだが、またもや殺人事件に巻き込まれる事態に──。
前巻は、主婦の日常:7、ミステリー:3といった感じの配分のストーリーで、ミステリーとしては若干不満の残る内容だったが、本作ではDV(家庭内暴力)や子供への虐待という現代の病理をテーマとして扱っていて、物語にぐっと深みが増した。 また、善人の仮面をかぶったサイコヤローにルーシーが追い詰められてしまう「ルーシー危機一髪!」といった手に汗握る展開もあって、前巻には薄かったサスペンス要素も大幅増だ。
とは言え、「ご近所ミステリー」とも称されるコージーミステリーのシリーズだけあって、肩肘張らず読めるユルさは健在。 前巻のファンであれば、元バレエダンサーをはじめとして、前巻に登場したティンカーズコーヴの住人たちが立場を変えて再登場するストーリー展開を楽しめること請け合いだ。 ストーリー的に疑問な点もあるが(なんで、あいつはアルバムの存在に気付いたの?)、まずは一級のコージミステリーに仕上がっているといえるだろう。
蛇足ではあるが、『ルイザと女相続人』に登場のルイザ・オルコットの父親が参加していた、南北戦争以前に黒人奴隷の逃亡を援助した組織〈地下鉄道〉の話が本書でもちょろっと触れられていて、個人的にへぇと思ったことも書き添えておく。
訳者あとがきによれば、本シリーズ第3弾の邦訳は、今年の後半に刊行予定とのこと。 楽しみに待ちたい。
- レスリー・メイヤー
- 東京創元社
- 924円
書評/ミステリ・サスペンス
2010-03-09(Tue) この日を編集
_ [読書感想]
一般色覚者(本書ではC型と呼ばれる)にとっては、注意を喚起するデザインが、色弱者の目にまったくとまらなかったり、分かりやすく作ったはずのデザインが、色弱者には、とても見づらいものであったり、ということが、ままあるのだ。 一般色覚者にとっては、思いもよらない、そんなデザインの落とし穴と改善点を教えてくれる書である。
本書は、次の4章で構成されている。
まず、第1章では、世の中のものが色弱者にとって、どのように見えるかを色覚シミューレーションソフトを使って見せてくれる。 ひとくちに色弱者といっても、P型(強・弱)、D型(強・弱)、T型、A型と多様な色覚があり、一括りにできる訳ではない。 そのため、第1章に掲載されている写真も、色弱者が見ている世界を再現している訳ではなく、あくまでも感じ方を説明しているものであるのだが、それでも、私のようなC型の人間にとっては、非常に参考になる。
本書を読むまで、「赤み」を感じにくいP型の人にとって、焼き肉の肉が焼けているかどうかを判断することが難しいとは、想像したこともなかった。
次の第2章では、色を感じるとはいったいどういうことなのかを説明している。 そして、第3章ではCUDの実例、第4章ではCUDの実践の方法について解説されている。
本書を読むまで知らなかったのだが、色弱者の人々は、日本だけでも320万人、世界では2億という数になるという。 あまり金の話はしたくないが、もし、CUDに配慮しないデザインを用いて、ビジネスをしようとするならば、それだけのマーケットを無条件に失うこと可能性があるということだ。 C型の人々にとっても、決して他人事ではないことがお分かりいただけるだろう。
本書を読んで、反省するとともに、興味深く感じたのが、Excelのグラフの色設定。 CUDに配慮した色使いだそうだ。 仕事でグラフを作る時など、「地味な色だなー」と派手な色へ変更していたのだが、いささか考えが足りなかったことを思い知らされた。
また、プレゼン資料などでは、目立たせたい文字をつい赤文字で書いてしまうことが多いが、前述の通り、赤はP型の人にとっては、とても見にくい色なので、逆に目立たない。
先日チリで起きた大地震の影響で、日本にも押し寄せた津波だが、あの時には、ほとんどすべてのチャンネルの画面に津波に関する災害情報が表示されていた。 あの災害情報にも、赤が多用したものが多かった印象がある。 果たして、CUDは配慮されていたんだろうか、と本書を読んで感じた。
本書は商業デザイナや、なんらかのデザインに関わる人間であれば、読んでおかなければいけないものである。 と同時に、デザインと関係ない人間にとっても、色弱者の感じている世界の一端を教えてくれる本でもある。 「その人が感じている世界を知る」。 それこそが差別をなくす原動力になるはずだ。
最後にNPO法人カラーユニバーサルデザイン機構へのリンクを貼っておく。 カラーユニバーサルデザイン機構には、CUDに関する資料のほか、色覚シミューレーションソフトの紹介もされている。
2011-03-09(Wed) この日を編集
_ [日常][書評]MacPeopleレビューコンテストに入賞!
レビュープラスさんから以下のメールをいただきました。
先日は、『マックピープル 3号連続企画ブロガーコンテスト』に ご応募頂き誠にありがとうございました。 マックピープル編集部による厳正なる審査の結果、 ご応募頂きました下記エントリーが見事、 【 2月号 入賞 】 されましたのでご報告致します。おめでとうございます! ─────────────────────────────────── 【エントリータイトル】 MacBook AirはこれからのMacBookの進化を見る上での重要なマイルストーンになるかも? ── MacPeople 2011年2月号 【URL】 http://d.karashi.org/20110110.html#p01 ───────────────────────────────────
好き勝手書いた|20110110#p01ので、全然期待していませんでしたが、2011年2月号のレビューで1位をいただきました! どうもありがとうございます!
レビューを読み返すと、MacBook Airのことばかり書いてますw 自分のことながら、よっぽど嬉しかったんでしょうねぇ。ちなみに、あれからもMacBook Airは毎日持ち歩いています。
受賞を励みに、これからもレビュー書きをがんばりたいと思います。


