ぽっぺん日記@karashi.org
2006-03-01(Wed) この日を編集
_ できごととか雑感とか
- 昨日にも増して寒いですな。
- 『ミステリ・オペラ』、下巻のほぼ半分まで読み終えたけれど、なんだか凄そうな予感。
_ [FreeBSD]plagger - otsune FreeStyleWiki
俺もPlagger入れてみよう。
_ ここんとこ、オンラインの古本屋/本屋からの荷物や、ヤフオクで落札した書籍がバカスカ届いて、妻にちと呆られモード
無意識に、繁忙期で溜まっているストレスを買い物で解消しようとしているのかも知れない。
まぁ、読む時間があまりないので、どんどん積ん読タワーが巨大化する訳だが。
_ [読書感想]
本書と同じように、陰謀ばかりを扱った書籍では
を読んだことがあるのだけれど、あちらの方が読み物としてはずっと面白かった。本書が完全にエンターテイメントに徹しきれていないのと、扱っているテーマが30もあるため、個々のテーマの掘り下げ方が足りない所為ではないかと思う。
と言っても、全然楽しめなかった訳ではなく、個人的には、ロスチャイルド、ケネディ暗殺、ウォーターゲート事件、CIA、アレン・ダレス、キッシンジャーあたりは面白かった。
ただ、似非UFOヲタから見ると、UFOテーマ(ロズウェル事件やMJ12など)については、ただ単に表層をなぞっただけのことしか書いていなくて、全く戴けない。そちら方面が好きな人は迷わず
を読むべし。
2008-03-01(Sat) この日を編集
_ [読書感想]
イギリス人らしい人の悪いユーモアに溢れた歴史小説が本書。
全574ページという大著だが、どんどこ引き込まれて、最後まで一気読み。 これは傑作。 2007年度出版の小説の中では、トップクラスの面白さといっていいと思う(もちろん、オレが読んだ中で)。
舞台は1857年のヴィクトリア朝英国。 英国植民地タスマニアに、アダムとイブが追放されたエデンの園があると信じた英国人3人組の遠征隊と、密輸で儲けるつもりがひょんなことから彼らをタスマニアまで運ぶことになった英国王室領マン島人船長の物語に、アボリジニの母親と白人の父親の間に生まれた少年の成長が絡んでくるというのが本書の骨子。
本書のタイトル──原書"English Passengers"、邦訳『英国紳士、エデンへ行く』──のになっている英国人3人組だが、リーダである英国国教牧師は単的に言って神懸かりのイカレポンチだし、リーダの座を虎視眈々と狙っている外科医は人種差別主義者、唯一まとまな若き植物学者も無気力な生活ぶりが祟って両親に無理矢理、探検行に放り込まれたという、いわくつきの者ばかり。 そんな彼らに、人の良いマン島人船長が翻弄される様は読んでいてニヤついてしまう出来だ。
一方、白人と先住民の混血である少年の視点からは、植民地化の過程で行なわれたアボリジニ同化政策がいかに非人間的なものかが明らかにされる。 いや、実際、アボリジニは人間ではないと考えられていたのだ。 先住民が虐殺やヨーロッパより持ち込まれた伝染病により人数を減らし、遂には滅亡へと至る姿は胸に迫ってくる。
本書では、上記の登場人物たちに加えて数多くの語り手たち(総勢なんと20名!)を登場させ、多角的な視点から物語が紡がれていく。 登場人物は多いが、それぞれがきっちり書き分けられているので、リーダビリティを損ねていない。著者の筆力の高さの現れといっていいだろう。人種差別の愚かさを浮き彫りにするブラック・ユーモアで締められるラストも良い。
植民地化における影という重い話題を扱いながらも、最後までユーモア小説の枠組みは崩さず、エンターテイメントに徹した著者の姿勢には拍手。
なお、ネタバレになるので詳しくは述べないが、『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』を本書とあわせて読むと、さらに楽しめるのではないかと思う。
2009-03-01(Sun) この日を編集
_ [読書感想]時間管理術初心者のための読みやすく実践的な解説書──
本書は「仕事の効率化」「タイムマネジメント」をテーマに、いかに「ゆとりのある時間」を作り出すかを解説しているものである。
