«前の日(02-07) 最新 次の日(02-09)» 追記
RSS feed

ぽっぺん日記@karashi.org


2003-02-08(Sat) この日を編集

_ 起床

4時半。ねむー。

_ 補完

日記をサボっていた、10日チョイの間にあったこと。

_ 風邪引き

先月末から今月頭にかけて、また風邪を引いてしまい、4日ほどダウンした。

最近、エラく流行っているらしい、インフルエンザではなかったけれど、40度近い熱は出るわ、なかなか下がらんわで、もう死ぬかと思った。

昔は1日、2日で治ったもんなんだけど、年かなぁ。

_ フレッツADSLモア導入

寝込んでいる間に、NTTからの通知が来たり、局内工事が行われたりで、あっという間にモアにアップグレードされた。

回線速度を測ってみたところ、7M出てる。うーん、会社より速いな。*1

*1 でも、RTW65bのスループットが2.6Mくらいなので、あんまり意味がなかったりする。まぁ、それでも今までの倍以上出てるんだけども。

_ 「The Design and Implementation of the 4.4BSD Operating System」購入

やっぱりBSD使いならば持っておかないとマズイだろう、ということで4,000円弱で購入。いつになったら読み始めることができるか。

_ “節操のなさ”ゆえに愛されるLinux

あまりにトホホな内容で、各地でそれなりに話題になっている記事。

少なくともプロが書いていいレベルの記事じゃないよな。

_ ちなみに

俺の場合、Window Managerは、ここ何年かIceWM一本。

そういえば、GnomeもKDEもほとんど使ったことがないなぁ。あんまりグラフィカルなインターフェイスの必要性も感じないし、なによりメインマシン(Thinkpad570)が、GnomeやらKDEを使うには非力すぎる、ということが非常に大きな要因ですな。


2005-02-08(Tue) この日を編集

_ ここ何日か、風邪気味で喉が痛く喋るのが辛い

繁忙期なので会社を休む訳にもいかず。

_ シャラポワの名前が出てこなくて、パートのおばさんに尋ねたら

「しらとり」とのお答え。微妙に似ているような似ていないような……。

ちなみに俺が「ポワトリン」と言いそうになったのは内緒だ(名前しかしらんのだけど。いや、マジで)。

_ 友成純一著『内臓幻想』

思えば、高校生の時、友成純一の『ローリングロンドン』や『びっくり王国大作戦』シリーズを読んで、『内臓幻想』も読みたくなったのだが、貧乏高校生にはおいそれと手が出せる値段ではなく(当時の物価で言えば、文庫5〜6冊分)、金ができたら買おうと思っていたら、出版元のペヨトル工房が潰れてしまい、絶版状態となって、プレミアが付くような代物となってしまったのだった。

それから早幾年、やっと手頃な価格(と言うか、定価の1/3以下)のものを見付けることができた。


2006-02-08(Wed) この日を編集

_ [WILLCOM]センター設備障害の発生について

昨日は、WX310Kでのメールが遅滞しまくって参った。相手にエラーで返っちゃったメールもあったし。

今日は、今のところ問題なし。

と思ったら、夕方になって再発

かなり困る。

_ [読書感想]完本 黒衣伝説(朝松 健)

ハードカバー積ん読消化第1号。

大陸書房版を読んでから早1ウン年、大陸書房版を読んだ時にかなり怖かった覚えがあるのだが、歳を食った所為か、スレた所為か、今読むと、アクロバッティングな理論展開(こじつけとも言う)と、「読者の正気を保たんがために」付けられたはずの注釈内でも陰謀論が展開されてしまうことに苦笑してしまうくらいで、全然怖くなかったりする。

加筆されたメタ・フィクション(プロローグ、エピローグ、あとがき、解説あたり)部分の出来はなかなか良い。


2007-02-08(Thu) この日を編集

_ できごと

  • ここ2週間くらい、仕事がえれー忙しい風味。週一で会社に泊まっていたり。
  • 累犯障害者(山本 譲司) を読了。障害者による犯罪を取材した衝撃的なドキュメンタリーだった。感想はあとで書く。
  • 現在、神は沈黙せず〈上〉 (角川文庫)(山本 弘) を読み途中。オカルトから人工知能まで雑学満載で楽しめる。

2008-02-08(Fri) この日を編集

_ [読書感想]ルイザと女相続人の謎―名探偵オルコット〈1〉 (創元推理文庫)(アンナ マクリーン/Anna Maclean/藤村 裕美)

東京創元社様よりで本が好き!経由で献本頂きました。御礼申し上げます。

タイトルの「ルイザ」 とは、『若草物語』 の作者であるルイザ・メイ・オルコットのこと。オルコットが探偵役を務める一風変わったミステリー〈名探偵オルコット〉シリーズ開幕篇が本書。

舞台は1854年のボストン。 作家を目指していたオルコットが、欧州からの新婚旅行から帰国したばかりの友人ドロシー(ドッティ)の新居に呼ばれたことから物語ははじまる。 幸せいっぱいの新婚夫婦であるはずが、どうも様子がおかしい。 ドッティは悩みを抱えているらしく、次の機会にその話を聞く約束をするが、その時が訪れることは遂になかった。 ドッティの遺体が港に浮いているところを発見されたのだ。 遺族の付き添いとして検死に立ち合ったオルコットは、ドッティが他殺だったことを知る。 友人は誰に殺されたのか? その心にどのような悩みを秘めていたのか? オルコットは真相を探りあてるべく捜査を開始する──。

