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ぽっぺん日記@karashi.org


2004-01-12(Mon) この日を編集

_

9時まで寝てた。なかなか起きられんな。

_ 午前

買物に出掛ける。

すれちがう車の中に晴れ着を着た人がいるなーと思っていたら、成人の日か。

_ 午後

スーツを洗濯したり、洗面台付近の掃除をしたり。疲れた。


2005-01-12(Wed) この日を編集

_

6時半起き。

_ [Windows] TortoiseSVN

そろそろCVSからSubversionへの移行するかと言う訳で、インストールしてみた(Windows環境ではWinCVSを使っていた)。

これはいいねぇー。シェルに統合されるので、Windows onlyな社内の人間にも使わせやすい感じ。

SSLクライアント証明書認証にもバッチリ対応していた。


2006-01-12(Thu) この日を編集

_ できごととか雑感とか

  • PE-SC430でportsをmakeしまくる。ほぼ1日フル稼動状態。
  • Security Advisoryがいくつか出ているので対処。ipfwは使っていないし、緊急性が高いものもなかったのだが、念の為。
  • ezjailは便利だ。
  • 帰宅してバタンキュー。

2007-01-12(Fri) この日を編集

_ 日本の警察も鑑識はC.S.I.というキャップを被るようになったぽい

昨日、テレビで放送していた事件現場映像で見た。

やっぱり、警察も流行に乗るんかな。

_ [W-ZERO3]HDMobiMailで、メールを自動受信後、再度自動受信しにいってしまう件が解決

不便だなーと思いつつ放置していたんだけども、ふと FAQを見たら、きちんと解決方法が書いてあったよ。

もっと早く読めば良かったなー。時間を無駄にして気分。

_ [読書感想][SF]デス博士の島その他の物語 (未来の文学)(ジーン ウルフ/伊藤 典夫/柳下 毅一郎/Gene Wolfe/浅倉 久志)

えがったー。

ジーン・ウルフって、ずっと食わず嫌いしていたんだけど、「オールドSFって苦手だからなー」とか思わず、もっと早く読んでおけば良かったよ。

所収作のどれも甲乙つけ難い素晴しい出来で、正に珠玉の短篇集。また再読したい一冊ですな。

あ、その前にディケンズも読んでおくべきか。

とりあえず、ケルベロス第五の首 (未来の文学)(ジーン・ウルフ/柳下 毅一郎) を読みたい。

_ できごと

  • 7時起床。
  • 朝から打合せをぶっ通しで4時間近く。最後の方は体力が電池切れ。疲れたなーと思って、ちらっと横を見たら、同席していた担当者の一人も下を向いていて電池切れしていた模様。

2008-01-12(Sat) この日を編集

_ [読書感想]怪獣記(高野 秀行)

コンゴの怪獣「ムベンベ」、ベトナムの猿人「フイハイ」、インドの怪魚「ウモッカ」と数々のUMA(未確認不思議動物)を探索してきた著者が、トルコ東部のワン湖に棲むとされる怪獣「ジャナワール」を追っているのが本書。 さすがは日本の誇る冒険文筆家にして、エンタメノンフ(エンターテイメント・ノンフィクション)の提唱者、高野秀行。めちゃくちゃ楽しいノンフィクションに仕上がっている。

ジャナワール探索行は、UMA仲間から著者に掛かってきた1本の電話から始まる。 ジャナワールの撮影に成功したビデオがあるとのニュースが、CNNに流れたというのだ。 ビデオを確認し、そのあまりのニセモノっぽさに、当初、ジャナワールについて懐疑的だった著者だが、現地の大学教授による、ジャナワール目撃者たちの住所氏名付き研究書を発見したことから、トルコに飛ぶことを決意する。

しかし、現地で調査を続けるうちに、著者たちは今まで流されてきたジャナワールに関する報道のほとんどがアスパラガス(現地の言葉で「ヤラセ」の意)であることを知るのだ。

一般人であれば(まぁ、一般人であればUMA探しにトルコまで行ったりはしないのであるが)、ここで挫けてしまうところだが、不屈の精神を持つ著者は違う。高らかにこう宣言する。

今、ちゃんとした情報を握り、客観的にジャナ(引用者注:ジャナワールのこと)を調査できる人間は世界でたったひとりしかいない。もちろん私だ。(p.106)

いやー、カッコいいじゃないですか。

そんな力強い宣言とは裏腹に、「ジャナワールを探しに来た」と言う度に、現地人に嗤われまくったり、有力な証言を得たことで燃え上がってしまった現地ガイドたちに逆に引き回されたり、幼児用ビニールボート*1とどこかで拾った板切れをパドル代わりにワン湖に漕ぎ出したりと、爆笑エピソードのオンパレードだったりする訳ではあるが。

面白いだけではなく、トルコにおける、クルド人問題、イスラム復興主義運動、台頭する極右といいた現地の政治状況も知ることができるとともに、掲載された美しい風景写真も堪能できるという、一粒で二度どころか三度おいしい一冊になっている。

果たしてジャナワールは存在するのか? 探索行の果てに一行が見たものは? あとは本書をお読みあれ。

*1 体重55キロまでの制限あり。


2009-01-12(Mon) この日を編集

_ [読書感想]ビジョルドにしては少々期待はずれかも──死者の短剣 惑わし (創元推理文庫)(ロイス・マクマスター ビジョルド/Lois McMaster Bujold/小木曽 絢子)