最近は効率よく仕事を片付けることがブームなようだ。 書店のビジネス書棚を眺めれば、「残業しない~」「時短~」といったタイトルの本がびっしりと並んでいる。 本書もまたその類いの本なのであるが、これまで数々の自己啓発書・ビジネス書を上梓してきた著者だけあって、非常に読みやすい内容になっている。
読みやすさは目次を一目見るだけで分かるだろう。 試みに各章のタイトルを挙げてみよう。
- 目標があれば時間は上手に使える
- 時間ドロボウをなくしたら確実に1日は2倍になる
- スキマ時間を活用して勝つ
- 優先順位はこうつけよ
- スケジュール必勝の立て方
- 1日が2倍になる時間意識の高め方
- タイム・イズ・ライフ、すべては時間活用に通じる
だいたいの内容が思い浮かぶのではないだろうか。
読みやすさとともに、本書の特徴として特筆したいのが、実践的であることだ。
たとえば、目標の設定については「3日後にカミナリにうたれてしまうとしたら」と考えて行う。
また、仕事の優先順位のつけ方は、完全でなくても(80点、場合によっては7、60点)十分な仕事、他人に任せていい仕事、しなくてもいい仕事などを「見切る」ようアドバイスしている。
ただ、実践的ですぐにでも始められる内容になっている反面、それほど目新しさがなく、目から鱗が落ちる、といった感動が得られる訳ではないところは少々残念に感じられる。
著者は本書で「何のために効率化するのか」という根本的な問いを投げ掛けている。 著者によれば、ほとんどのビジネスパーソンが効率化により時間の空きができた場合、そこに新たな仕事を入れてしまうそうである。 正直なところ、働くのがそれほど好きではない、なんちゃって会社員な上、普段から読書やプログラミングの勉強する時間がもっと欲しいと思っている人間としては、あまりその心情が理解できないのだが、年間2000人以上の指導をしている著者が断言しているので事実なのだろう。
著者は効率化について「タイム・イズ・マネー」ではなく、「タイム・イズ・ライフ」と考えることを説いている。 つまり、タイムマネジメントの究極の目標は「人生を楽しむ」ことだという意味である。 なるほどと頷ける一方で、最近は余暇の使い方まで教えて貰わないといけないのかと、ちょっと変な気分にもなってしまった。
既に時間管理術を実践していて満足している人が本書を読んでもそれほど得るものはないのではないかと思われるが、時間管理術を実践していない人、または時間管理術初心者には一読の価値があるだろう。
- 松本 幸夫
- 同文館出版
- 1365円
書評/ビジネス
_ [vimperator]vimperatorを使っていると、Firefoxが起動時にクラッシュする問題が解決した
vimperator 2.0betaに乗り換えてからFirefoxが起動時にクラッシュするようになってしまった。
拡張を減らしてみたり、vimperatorのpluginを減らしてみたりしたけれど効果がなく、だましだまし使い続けていた。 しかし、それもMacでVimpを起動するときにかなりの確率でクラッシュする場合、:set nopreload するといいみたい - vimpがあればなんでもできるっ! - vimperatorグループの方法で見事解決。
手元の環境では、クラッシュ問題はWindowsでもMacでも起きていたのだが、どちらにも効果があった。
2010-03-01(Mon) この日を編集
_ [iPhone][KeePass]MyKeePassがすごい!
iPhoneでKeePass Password Safeのパスワードを見るには、今までiKeePassというアプリしかなかったんだけど、暗号輸出禁止の法律のせいで、アメリカのiTunesストアでしか買えなかった。
たださんのようにiKeePassを自前ビルドするという手もあるのだけど、正直敷居が高い。 それに、アップルに金払わないと、有効期限3ヶ月だしねー。
そんなニッチもサッチもいかない状況で彗星のごとく登場したのが、 MyKeePass!
- 自前のWebサーバが内蔵されているので、PCのブラウザからKeePass DBをアップロードできる。
- ただ、HTTPなので注意。
- KeePass DBの編集ができる。
- ユーザ名/パスワード/コメントのコピーができる。
- URLからSafariが開ける。
と、基本的な機能は揃っている。 これで115円は激安。
ってことで、今日からiPhoneでもKeePassで管理できるようになった!