実は『若草物語』は読んだことがなく、4人姉妹が登場するくらいの知識がなかった。 読んだことがあるという妻にもあらすじを訊いたのだが、「4人姉妹で、主人公はジョーという名前で、えー、あとはどんな話だったかなぁー」と全く参考にならなかったので、予備知識ゼロで本書を読むことになった。

「甘々なストーリーなんだろうなぁ」なんて偏見を持っていたのだが、実際に読んでみたら、なかなかどうして、21歳の若き女性であるオルコットの視点から、19世紀半ばのボストンの風景やそこに生きた市井の人々、抑圧された当時の女性たちを丹念な筆致で描いている良作。

オルコットが行なう捜査手法は、名推理を働かせるというよりは、様々な関係者に話を聞きまくるという「足で調べる」タイプのものだ。 聴取相手からうんざりされながらも、話を聞き出す図太さも含めて、ちょっと刑事コロンボの捜査に似ているかも知れない。 時折、鋭い観察眼を働かせるが、それも自作の小説に生かすために培ってきたという理由付けがされていて○。

ストーリーは、オルコットの生涯と齟齬がないようにする制約上、冒険的要素がほとんどなく、少々盛り上がりに欠ける部分もなきにしもあらずだが、 事件に関わる人々は、いずれも思惑を隠している様子で、なかなか真犯人を推理するのは難しいのではないかと思う(ただ、先に巻末の解説を読んでしまうと、あたりをつけられてしまうので注意)。 ラストでオルコットが解き明かす謎は、19世紀という時代背景が重要なキーになっているもので、素直に「うまいなぁ」と感心させて貰った。

なお、歴史背景では、誕生したばかりのボストン警察が一般市民には、うさん臭く思われていたこと(それまでの治安維持はボランティアによる自警団に頼っていたそうだ)や、 あの時代にも司法解剖があったという点(ただし、立会人は道を歩いていて雇われた人)が興味深かった。 特に後者については、調べてみると面白そうなので、そのうち本を探してみようと思う。

おかしかったのは、偉大な理想主義者ではあるが、生活者としては失格のオルコット家の父親。 哲学者であり、南部の奴隷(そう、まだ奴隷制があった時代なのだ)の逃亡を助ける組織を作るなど、正義の人でもあるが、収入や生活レベルといった「ささいな」ことには全く無関心で、オルコットやオルコットの母親であるアッバ*1との「空気が読めない」会話には吹き出しそうになってしまった。

『若草物語』を知っていれば、本書のストーリーは、もっと楽しめるとは思うのだが、オッサンになって原作を読むのも恥ずかしい。 そんな訳で、巻末の解説で紹介されている映画版を見てみようかと思う。 1994年のジリアン・アームストロング監督した作品では、ウィノナ・ライダーが主役のジョーを務めているらしいし。えぇ、ウィノナ・ライダー好きなんですよ。うひ。


ルイザと女相続人の謎

Amazonで購入
書評/ミステリ・サスペンス

*1 ちなみに、アッバは当時にしては、非常に進歩的な考えを持っていた女性だそうだ。


2009-02-08(Sun) この日を編集

_ [読書感想]ジャック・ロンドンの面白さを堪能できる短篇集──火を熾す (柴田元幸翻訳叢書―ジャック・ロンドン)(ジャック・ロンドン/新井 敏記/柴田 元幸)

ジャック・ロンドンの作品といえば、恥ずかしながら『野生の呼び声』と『どん底の人びと』くらいしか知らなかったのだが、40歳の若さで亡くなるまでに、長篇小説20冊の他に、200本以上の短篇小説を書いていたそうである。 ジュック・ロンドンの執筆活動の中でも、短篇を中心に据える人も少なくないとの由。

本書はそんなジャック・ロンドンの短篇9本を収録している。 多彩なテーマを扱ってきたロンドンだが、本書に収められた作品もまた、冒険、スポーツ、SF、伝承──とバラエティに富んでいる。

野生における人間の生を描いた「火を熾す」「生の掟」「生への執着」、ホラー風の「世界が若かったとき」など、 どれも100年前の作品とは思えないほどの出来だが、その中でも「メキシコ人」と「一枚のステーキ」のボクシングもの2本をオススメしたい。

前者は、革命前のメキシコを舞台に、革命を成功させるための武器調達資金を稼ぐため、リングに立つボクサーの話である。 対戦相手や白人の観客はもちろん、自分のセコンドさえも敵という状況の中での孤独な闘いが描かれている。

後者は、妻と二人の子供を養うファイトマネーを稼ぐため、若手ボクサーとの試合に臨むことになったロートル・ボクサーを主人公にした一作。 金欠で一枚のステーキを食べられなかったことに悔いを残しつつも、衰えた体力を知力でカバーして闘う姿を描き出している。 哀愁漂うラストも味わい深い。

他のジャック・ロンドン作品を読みたくなる一冊だった。


«前の日(02-07) 最新 次の日(02-09)» 追記
RSS feed