東京創元社様より本が好き!経由で献本御礼。

ロイス・マクマスター・ビジョルドが描く異世界ファンタジー・シリーズ第1弾が本書。

それまでビジョルドといえば「SF作家」という冠を個人的にはかぶせている作家だったのだが、初めて読んだビジョルドのファンタジーもの〈五神教〉シリーズ(チャリオンの影影の棲む城)がめっぽう面白くて認識を改めた次第。 そんな訳で本書にも期待していたのだが、個人的に苦手なラブロマンス要素が強い作品な上、ストーリー展開も遅く、少し唸ってしまった。

本書の舞台は〈湖の民〉と〈地の民〉という二つの民族が同居する世界。 一般人である〈地の民〉は土地に定住し生活する一方、特殊な能力を持つ〈湖の民〉は、生命を枯らす〈悪鬼〉を狩り、〈地の民〉と世界を守ることにその生活を捧げていた。 ある事情から家出した〈地の民〉の娘フォーンは、その旅路で〈悪鬼〉の手下、泥びとによって捕えられてしまう。 フォーンを助け出したのが、〈悪鬼〉を追っていた〈湖の民〉の警邏隊員ダグ。 その2人が出会ったことにより物語が動き出す……。

という導入部からアクションの連続を期待していたのだが、アクションシーンの山場は、本書のはじめもはじめ、いきなり80ページあたりで訪れてしまう。

残りの約400ページは、本書のタイトルにもなっている〈死者の短剣〉の謎を解くために、ダグとフォーンが〈湖の民〉の警邏隊駐屯地に向かう旅路を描くことに割かれる──のだが、それが徐々に〈湖の民〉と〈地の民〉という全く違う背景を持つ2人が障害を乗り越えて結ばれる話へと転換してしまうのである。

〈悪鬼〉をはじめとする世界の謎にはほとんど触れられず、フォーン側の両親に結婚を許して貰うことにひたすら邁進するストーリー展開には、肩透かしを食ったというのが正直な感想だ。 それでも一気に読まされてしまう点は、「さすがはベテラン、ビジョルド」な訳ではあるが……。

このシリーズは4部作とのことである。 ストーリーがどう転がるのかは、本書を読んだだけでは全く判然としない。 まぁ、ビジョルドのこと、単なるラブロマンスで4部作を書く訳もない。次巻で本書の分も大いに盛り上げたくれることを期待したい。

ちなみに、本書の訳者は〈ヴォルコシガン〉シリーズと同じ、小木曽絢子氏。 あとがきによれば、〈ヴォルコシガン〉シリーズの待望の続刊も間もなく出版されるとのことだ。 非常に楽しみである。



死者の短剣惑わし

  • ロイス・マクマスター・ビジョルド/小木曽 絢子
  • 東京創元社
  • 1260円
Amazonで購入
書評/SF&ファンタジー

_ [日常]ひきこもり

昨日の晩にちょっと発熱したのだが、今朝には引いていた。

大事をとって今日もひきこもり生活。

読書したり、休んでいた間に溜まっていたメールを返信をしたり。


2012-01-12(Thu) この日を編集

_ [書評]『雪男は向こうからやって来た』──雪男に魅せられた人々を鮮やかに活写するノンフィクション

雪男は向こうからやって来た(角幡 唯介)

チベット奥地のツァンポー峡谷単独踏破を記録した処女作『空白の5マイル』(書評はこちら)で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞をトリプル受賞した著者の第二作が本書。今度はなんと雪男探索行である。

といっても本書のテーマは雪男そのものではない。雪男に魅せられた人々を鮮やかに活写する一冊だ。

UMA(未確認生物)探索行といえば、著者が所属した早大探検部の先輩にして『幻獣ムベンベを追え』を上梓したノンフィクション作家、高野秀行という先人がいる訳だが、著者の雪男に対する態度は極めてクールだ。

雪男など、申し訳ないが、これまで生きてきて気になったことなど一度もなかった。

UMA探しに夢中になる探検部の仲間についても

ちょっとどうかしているんじゃないかと思っていた。

と正直な気持ちを吐露している。

そんな著者が世話になった人の頼みを断りきれず、2008年に行なわれたヒマラヤ雪男捜索隊に加わることになる。

捜索隊を率いるのは今度で雪男捜索が3度目になる65歳になるベテラン登山家。彼の話から著者は芳野満彦や田部井淳子、小西浩文といった著名な日本人登山家が雪男を目撃していたことを知る。

著者は実際に田部井や小西から雪男の目撃談を聞き、さらにヒマラヤ雪男伝説の歴史を紐解いていく訳だが、そんな中でも白眉なのは、かつてフィリピンで残留日本軍兵だった小野田寛郎少尉を発見した冒険家鈴木紀夫のエピソードだろう。

鈴木は5度もの雪男探索行を実施し、最後になる5度目の探索で雪崩に巻き込まれ命を失うという、まさに雪男の魔力に取り憑かれた人だった。

鈴木の足跡を追うように、著者はジャングルを越え、氷河を渡り、ヒマラヤ奥地へ達する。

最後まで雪男という存在には懐疑的な著者だが、いつしか雪男という存在を目撃したがゆえに人生の向きを変えられてしまった人々への強い共感を覚えていく。

捜索隊撤退後、単独で鈴木が亡くなった場所を訪れた著者が鈴木が見た風景に思いを馳せるラストには胸が熱くなった。

傑作である。


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